2010年08月27日

20100122 NY-01

 出発の前夜、凍てつく空気の中を愛車カリーナを駆って実家へ向かった。車はバッテリーを外して実家の車庫で2ヶ月ちょい眠っててもらう。準備は万端である。ザックは8kg。これひとつで世界一周をする。体調も良いが、緊張感からか落ち着かない。なにせ生還率50%の旅、アメリカもブラジルも南アフリカも銃器の蔓延した国だ。強盗するのにまどろっこしいことはしない。ズドンと殺っといてからゆっくり剥がす。白昼堂々、人通りの真ん中で殺られるという、通行人は見て見ぬ振り、死体は放置・・・しかし事前に護身術を相談に行った少林寺拳法の先生も、Recife在住の師匠の友達も、在日ブラジル人の友人たちも口を揃えて「あんたみたいなん襲う奴誰もおらへんて」・・・それでいて音楽の楽園・・・こうしたそれぞれが、全く頭の中で繋がらないので余計不安が増してしまうのであろう。口から心臓が飛び出しそうなほどの緊張感の中、あまり眠れずに朝を迎える。

 伊丹空港8:00発成田行きの全日空NH2176便である。5時に起きて軽く食事をして6時に実家を出た。阪急電車に乗って旅立つというのは気分が良い。朝の早い仕事をしている妹が途中まで付き添ってくれた。妹はあの震災のとき、母が私の身を案じて、交通機関の途絶える中、徒歩ででも六甲山を越えると言って聞かなかったのを、泰然自若として思いとどまらせたほどの肝っ玉の持ち主であったので、今回の旅行計画に動揺を隠せない母を尻目に、遠足にでもついてくるような軽い感じで電車に乗り込んだ。思えば妹と二人で電車に乗る事なんて初めてかも知れない。なにからなにまで、これが最初で最後かも知れないなどと、自分で計画しておきながら、実は私は母譲りの心配性で、ある事ない事をほじくり返しては心配していたのである。しかし電車は進む。蛍池駅に着く。モノレールがやって来る。空港に着く。手続きは進む。飛行機に乗る・・・

 成田まではすぐだった。隣のおばちゃんがトイレに立って戻って来たらもう降下しはじめた。茶が一杯出ただけである。成田発11:00のNY行き全日空NH10便は機体整備のため搭乗が20分遅れ、出発が40分遅れた。今回の長い長い旅を通して、飛行機が遅れたのはコンゴ国内線を除いてはこの一便のみである。しかしそんな事に頓着するような急ぎ旅ではない。この便は日本時間の1/22午前11時に出発して、なんとNYに現地時間の同じ日の午前9時半に着く。太平洋の真ん中で日付変更線を西から東に越えるので、計算上ここで24時間逆戻りするからだと、頭ではわかっているものの、なんだか一日得したような気分になる。日本時間で11:40出発、13時頃ランチ、15時には早くも夕闇、21時に朝 !! 長距離便は、何時に食事を出すかが難しそうだ。日本とNYの時差-14時間、フライト時間12時間半・・・ううん、まあ細かい事はええやろ。機内食は三食とも今回の旅で一番まずかった。あかんぞ全日空。NYほぼ定刻に到着。しかも入国審査はあっけないほどのフリー・パス状態。ううむ・・・ムラがあるんよね、そこがアメリカらしいというべきか。

 

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 NYJFK空港は、伊丹空港のようなシンプルなターミナルを8つ円形に配置し、それらの間をAir Trainという無人の2両編成の列車が運行するかたちになっている。環状鉄道内をターミナルを結んで循環している列車と、市内へ出るための鉄道やメトロにアクセスする列車がある。旅の始まりである。楽しもう。

 

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 鉄道少年である私は、Howard Beachへ出て、メトロの所謂「A Train」でハーレム入りする事も考えたが、NYの郊外列車にも乗ってみたくなったので、Jamaica Stationまで行ってLong Island RailroadでPennsylvania Stationまで行き、都心を散策した後、メトロ2号線で135St.まで上がる。強烈に寒いと聞かされていたが、幸運な事に寒波が去った翌日だった。

 

