2012年04月28日

20120430-0506 cafeminhos

思えば1年前でした。私が初めて「六甲山カフェ」のカウンターに立ったのは・・・

まあソレからエロエロ・・・失礼、いろいろありまして、
こうしてようやく一周年を迎えることができましたのもひとえに私の人徳・・・
失礼、皆様のご理解とご協力あっての事と感謝致しております。
誠にありがとうございました。またこれからもよろしくお願い申し上げます。
お客様の皆様には一年間のご愛顧に対する感謝の気持ちをこめて、
メニューの一部を値上げさせていただいただけでなにもお返し出来ず、
大変痛快・・・いやいや断腸の思いが行ったり来たりでございますが、
ともかくこれからも男臭くこってりしたメニューで一線を画して参る所存、
値段でなく個性で勝負致しますのでどうかよろしくご理解をお願いしといたるわ。

さてメニューです。

「六甲山カフェ」定番メニュー


 山カフェコーヒー (上り/下り) \350

 ハーブティー (上り/下り) \400

 ゆず茶 \300

 ゆずスカッシュ \350

 赤紫蘇スカッシュ \350

 ワイン (赤/白/スパークリング) \500/ glass, \2,500/ bottle

 ウィスキー (バーボン/アイリッシュ) \500/ glass

 焼酎 \500/ glass


cafeminhos オリジナル・メニュー

モーニング 8:00-11:00

 モーニング・セット \400

 カプチーノ・セット \450


ランチ (11:00-15:00)

 fわりとフツーのチキンカレー \500

 f子羊のウズベク・シチュー \500

 f黒インゲンと腸詰豚肉のフェイジョアーダ \500

  以上はライスとパンが選べます。

 塩おでん定食 (おでん3こ + コシヒカリと赤米のお赤飯) \500


カフェ

 エスプレッソ \200 (値下げしました !! )

 マキアート \200 (値下げしました !! )

 カプチーノ \400

 シルクロードの香茶各種 \350

 シルクロードの香茶スカッシュ \350


物 販

 プチパン \100

 クッキー \100

 塩おでん \100

 ホットドッグ \350

 ピザトースト \400

 ゆでたまご \80


5月のマスター・ローテーションが決まりましたので、お知らせ申し上げます。


 5/01-02 (火-水祝) cafeminhos

 5/03-04 (木-金祝) どいぱん + 六甲山カフェ

 5/05-06 (土-日) cafeminhos

 5/12-13 (土-日) どいぱん + ROCKCAFE (祝 !! ドクター岩崎マスター・デビュー)

 5/19-20 (土-日) cafeminhos

 5/26-27 (土-日) どいぱん + ATEYA


BGMは、独断と偏見満載「カフェミーニョスの偏愛的ブラジル音楽のススメ」


 上記メニューのうち「f」マークのついたものは、私の畑の野菜を主に使っております。化学物質由来の資材は一切不使用の露地栽培です。田舎暮らし農業にご興味おありの方、私の畑で農作業体験が出来ます。くわしくは、「farminhos」で検索してください。

「六甲山カフェ」は、高座の滝の前にある大谷茶屋さん向かいにて、交替マスター制で運営されている洞窟カフェです。通常の営業時間は10:00〜16:00ですが悪天候による休業の場合あり。


http://www.mapion.co.jp/m/34.7424313888889_135.291656388889_8/ 


 

 
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2012年04月27日

20120427 farminhos作業予定

farminhosの皆様

朝から夕まで急ピッチの農作業、夜はバイトで疲労全敗、とてもブログの更新なんて出来ないのでありますが、
そんなことゆーとったらいっこうに埒が開かんので、取り急ぎ乱文ですが近況をアップしておきます。
現状はそっちを見といていただくとして、作業予定のみお伝えします。

4/27 (金) 田んぼの畔打ち・シート張り・苗代準備
4/28 (土) 畑の除草・試験入水
4/29 (日) 県取り・畦塗り・パン仕込み・シチュー仕込み
4/30 (月) cafeminhos @ 「六甲山カフェ」
5/01 (火) cafeminhos @ 「六甲山カフェ」
5/02 (水) cafeminhos @ 「六甲山カフェ」
5/03 (木) コシヒカリ・黒米浸水・代掻き・畦塗り
5/04 (金) 水漏れ対策・土手斜面の草刈り (男)
5/05 (土) cafeminhos @ 「六甲山カフェ」
5/06 (日) cafeminhos @ 「六甲山カフェ」
5/07 (月) 昼寝

