2012年05月15日
20120514 ジャガイモの芽掻き
イチゴの初なり・・・今日の農作業を終えた後に頂きます。早よせな雨が来る・・・
ジャガイモの芽掻き。だいたい一株に月3カ所程度に間引くのが良いとされている。ジャガイモの芽は強いので、掻くときに生え際を押さえておかないと、芋ごと抜けてしまう。
なんと、気の早いやつが小さな芋をつけとる。
芽掻きと同時に土寄せをしておく。芋は、種芋の高さよりも上に出来ることが多いので、土寄せをしないと芋が地表に露出する。ジャガイモは光に当たると緑変して毒を持つ。貯蔵するには地中にある方が良いので土寄せするのである。植え付けのときも、土寄せを見越して種芋は一列に、高畝にせず、周りに土を多く残して植え付けるのが良い。成長にあわせてもう一度土寄せする。
代掻きの終わった田んぼを見ながら、ナス科の畝の予定地に堆肥・杯・切り藁・籾殻を入れる。ここにナス・トマト・ピーマンなどを植える。
(`へ'っ・・やられた・・・雨が来る・・・バイトの時間だ。走らな間に合わへん・・・人生は苦をもって当然とする。
20120514 本代掻き
田んぼの雑草がだいぶ出て来たので、一度代掻きをしておく。今度は荒掻きではなく、きちんと泥を沈着させて、田んぼの状態にする。先ずは水位を上げて、田んぼのでこぼこの頂点がようやく水面に顔を出す程度にする。沈着には、手前のような角材にロープを結びつけたものを使う。
かつては牛に引かせたであろうものを、耕耘機で引っ張っているだけのこと。ちょっと水がたらんかったので中断して水位を更に上げる。最後は、写真では、左奥から右手前にかけて斜めに引いて来る。こうすることによって、最初の水の入りが奥まで浸透する。これを「水走」と書いて「ミズハイ」と読む。阪神高速の東大阪線で最後の出口の名前だが、なぜあそこを水走というかというと・・・やめとこしんどい。
20120514 畦塗り
畦塗りである。縣をとって水位の下がるに任せておいた土は、適度に固まっている。塗るに適当な状態、塗るに適当な水位である。
あくまで我流の畦塗りである。要するに細かい泥の粒子を作ってそれをセメントのように塗り上げていけば良いのだから、畦際の適度に固まった土を踏みしめて泥にし・・・
それをジョレンで掬って畦際に乗せる。
次にその上部をジョレンの背を圧し当てて塗り固め、
更に側面から底面にかけてを丁寧に塗り固める。そのとき側面から底面にかけてが、写真のように微細な泥の層で埋め尽くされていなければならない。仕上がりがでこぼこなのは堪忍して・・・
20120513 坂本古楽コンソート
さて翌日曜日も良く晴れて、本来ならば農作業に邁進すべきところ、私はもう何人目になるかもわからん師匠坂本利文氏率いられる古楽コンソートの演奏会に参ったのである。場所は、奈良市の高畑町にある日本キリスト教会である。
http://www4.kcn.ne.jp/~ortiz/concertsguide.html
プログラムは中世のイギリスとヨーロッパの古楽や伝承音楽から選ばれていて、まさに私の興味の核心であって、このように身近に生演奏が聴けるということは至福の行ったり来たりであるが、やはり哀しいかな貧乏暇なしで、演奏会も終わるか終わらぬうちに挨拶もそこそこにそこを辞し、静かなたたずまいの高畑町の裏通りを風情を楽しむためではなく近道になるから走り抜けてバイト先へ急行したのである。もうなんでこない毎日走ってばっかりしてんねやろ・・・もうすぐ52歳・・・年齢相応の体の使い方せな。
20120512 須磨の風2012
本日のメイン・イベントは、初めて山に登った「須磨の風2012」である。
いままでは須磨海岸のとある場所にて、さわやかな海風を感じながら夕暮れを楽しむ全く希有なイベントであったのだが、よのなかどんどん世知辛くなって、このように楽しんでいる平和な催しにも苦情の嵐が舞い込むようになり、紆余曲折もあり断絶もあったりして今年は遂に山に登ったのである。新しい会場は、このような絶景、神戸ならではの、山と海が競り合う、これまた地上の楽園であった。
ステージの向こうには、明石海峡大橋を経て淡路島が望まれる。
出しなに一仕事したり、おにぎりに失敗したりしていたので、着いたのはもう後半であった・・・しかしちょうど良いグルーブをたたき出す、「Osaka Local」のステージに間に合った。