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 ハーレムのちょっと北側、かつては荒れた場所だが、今は閑静なタウン・ハウスの建ち並ぶ一角である。135St.を西へ歩いてみる。黒人が多い・・・というか、黒人しか見かけない。両側にびっしり路上駐車された道路の歩道を、物陰から距離を置きながら歩く。映画に出てくるままの、歩道に階段の突き出した集合住宅が整然とそびえる。ガキが遊んでいる。若いのが階段で話し込んでいる。向こうから品の良さそうな黒人が一人歩いて来る。ダーク・スーツにシルク・ハット・・・いやかっこええ・・・すれ違い際に目が合ったので軽く会釈すると「Good Morning」とにこやかに挨拶してくれる。同じイントネーションで返す。危険は感じない。Malcom X Blvd. (6Av.) から始めてAdam Cleyton Powell (7Av.) を通り越し、Frederick Douglass Blvd. (8Av.) に達する。角にDelicaがあったので、水を買う。全て普通だ。別に違和感はない。やはり危険も感じない。徐々に警戒を解く・・・と、なんとも懐かしい匂いが漂って来る。自然に足がそっちへ向く。

 

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 こういうのん見つけるんは早いんよね。早速中に入る。うっとくるココヤシ油の臭いとともに湯気で眼鏡が曇る。ランチ・タイムであるので割と混雑している。交わされている言葉は、かなりフランス語訛りのきついクレオールだ。店の隅で話し込んでいる、周りより黒い二人連れの放す言葉尻にWolofの語尾が聞こえるので、おそらくセネガルだ。「Buffet」というのは量り売りの安メシ屋の事だろう。真ん中にどかんとバイキング用のステンレス保温器があって、20種類くらいの料理が盛られている。飯屋に来てする事はどこも同じである。適当に上手そうなものを取って皿に盛りつけ、カウンターに持って行く。飲み物はいらんのかと訊かれたので、「Coke」をくれと言う。合わせてUSD8ほどだったので\700くらいか。一部始終を注視する客の視線を背中に感じるが、さほど刺々しいものではない。やがて自分たちの関心の方へ移って行くところは都会的だ。そこで食っていると、隣のヤツが「どこに泊まる ?」と訊くので、「これから捜すところだ」と言うと、「日本人か、それならこの先に安宿があるぞ」と言って、番号を書いた紙をくれた。NYは番号で住所が特定できるところが便利ではある。それを見ているうちに男は出て行ってしまったので、ゆっくり飯を平らげてから「また来る」と言い残してその番号のところへ行ってみた。日本人ばかりが集まって雑魚寝しているドミトリーだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Tambo de Choro

2010/09/18 (土) 18:00頃からここだけの話やで。あんまり誰にも言うたらアカンで。
稲刈りの終わった田んぼでブラジルの都市音楽「ショーロ」を楽しむ静かな会を催します。

「ショーロ」についてはここに良くまとめられているのでご参照ください。
http://www.naomikumamoto.com/
「サンバ」の生まれる以前、クラシックとクレオール音楽の融合から生まれた、
器楽合奏を中心にした、優美で繊細な音楽です。

入場無料・駐車場に限りがありますので、出来ればコメントにてご一報ください。
場所は


出演: Conjunto Chove Chuva

ぺー (flute)、イノリ (key)、良ちゃん(bandolim)、加藤顕充(cavaquinho)、つじ (g.)、ぱあこ (pandeiro)、伊丹 (cajon)

 

ご興味のある方はどうぞ・・・


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2010年08月25日

Farminhos 稲刈りの予定

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 この田んぼを見ると、俺なんかまっだまだ度胸が足りんよなあ・・・って痛感しますね。

 

 さて稲刈りの予定です。9月は師匠の田んぼをはじめ、ほぼ毎週どこかで何らかの形で稲刈りを体験していただけますので、やってみたいと思われる方は是非ご一報ください。ブログにコメントしていただいても、私にメールが届きますので、個別に対応させていただきます。稲刈りは鎌を使って手で刈り、稲木というものを組んでそこへかけて天日干しにします。晴れた日数換算で約14日乾燥させてから、脱穀・臼摺という過程を経て玄米になります。9/04 (土) に稲刈りが始まりますので、それを取り入れる9/18 (土) 以降は、稲刈りと脱穀以下の作業が重なって行きます。加えて野菜の収穫、夏野菜の後片付け、冬野菜の種蒔き・・・と、本格的な秋の農繁期が始まります。農業体験をしてみたい方は、是非ご連絡ください。ご案内させていただきます。