新しい畑の準備を進めています。全部で18本の畝を品種ごとに6グループ各3畝で回して行きます。
ナス科: ジャガイモ (植え付け済み) ・ナス・トマト・ピーマン・唐辛子類
瓜科: キュウリ・ニガウリ・カボチャ・ズッキーニ
豆科: インゲン・大豆・丹波の黒豆・小豆
アブラナ科: チンゲンサイ・ベンリ菜・菊菜・コカブ・ラディッシュなど
ヒルガオ科: サツマイモ
その他: トウモロコシ・オクラ・ゴボウ・雑穀 (キビ・アマランサス)

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

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20120425 麦の出穂

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「東の田んぼ」の藁を沈めるために、敢えて水を張ったまま代掻き状態にして全体を鋤く。このまま藁の腐食を待ち、5月下旬に田植えを迎える。


 


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 新しい畑については、全体を鋤いたあと、土を乾かす目的で、一旦溝を切って畝立て状態にする。畦に等間隔に18本の支柱を並べ、その間を2山ずつに立てて行く。なぜ18かというと、連作障害の問題があって、最も深刻なナス・豆・ウリの3種を明確に分離し、その間に1畝ずつを挟んでサツマイモ・アブラナ・その他の品種を配置するため、すなわち6グループ各3畝ずつという考え方である。私の畑には12本しか畝がとれないので、6x2の配列となっていて、ナスにしろマメにしろウリにしろ2畝ずつにしか植え付け出来ないのが窮屈であった。


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 やると決まったからには出来るとこから始めて行く。立てた畝の手前2つを整地して、ダメ元で師匠が余らせた種芋を植え付ける事にする。


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 土が未だ田土の状態なので違和感はあるが、ともかく善は急げである。


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 芽の伸びきってしまった種芋だが、先に芽掻きをしているようなもので、これから伸びる芽を優先して徒長したものは掻き取って植える。続く作業は、残り16畝の土の乾くのを待って、確実に畝立てして行く事である。ここで鍬の使い方を体得出来る。


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 私の畑の近況も載せておこう。空豆は順調に育っている。間もなく腋芽掻きと支柱立てをする。間に植えたアブラムシ誘因用のゴボウも生長している。その左、白菜の花は満開で毎日腹一杯食べても食べてもあとから咲いて来る。このエネルギーで春の農作業を乗り切る。


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 タマネギの畝は除草を終えた。谷間を片付けたら切り藁を敷く。


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 アブラナ科の花も最盛期、冬越しの日常野菜もトウ立ち前の成長著しいので、今が食べ時。


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 自家貯蔵のジャガイモも順調に発芽、左は大根の花が咲きはじめた。近日中に除草して大根として残っているものは収穫して切り干し大根に、他は心行くまで花を食べ尽くしたあと、ここはナス・トマト・ピーマン・唐辛子類に。


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 除草・施肥・整地を終えて種蒔きを待つ瓜科予定地、先ずは手前に日常野菜を2条にまき、その間でキュウリと苦瓜を育てる。奥にはカボチャとズッキーニをまく。


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 イチゴも除草を終えると株が立って来た。


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 見えにくいかもしれないが、青ネギに花、アスパラは次々に芽を出し、エンドウはネットに絡みはじめている。このエンドウは発芽が非常に遅くて心配したが、ようやく生長の兆しあり。次はこの右手前を整地してハーブを蒔く。


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 麦・・・出穂している。


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20120422 オニオン・ペースト

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 芽の伸びはじめたタマネギを片ッ端゜から炒めてペーストにする。シチューのベースに、カレー用にはスタータにクミン・シードを加えたものを作る。シチュー大鍋に10回分ほど作ってやっと半分。これなら「山カフェ」で毎週出しても次の収穫まで持ちこたえそうである。


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20120421 Bahar

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 かねてから親しくしていただいているトルコ航空のトップCAの美女が、ご両親を連れて来日・・・正確には4月の初めにご両親を伴って来日され、東京や広島の友人に託したあと勤務でイスタンブールと日本の間を何往復かされていたのだが、ご両親の日本滞在の最後の日程を大阪に設定し、彼女の関西空港便の乗務に合わせて帰国されるので、春の大阪をご案内申し上げた。大阪人たるもの大阪城など観光した事がないので、どっちがガイド役かわからん体たらくだったのだが、日本の名所とあってなかなか外国人も多く、すっかり旅行気分を味わわせてもらった。幸せのお裾分けであった。

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2012年04月25日

20120419 Pāo de Marqandinho

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 桜と良い天気に誘われて、ついつい自転車を駆って近くの建築遺産「千苅ダム」を訪れる。付近は既に山桜が満開、八重桜もちらほら咲きであって、石の黒と水の白、木々の緑と花の薄紅のコントラストが誠に美しく、暑くも寒くもないさわやかなときでありました。


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 ダムには、神戸市浄水場があって、その庭園は近在の桜の名所である。のだが、ここは「桜まつり」以外の時期は一般には閉鎖されていて、しかもその時期は都市部の「染井吉野」の開花の時期に合わせてあるので、今年のように開花の遅い年は、祭の期間中に花はなく、満開の今になっては隣接する公衆便所の脇から窺うしかないのである。


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 個人的には隣の集落にある「南所薬師堂」に隣接する庭の桜が最も好きである。この西斜面に立つ古木から漏れる陽に花びらが裏から照らされて光る様はことのほか美しく、写真左手枠外にそそり立つ椿の巨木とあいまって壮観である。また西斜面は民家の裏庭になっていて、その家では裏庭と一体になった斜面に桜や桃、梅の木を配し、遊歩道を作って開放しておられる。手入れも行き届き、四季の花々も楽しめる隠れた息抜きの場である。


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 さてウズベキスタンから戻って、彼の地の「ナン」を食いまくり、工房へもお邪魔してその生地について見聞した事から、従来の私のパン生地を改良しようと模索し続けておるのであるが、このほどようやく一定の結果が出せるようになって来た。


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 中央がほぼ従来の密度の生地である。普通にトーストして食べるのであれば、これは申し分ない。ところが、シチューにつけて食べておいしいものをとなると、もう少し疎で柔らかく、粘り気と気泡のある生地が良いと思う。左のように、強力粉と薄力粉を混ぜドライ・イーストで醗酵させる方法であれば、どうにか目指す状態の生地を作ることができるようになった。これを現在育成中の「レザン酵母」で発酵させることができれば、そのとき新しく名付けよう・・・「Pāo de Marqandinho」・・・日本は菓子パン文化であるので、日本でまじめにパン作りに取り組んでいる人ほど、菓子パン味覚に流れるような気がしてならない。しかし食事につけるパンは、あくまで主食であり穀物の旨味を引き出すものと考えているので、複数の穀物が醸す雑味を生かした生地も魅力のひとつとなりうる。右は、強力粉と薄力粉の主たる生地へ、玄麦・赤米・黒米をミキサーで粉砕したものを混ぜて、しかも食事向きの状態を目指したものであるが、水分量の見極めが上手く出来ずに生地がだれて下に溜まっているのがわかる。


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 今日は、都合三つの仕事を並行させている。余った豆を混ぜて最後の味噌を仕込むべく、麦麹を起こすのである。去年分けてもらった玄麦を浸水して水を良く切り、これを蒸して麹菌を植え付ける。


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 例によって、写真用保温器の上に置いた二重バットの中に更にバットをしいて保温する。


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 この上に白いバットを逆さに重ねて蓋をする。


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 いまひとつの仕事はキムチの本漬けである。白菜に15%の塩をして重しをし、水が上がってからこれを数時間塩抜きし、昨年仕込んだ薬念醤に、大根と人参の塩揉み、ニラを混ぜて漬け込む。


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 二玉も漬ければ一年は食える。夕食はアスパラの天ぷらと鶏の唐揚げ。