 

 4日(土) 師匠・あきたこまち稲刈り<ネイチャーキッズ>
11日(土) 師匠・峰の雪モチ稲刈り<自然塾>
18日(土) 師匠・黒米稲刈り<公民館講座>・あきたこまち脱穀・臼摺り・試食・収穫祭

19-20 (-月祝) 伊丹・コシヒカリ稲刈り
25日(土) 師匠・ひかり新世紀<自然塾>、伊丹・赤米稲刈り・峰の雪モチ脱穀、以下順次脱穀・臼摺が並走して続きます。

10月未定  加納家・コガネマサリ (山中の棚田の稲刈り)

 

 9/18 (土) は、今期初めて米の収穫なって食べる事が出来る日です。これを祝って収穫祭を行う予定です。とはいっても稲刈りと脱穀を並走させながらのイベント準備ですので、できたての新米をメイン・ディッシュに、豚汁を作るのが手一杯でしょう。峰の雪モチと黒米の稲刈りが終わった跡地、赤米の穗が映える中、ハザカケされた稲穂の馬ノ背をバックに「ブラジル音楽ショーロの夕べ」を執り行います。残念ながら送迎までは手が回りませんが、足の手配はさせていただきますので、参加してみたい方はご連絡ください。個別にご案内させていただきます。場所は、JR道場駅から徒歩30分、神鉄道場駅から徒歩10分、中国道西宮北ICから車で5分という見当です。

 

 今後、このブログは、一部の記事がNPOや私のところへ集まってくれている農作業体験グループの連絡を兼ねる事になりましたので、一般の読者の方向けでない記事が入る事があります。その点ご了承ください。また、そのような方でも、農作業やNPO活動にご興味のある方はご連絡いただければ、個別にご案内させていただきます。よろしくお願いします。

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20100818 月遅れ盆送り火

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 盆が過ぎてなお暑い日々が続く。稲にはこの方が良いようで、見た限りとても健全そうである。畦に植えた丹波の黒豆も花が咲きはじめている。しかしこのように暑い夏は、稲は実を守るために籾を厚くする性質があるという。外観は立派そうに見えても、稲刈り・天日干し・脱穀・臼摺りとプロセスを経て行くうちに目減りして行って、玄米にしてみたらなんぼもなかったという事にもなるらしい。かといってこの高温はどうする事も出来ず、なるべく熱を奪うために水をかけ流しにするのがせいぜいのところである。これを「高温障害」という。

 

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 ボッキーニを柵仕立てにしていたのであるが、伸びた分だけ誘引しようとして「パキッ」・・・やってもた。ズッキーニは主幹が折れたらそれっきりで枯れてしまうのが非常に大きな問題である。柵仕立てにした効果としては、途中で腐る実が少なくなって収量が上がった事であるが、不自然な体勢を取らせているのは間違いなく、このように一瞬で終わる危険もある。来シーズンは、低い位置にすのこのようなものをしつらえて、そこへ這わせるような工夫をしたい。それでもまっすぐ伸ばそうとして「パキッ」・・・てやってまうリスクはあるよな・・・

 

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 畑の隅に捨てたコシヒカリの苗が実っている。

 

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 カボ茶が熟しはじめたので収穫する。まだまだ穫れる。さっそくカボ茶の冷製ポタージュにする。肌に凹凸のない緑のものを「カボ・ヴェルデ」というが (嘘やで !! ) 、そちらはまだ青い。

 

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 途中で息切れしたへうたんを切って中出し・・・失礼、中身を出して陰干ししたがこのとおり使い物にはなりませなんだ。

 

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 お隣さんと相談して、大根や白菜の種蒔きのために土を乾かして整地したいからと言って、暗渠を抜かしてもらう。みるみる一日で水が抜けてじゅるじゅるだった畑が元に戻る。

 

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 あまりにも暑いので、こういうカラッとしたものばかり作って食べてるんよね。カボ茶の冷製ポタージュ・夏野菜とブータンししとう心頭滅却ピラフ・キュウリのキムチ・梅シロップ炭酸割。

 

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 ひさびさのヒット作: オクラとトルコ白ズッキーニの鶏肉挟み揚げトマトソース和え

 

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 昨年食べたスイカの種を畑にまいたら小さいのんひとつだけ出来たきり枯れてもた。