 

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2012年04月20日

20120418 タマネギ発芽

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 やはり桜というものは良いものです。特に山懐に人知れず咲く一本桜の古木の、齢を重ねた枝振りなどを見ると、たとえ花が少なくともその生き様に深く感銘をします。春うららかな光の中を、小一時間ほど散歩。


 


 


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 10年ほど農薬と化学肥料を使わずに使われて来たもう一枚の田んぼも、藁きりと好きあげが終わりました。ここは今シーズンは休耕田になるので、これから活用法について仲間と考えたいと思います。


 


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 鶏の唐揚げ3切れに、畑の間引き菜や雑草の天ぷら、人参・ゴボウ・菜の花・よもぎ・せり・アスパラ、豆腐のみそ汁にコシヒカリと赤米のお赤飯という昼食。端境期の標準的な私の粗食です。


 


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 ここ数日の温かさで、吊るしてあったタマネギが一斉に芽吹きました。次の雨の日に、全て降ろしてペーストに炒めてしまおうと思います。10ヶ月も保存出来ました。これでタマネギの保存も体得出来ました。

 

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20120417 田起こし

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 私の田んぼの事始めです。通常代掻きというものは田植えの直前にすれば良いのですが、私は雑草対策と苗代造りのため、わざと入水を早めています。4月中には田んぼに水を張って、水性雑草の第一陣が生えてくるのを待ち受け、それを田植え予定日の約2週間前をめどに代掻きで泥に沈めてしまいます。その後、田植え直前にもう一度代掻きをして、底の状態を整えます。このやり方で2年連続で成功したので、今年も同じ結果が出れば、ひとつの方法として確立して良いと思います。事始め、先ずは畦の草刈り。


 


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 そのあと、溝を切ってあった田んぼの鋤きあげ。感動的なまでにふかふかの団粒状の土を実現しています。


 


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 難題はこの部分です。今シーズンは写真のように麦を育てていますので、その収穫期には左の部分は乾いていなければなりません。しかし田んぼは既に満水状態のはずです。田んぼを3つに区切っているこの畦が、どのくらい水を分けてくれるかが、麦の収穫を決定します。右手は苗代予定地、奥にコシヒカリを植えたあと、麦を収穫し、麦の跡地を代掻きしてインディカ米の田植え、それが片付いたら苗代を潰して赤米の田植えと続きます。その間2週間未満の早変わりです。


 


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 畦際は、県をとるために土寄せをかねて溝を切っておきます。


 


 


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20120412 堆肥の切り返し

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 アスパラが顔を出しています。いよいよ春の訪れです。


 


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 堆肥を瓜科とナス科の予定地に入れます。


 


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 まず堆肥を上から降ろしてゆき、完熟している部分まで取り除いたあと、その完熟部分を取り出して畑にいれて行きます。


 


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 瓜科を植える畝を開いて深い部分に入れ、今は大根の植わっているナス科のトマトや唐辛子の予定地には、とりあえず畝にそって置いておきます。


 


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 エンドウには柵を立てました。間もなく蒔きヒゲが絡むほどに伸びてくる頃です。除去した堆肥置き場の上っ面部分は、醗酵熟成を促すために切り藁を混ぜ込めぬかと麹菌を入れて、再び堆肥置き場に積み込んで行きます。


 


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20120410 ジャガイモの植え付け

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 東の田んぼは、藁切りを終え、全体を鋤いてあります。このあと4月中にもう一度鋤きなおして、切り藁を沈めて熟成を促します。


 


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 ジャガイモの植え付け。今年は敢えて昨シーズンから温存して来たジャガイモを種芋として使ってみます。農家には「冷暗所」というものがあり、ここの場合、母屋の納戸にある米びつがそれにあたるのですが、そこに保管したジャガイモは、カビも生えず腐らずに今日まで持ちました。これを植え付けます。


 


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 芽のある部分を切り分けて株数を確保します。最小50g程度に抑えます。


 


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 畝は平畝とするのが常識ですが、今年は雨が多いと予感しているので、普段よりやや高畝にし、その後の土寄せを考慮して周囲に土を多くして約30cm間隔で一列に植えます。


 


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 途中で見つけたゴボウの新芽。


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2012年04月11日

20120406 farminhosの新しい展開

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 寒くて寒くてなかなか鍬を持つ気にもならんところへ毎日毎日雨ばっかり降りやがるもんやさけちょっと出ては戻りちょっと出ては戻りしとんやがそうも言うとられんでまあ現状でも見てもろとこか・・・メインの田んぼは、このように鋤きあげて溝をきってあるからもうちょいほっといてもかまへん。


 


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 麦はこのように青々と育っておるのであるが、ちょっと混みすぎてるとこはやっぱり間引きした方がええんやろな・・・麦の間引きてなんぼ調べても出て来えへんのんよね。


 


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 早春に芽を出したエンドウがヒゲを伸ばしはじめてるので、ちょっと柵でもしといたろか。


 


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 畑の全容を示す。一番東の畝から、ソラマメが順調、白菜やチンゲンサイは花が咲いて菜の花の塩揉みや天ぷらがうまい。


 


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 タマネギが2畝、種から育てて植え替えたものはしっかり育っているが、右手前の補足用に購入した苗を植え付けた部分が頼りない。


 


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 秋蒔き以降食べ続けているアブラナ科の日常野菜や人参などの畝もトウが立って来てそろそろ整理の時期、右の畝の奥がニンニクで順調、その奥に試験栽培のラッキョウがある。生きとる。


 


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 ナス科を植える予定地。右はもうすぐジャガイモを植える。左は、今は大根が植わっているが、それが終わったら、トマト・ナス・唐辛子・ピーマンなどを植える。


 


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 瓜科の予定地である。右は空いている。左は初冬に種蒔きした最終の日常野菜だが、寒すぎて一部しか発芽もしていない。アブラナ科を2筋に蒔いて育てて食いつなぎながら、その間にキュウリや苦瓜、畝の奥は2畝を統合してボッキーちゃんやカボチャを育てる。


 


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 一番西はイチゴが冬越ししていて、いつも大丈夫かいなと思うんやが、4月後半になると俄然勢いづいて酸っぱいイチゴをたくさん実らせる。


 


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 さて、以下に新しく管理について協力させていただける圃場について説明します。まずは一番東の田んぼで、広さは1反。稲刈りがすんだままの状態で、株も藁も放置されている。連日の雨で既に田んぼ状態。この田んぼは2年前に地主様に返却されたもののひとつで、それまでは慣行農法で作られていた。農薬と化学肥料がきちんと使われ、大型機械でこねくり回された土は、当初耕耘しても備中具輪で砕いてもほとんど歯が立たぬ程に凝り固まり、水を含めば粘度のように重く、未だ見ての通り水はけが悪く雑草も生えぬ死んだ土であったのを、米ぬかぼかし肥を鋤き込んで少しずつ土質の改善が試みられている。しかし排水が西隣の田んぼと共通であって排水口がその西側にある事や、写真右手が南に当たり六甲山の北麓のなだらかな勾配の棚田の一枚であって上流から慣行農法で作られた水が情け容赦なく流れ込んでくることなどで、いくら緻密な水管理をしても到底「無農薬有機栽培」や「自然農法」としての成果は得られない。しかしこれが日本全国の農地の現状であって、この一反を変えることが出来ずして安全な食の確保を語るなど片腹痛いわと思うのも事実であるので、とりあえず米作りの経験としてともに作業をしてみませんか・・・せやけどこの水はけの悪さ、なんならこのまま田植えしてしもた方が手間かからんでええんちゃうん ??