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2010年08月15日

20100813 月遅れ盆迎え火

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 秋風の吹く今日この頃である。向こう側コシヒカリは開花を終えて結実期に入っている。カメムシの被害が散見される。手前は赤米、先日の台風で全体に北西方向へ靡いている。

 

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 ようやく韓国とブータンの唐辛子が実った。しかし草丈は非常に低い。

 

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 生き残った二本のオクラも茎がしっかりして葉も大きく、毎日収穫できるようになったが、いかんせん二本ではおかずにも足りない。

 

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 ブロッコリーとカリフラワー。初期の頃はまめに虫取りしたが、そのうち打ち勝って放任できる。

 

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 ようやくニガウリひとつ。

 

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 ピリピリもハラペーニョも、なんとか成長しはじめた。

 

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 頭を突つかれたタンザニアのトウモロコシ、網をかけても網越しに鳥が突つく。

 

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 バジルと赤シソの葉を摘んで、Pesto Genoveseとシソジュースを作る。

 

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 Pesto Genoveseのレシピは特に決めていないが、バジルの葉は洗わずに使う。その重量500gだが、虫食いのあるもの、傷んでいたり汚れていたりするものは除去するので、今回は実質350g程度であった。これに対して、だいたい松の実100gを軽く煎って、ニンニクだいたい拳くらいにオリーブ油を1カップほど入れてミキサーでペーストにしておいて取り出し、バジルの葉を汚れを拭きながらふんわり八分目程度にミキサーに入れ、オリーブ油を少量ずつたらしつつミキサーをまわす。

 

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 ペースト状になるまでに時間をかけてしまうと、ミキサーのモーターの発する熱や材料が擦れ合う熱でバジルが傷み、色と香りが悪くなる。香りが命であるのでとにかく熱は禁物。保存食品なので余計な水分も禁物。葉を洗わないので、収穫のときに汚さないように注意し、加工のときによく選別して使う。家庭用のミキサーでは一回に作れる分量が限られるので、まずは葉と油だけで少量ずつペースト状にしてボウルなどにためてゆき、そこへ塩やParmigiano Reggiano、松の実とニンニクのペーストを入れて全体を混ぜ合わせる。煮沸消毒して良くさまして乾いた瓶に詰める。

 

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 夏の後半のためにシソジュースを作っておく。これも洗わずに使う。頭頂部の葉のうち、丸まっているものはこの時期必ず虫が巣を作っているので除去する。選別して汚れを落として茎を除いた葉の部分だけの分量で350g、これに水2リットルとグラニュ糖1kg、レモン果汁3個分またはクエン酸25gくらい。直径30cm位の鍋が必要。水を沸騰させて、シソの葉をふわりふわりと何回かに分けて放り込む。放り込んだら木杓子で混ぜると葉が縮んで次が入れやすくなる。煮出す時間は全体で5分程度、すぐにざるに空けて砂糖を入れ、生暖かい程度にまで冷めてから酸味を入れる。砂糖を1kgも使うので、出来上がりは2リットルより多くなる。原液は4-5倍に薄めて飲む。ソーダ割が最高。

 

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 トマトもようやく毎日収穫できるようになったので、数日分をまとめてペーストにしてしまう。トマトを湯剥きにして細かく刻んで鍋に入れて、3分の一くらいになるまで煮詰める。

 

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 こんなけ↑使ってもこんなけ↓かよ (`へ'っ) トマト・ペーストは保存性が命なので、瓶を煮沸消毒するのみならず、全体を濤沸殺菌する。まずは煮詰めたペーストを瓶に入れて、蓋をしないで20分煮沸、その後軽く蓋をして20分煮沸、熱いまま取り出して蓋をしっかり閉める。

 

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 なに? コンロが汚い ?? うるさいわい、余ったトマト・ペーストでコンゴ風Madesu na Ngulu・・・豆と豚肉のトマト煮ね。これに純キン製ピリピリつけたらそらあんた心頭滅却すれば火もまた涼し・・・夏バテの正しい乗り切り方はね、日本人みたいにそうめんとか冷や奴とかあっさりしたもんに偏ったらアカンの。常夏の国でみんなが喜んで食べてるもんをおんなしようにして食べたらええねん。だって考えてみいな、日本の夏なんてええとこ2ヶ月や。夏バテや夏バテやゆーてる間に夏は終わる。せやし夏を乗り切る食文化なんてそんなに発達してない。日本はむしろ冬を乗り切る食文化や。せやけど常夏の国は、夏バテなんて言うてたら一年中夏バテしてんなんから、否応無しに夏を乗り切る食文化が定着する。そのひとつがこれや。めっちゃ旨いし体力もりもりちんぽどぴゅどぴゅや。おまえらには絶対食わしたらへん。