 


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 水が退いたら、コイツラをばらまいて切り刻んで鋤いて土と混ぜる。水が退いたらな・・・


 


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 一方、こちらはもうひとつの田んぼであるが、ここは10年来化学肥料と農薬は使わずに作られて来た。地形上独立しているので、近隣の農地からの水の流入もない。今回、地主様の体調不良が原因で、とりあえず上の田んぼとこの田んぼのふたつを維持するのである。しかし米作りは一度にまとまった人数が必要になるので、代替活用法として、もしfarminhosのメンバーの中で実際に畑作りに従事したい者があれば、上の田んぼの作業を手伝う事を前提にここを畑に転用して、区画割りをして畑作りをしても良いという話になった。ここは、もし管理に失敗して草ぼうぼうになったとしてもリスクにならないからである。


 


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 さて蘊蓄はもうええ。とにもかくにもやらねばならぬ。まずは切り株を撤去し、稲藁を刻んで土に鋤き込まなければ、ただたんに草ぼうぼうになるだけでなにも作れやせん。


 


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 庭の事は、私は全く知識がないのでお手伝い出来ないのであるが、無理を圧して剪定なされたものを片付ける事くらいなら出来る。これを集めて積んで乾かして燃やせば良質の木灰が得られ、良い肥料になる。


 


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 以上の作業プランに一年間取り組んでいただき、地主様が任せても良いと判断なされれば、来シーズンに返却される予定のこの圃場を区画に分けて貸していただけることになる。そうなって初めて、各自で好きなように栽培に取り組むことができる。しかしここも長年慣行農法で作られて来た経緯があるので、安全な作物を得るためには、何年もかけて土を元に戻して行く必要がある。さほど広いようには見えないけれども、実はこれ全体で3反ほどあって、今の心つもりでは4畝ずつ7区画作ることができれば、「畑をやってます」というに足るほどのボリュームになるであろう。具体的な話が見えて来た。あとはfarminhosの皆様の実行力如何にかかっている。ほな、やりましょか・・・


 


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posted by jakiswede at 13:14| Comment(0) | farminhos | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20120405 Blanche Neige

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 愛車はライトがもぎ取られ、サドルとタイヤが切り裂かれた状態で武庫川に放り込まれていたが、本体に損傷は見当たらなかったので、この際更に磨きをかけることにした。サドルとグリップを白にし、タイヤも白の700x25Cとした。タイヤは本来黒が最も耐久力があるのだが、いっぺんやってみたかったんよね。もちろんチェーン・ロックはどこでも柱に縛り付けられるように180cmの長尺とし、番号合わせではなくキー・ロックとした。調査に協力してくれた「vin du 268」にお礼を言いに行くと、なんとこんな () ワインを奨めてくれた。


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posted by jakiswede at 00:42| Comment(0) | もちものじまん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20120329 撒水栓の交換カビ

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 田んぼの撒水栓が固着して動かなくなっていたので、凍結の心配がなくなったのを見計らって交換することにした。農業用水というものは、上水道のように、閣は遺憾に元栓がついている分けて畝はないので、バルブを交換するには、水利組合に頼んで用水路そのものの堰を閉めてもらう必要がある。という事は、その系統を使用している全ての圃場への給水が停まることになるので、田んぼへ水を入れる季節の前に済ませておく。


 


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 すっかり忘れてた (;_;)


 

posted by jakiswede at 00:28| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20120414-15 cafeminhos

 先日は「六甲山カフェ4周年記念イベント」に多数のご来店ありがとうございました。

 

 お知らせです。4月より「六甲山カフェ」のメニューを一部改編します。交替マスター制の特徴を生かして、これまで定番とされて来た品目の一部を廃止し、各マスターの裁量を増やします。定番メニューは以下の通りに限定し、*印については販売価格を改めさせていただきます。どうかご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。

 

 山カフェコーヒー (上り/下り) \350

 ハーブティー (上り/下り) \400

 ゆず茶 \300

 ゆずスカッシュ \350

 赤紫蘇スカッシュ \350

 *ワイン (赤/白/スパークリング) \500/ glass, \2,500/ bottle

 *ウィスキー (バーボン/アイリッシュ) \500/ glass

 *焼酎 \500/ glass

  酒類については値上げになりますが、その分選択の幅が広がり、お楽しみいただけるものと思います。新たな取り組みとして、仕入れたワインの由縁を、ブログとペーパーにてお知らせして参ります。

 おでん \100


 以上の品目については常備されておりますので、どのマスターのときに来ていただいてもご提供させていただけます。ただしマスターによって微妙に仕上がりが異なると思いますが、それも手作りの良さとご笑納ください。これ以外については、各マスターの個性的なお飲物・お料理などが提供されることになります。