 

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親指ピアノ注文続く

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 なんと親指ピアノの注文が相次いでいる。そらそうやろ、世界でも例を見ない三種類もの着脱と調整可能な雑音発生装置を備え、それをシンプルなデザインの中に落とし込んだ逸品である。まああたりまえといえばあたりまえのこまああといえばたたりまえまえといえばあまえあたりまえのこまばあまえりっいえばあまえりっりまといえまえりまえののこたえのばああたちゃまといえまえりまえののこたえのばああたちゃりっりたりままあああといえばたたりまえまえといえばりまといあまえりっいえばあまえりっりまといえまえりまえののこたえのばああたちゃまといえまえりまえののこたえのたたりまえまえたりまえのこまああといえばたたりまえまえといええのことやな。

 

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 今回の出荷分から改良版である。この親指ピアノは、ほぼ廃品のみで作る事を前提としている。演奏するキーは、自動車のワイパー・ブレードの芯である。下の駒に当たるパーツは、従来は大型車の幅広のものを用いていたが、十分なテンションと弦高・・・いや上板からキーまでの間隔が得られない事、上の駒・支点・下の駒の間隔が狭くなりすぎて支点に力が集中しすぎ、又釘が早く緩む事が難点であったので、下の駒を捨ててあった傘の骨で代用してみた。これをたたき潰して平らにすると、幅が従来よりも広くなるので高さが稼げる。したがって支点と下の駒との間隔に余裕ができるので、支点にかかる力も軽減され、品質が安定した。加えて、下の駒が共鳴箱の中寄りに降りて来たため、音色が少しまろやかになり、音量が増した。

 

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 さらに気を良くして、そのやり方でゲラッチにもろた板バネで組んでみる。これがまたすこぶるええ。

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20100807 立秋

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 8月に入ると同時にツクツクボウシが鳴きだした。夏も終わりである。過ぎ行く夏を「つくづく惜しい」というて鳴くのである。この頃からクマゼミの鳴き声に悲壮感が漂いはじめる。それまでの、どっしりとした生暖かい湿気が徐々に軽くなる。クマゼミの鳴き声の響きも空気の変質に応じて変わるのであろう、抜けが良くなってどこか空虚な感じがして、それが過ぎ行く夏の寂寞感を感掻き立てるのである。先日、休みなく続いた農作業が一段落したのにあわせて、一日気ままにぶらぶらと近くをドライブしてまわった。ここは、かつて故大石輝一画伯が尊敬するゴッホが愛してやまなかったという南仏の風景を三田近郊の丘陵に求め、日本へ来る夢を果たせなかったゴッホへの鎮魂の意味も込めて、私財をなげうって建設した芸術の森である。「アートガーデン」といったが、今は廃墟となって看板もない。

 

http://www1.odn.ne.jp/pavoni/index.htm

 

http://www.city.sanda.lg.jp/shisetsu/263.html

 

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 現状はこのように無惨に荒れ果て、南仏をイメージした瀟洒な洋館もその風情を思い起こすよすがもない。近年では心霊スポットとしてガキどものターゲットとなって荒れ果てていたのを、遺族や近隣の有志が保全活動し、それに三田市も協力して、取り壊しの危機だけは避けられたようである。訪れたときも、庭園の草刈りだけは済まされていたが、やはり夏の盛りに小径を奥へ進むだけでも蚊の猛攻を受ける有様で、這々の体で帰って来た。なぜここへ来たかというと、私は夙川在住時代に、大石氏のパートナーであった邦子様が経営されていた、「Cafe la Pavoni」のすぐ近くに住んでいて、時々そこへ行った思い出がある。このカフェは、まさに古き良き夙川の象徴であって、芦屋の「ハナヤ勘兵衛」と並んで、本当の意味での芸術的格調の高いサロンであった。

 

http://web.mac.com/jakiswede/iWeb/314landscapes/3142hozanso.html

 