 GWまでのマスター・ローテーションについてお知らせ申し上げます。


  4/14-15  cafeminhos

  4/21-22 どいぱん早朝 + ATEYA

  4/28-29 どいぱん早朝 + ATEYA

  4/30  cafeminhos

  5/01-02 cafeminhos

  5/03-04 どいぱん早朝 + 船津

  5/05-06 cafeminhos

 

 さて、2012/04/14-15 はcafeminhosが担当させていただきます。4月より早朝8:00より営業致しております。 日が長くなるにつれて、開始時刻も早まります (たぶん) 。


モーニング 8:00-11:00

 モーニング・セット (山カフェコーヒーとパンのセット) \400

 カプチーノ・セット (山カフェコーヒーの代わりにカプチーノ) \450


ランチ (11:00-15:00)

 f菜の花春草の天ぷらとお味噌汁 + コシヒカリと赤米のお赤飯 \500

 f子羊のボルシチ + お食事パン \500

 塩おでん定食 (おでん3こ + コシヒカリと赤米のお赤飯) \500


カフェ

 山カフェブレンド・コーヒー 

  (cafeminhosではネル・ドリップで1杯ずつお出ししています) \350

 エスプレッソ \200 (値下げしました !! )

 マキアート \200 (値下げしました !! )

 カプチーノ \400

 シルクロードの香茶各種 \350

 シルクロードの香茶スカッシュ \350

 f赤紫蘇スカッシュ \350


物 販

 プチパン \100

 クッキー \100

 塩おでん \100

 ホットドッグ \350

 ピザトースト \400

 ゆでたまご \80


 BGMは、春らしく美しく、「Choros, Chorinhos, e Chorôes」

 

 上記メニューのうち「f」マークのついたものは、私の畑の野菜を主に使っております。化学物質由来の資材は一切不使用の露地栽培です。田舎暮らし農業にご興味おありの方、私の畑で農作業体験が出来ます。くわしくは、「farminhos」で検索してください。

「六甲山カフェ」は、高座の滝の前にある大谷茶屋さん向かいにて、交替マスター制で運営されている洞窟カフェです。通常の営業時間は10:00〜16:00ですが悪天候による休業の場合あり。


 


http://www.mapion.co.jp/m/34.7424313888889_135.291656388889_8/ 


 

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2012年04月06日

20120406 farminhos連絡

都市部ではようやく桜が咲きはじめましたが、こちらでは蕾は未だ堅いままです。
先日は地主様関連のお知らせを申し上げましたが、farminhosの予定と併せてお知らせ申し上げます。
なお天候や生育具合、土の状態などにより、作業工程は前後すると思いますので、あらかじめご了承ください。

4/06 (金) ジャガイモの植え付け・夏野菜の種蒔き・剪定くずの片付け
4/10 (火) farminhosの田んぼの田起こし・畑の除草
4/12 (木) 地主様の田んぼの藁きりと田起こし
4/13 (金) farminhosインゲン・瓜科・ナス科の種蒔きと簡易温室作り
4/16 (月) 地主様の畑の畝作り

以降の予定については、気候の推移を見ながらになりますが、
4月中に田んぼに水を入れられる状態にして苗代までを作ります。
そのために畦の補修・畦打ち・県取り・代掻き・畦塗り・苗代作り・・・と続きます。
GWのころ稲の種籾を水に浸けて発根を促します。
5月中旬までに種蒔きを終え、苗の生育を見ながら、田植えは6月の前半・・・という流れになります。
畑の方は、アブラナ科の日常野菜については、日にちを空けて少しずつ蒔いて行けば夏まで食べるに困りません。
インゲン・瓜科・ナス科は、早く蒔くものと遅く蒔くものの二段階で収穫期間を長くとるようにしてます。
露地物の発芽は6月です。その頃、大豆の種蒔きとサツマイモの植え付け、早ければパン用小麦の収穫が始まります。

どうか出来るだけ早めに一度来ていただいて、現地を見ながら展望についてお話ししたいと思います。
また、栽培したいものをリクエストしていただければ、今からなら手配出来ます。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

posted by jakiswede at 02:18| Comment(0) | farminhos | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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