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 さてそこをあとにして、千丈寺湖や永沢寺をまわって母子 (もうし) にて無農薬の茶を買い求め、さらに北上して篠山へ行った。いつきてもひなびた城下町である。有名なデカンショ祭りの前で幾分華やいだ感じがある。ここで農業体験とかフェ兼民宿を経営しておられるところがあったので、そこを訪ねた。

 

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 鶴の子大豆に実がつきはじめている。しかし草丈が非常に低く、茎もひ弱である。隣の丹波の黒豆は、平年並みにたくましい。

 

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 イチゴの親株に掴まって獲物を狙うカエルの子供。このあと、獲物に飛びかかったのは良いが、足がイチゴのランナーに引っかかって転倒・・・生きて行くのはそう楽ではない。

 

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 父の具合が悪くなったというので、母を支えるために実家に戻る。二階の母の部屋からは宝塚の花火が見える。

 

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 父の入院に付き添った翌日、渋滞を回避するために山越えで三田に戻る。途中、新名神高速道路の工事現場を通る。緑深い渓谷が、またひとつ消えていく。車は減って行くのに・・・

 

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 その夜、師匠のNPOと共催によるシュラスコの会である。百姓仕事を手伝ってくれているメンバーが、キューバ風のシチュー料理などを作ってくれ、私はフェイジョアーダとコンゴ風の煮込み料理を作った。ゲストは自力で来られる人に限り、25年来のコンゴ人の友人一家や、よく遊んでくれているブラジル音楽演奏家を招き、この場では日頃は子供たちが主役であるが、今夜は珍しく大人の会となった。写真はミュージシャンの肉食美女とそれに食われた男の左手。

 

 

 

 

 


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2010年08月03日

コシヒカリ穗孕み

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 コシヒカリが穂を孕んでいる。ほぼ全部の株に見られるので、数日後に出穂と見て良かろう。ということは、いろいろな条件があって遅れたとは言うものの、生育は順調という事だ。ほぼ計算通り、稲刈りは9月18-19、様子を見て一週間遅らせる事もあり得る。

 

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 タンザニアのトウモロコシも自慢の赤毛をたなびかせている。しかし穗が風で折れたんよね。仕方なく保管して花粉を降ってやる。

 

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 ニガウリが出来んもんやさかい買うてきてチャンプルーにするが、なんかおかしいのう・・・半日でしわしわになったで。

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旅の概要

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 旅の概要を記しておこうと思う。

 

2010/01/22 出発〜New York Harlemに滞在、Spanish Harlem散策とJazzライブ、Jamaica人コミュニティにて旧友に会う。

2010/01/26 Rio de Janeiro Favelaに滞在、Samba、Choroの練習に参加、ライブ鑑賞

2010/01/31 Salvador 同上

2010/02/09 Recife/ Olinda 同上、Carnaval鑑賞

2010/02/19 Johannesburg Sowetoに滞在、地元ミュージシャンと交流

2010/02/22 Kinshasa 師匠に再会、地元人気バンドの練習を見学

2010/02/24 Inongo Mayi-Ndombe湖畔に滞在

2010/03/01 Nkile ピローグを買って川を遡行

2010/03/04 Iboko ぬかるみのジャングルを徒歩で山越え

2010/03/06 Bikoro Tumba湖畔に滞在、伝統楽器Lokoleを入手

2010/03/09 Mbandaka コンゴ河下りは断念

2010/03/13 Kinshasa Matongeに滞在、音楽三昧の筈が・・・

2010/03/23 Cairo バザールや旧市街・ピラミッドを観光

2010/03/25 Lisboa〜Obidos〜Marvao Angola人音楽シーンに接触を試みる。ポルトガルの小さな田舎の村で寛ぐ。

2010/04/04 Istanbul〜Gallipoli トルコ人美女とともに観光、エーゲ海岸の村に滞在。

2010/04/12 帰国

 

 旅の準備段階は去年のブログに格納してありますが、開いてみたところサポート会社の変更により、ちょっとエラい事になっとったんで、わかりやすいように取りまとめました。ブログですので、日付逆順に並んでます。このページの「ザイール・ヤ・バココ第三の旅」の一番下の記事から読んでいただけるとよろしいかと思います。

 

 http://homepage.mac.com/jakiswede/iblog/C1750342249/index.html


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