さて続いて出られたのは・・・この写真を見て「あっ」と驚く人は相当この世界に古い・・・なんと、日本のルーツ・ロック原点との誉れ高き、あの「ルーツ・ロッカーズ」と「カジャ・アンド・ジャミン」のオリジナル混成バンドである。そして・・・
すまんすまん・・・と演奏が始まってずいぶん立ってからご登場のカジャ氏・・・ステージはぐっと引き締まったのであった。悦楽のレゲエ・・・
ステージは更に続いて、こちらはわが師匠・・・師匠ようさんおるから足どっち向けてええやらわからへん・・・後藤ゆうぞうとワニクマ48て・・・アンタねえ・・・これがまたこなれにこなれて、後ろでドラムたたいたはる福原みのる師匠なんてもう、ぜーんぜん力はいってへんのに音だけぱーんと抜けて、いやもう悟りの境地ですな。マービン・芸の替え歌「what's going on」「どないなっとんねん」と弁舌も絶好調。
楽しい時間は瞬く間に過ぎ、更に続くステージを後に、晴れやかな垂水の住宅街を眺めつつ、北へ山を下りてバイト先に急行したのでありました。現実は厳しい。世の中は理不尽であり、人生は苦である。そして苦もありゃ楽もある。
20120512 おにぎり
初エンドウ・・・発芽が極端に遅かったのでどうなることかと心配したが、なに案ずることはない。
ここのところ朝は一けたの冷え込みであって、季節が2ヶ月程度戻っている。赤米とインディカの種降ろしをする。まずは60度の温湯消毒10分間。
しかるのちに、今日は楽しい外出であるので、おにぎりでも作って持って行こうと思んずる。せやけどね、なんぺんやっても、このおにぎりというものが、私にはうまいことでけん。要するにネコ手なんやな・・・熱いもんよーさわらんねん。
20120510 キムチ用薬念醤の仕込み
遅れに遅れていたキムチの薬念醤作りをする。まずは餅米5勺を3倍の水で粥に炊き、これに好みの香味材料を放り込んでいく。私の場合は、1 : 1で塩漬けにした1kgの小イワシとニンニク・生姜、それに去年収穫して残った各種唐辛子・・・これは丁寧に種を取って・・・いうまでもなく事前に用便を済ませビニール手袋・マスク・上っ張り・ほおかむり・ゴーグルなど完全防備の上・・・ミキサーで粗く粉砕したものを混ぜ込む。塩はイワシの塩漬けに充分すぎるほど含まれているので足す必要はない。そのあと微粒粉末の唐辛子で好みの硬さにまで練り上げる。目安は耳たぶ程度である。私は松の実を入れるが、これは形のままが好きなので最後に入れている。一年間寝かせて翌年のキムチの仕込みに使う。
20120519-20 cafeminhos @「六甲山カフェ」
さてその放送中の5/19-20は、cafeminhosと番組に出演されたROCKCAFEでまたしても男臭くお送りします。メニューです・・・あまり変わり映えはしませんが、田んぼの準備でぼろぼろの私でも見に来てください。
「六甲山カフェ」定番メニュー
山カフェコーヒー (上り/下り) \350
ハーブティー (上り/下り) \400
ゆず茶 \300
ゆずスカッシュ \350
赤紫蘇スカッシュ \350
ワイン (赤/白/スパークリング) \500/ glass, \2,500/ bottle
ウィスキー (バーボン/アイリッシュ) \500/ glass
焼酎 \500/ glass
「cafeminhos 」オリジナル・メニュー
モーニング (8:00-11:00)
モーニング・セット \400
カフェ・ラテ・セット \450
ランチ (11:00-15:00)
わりとフツーのチキンカレー \500
さまよえる子羊のウズベク・シチュー \500
以上はライスとパンが選べます。端境期に入りましたので、次の収穫期まで野菜は全て購入して使用させていただきます。
塩おでん定食 (おでん3こ + コシヒカリと赤米のお赤飯) \500
カフェ
エスプレッソ \200 (値下げしました !! )
マキアート \200 (値下げしました !! )
カフェ・ラテ \400 (ミルク・スチーマが故障してしまいましたので、フォームド・ミルクで代用、当分「カフェ・ラテ」とさせていただきます)
シルクロードの香茶各種 \350
シルクロードの香茶スカッシュ \350
旬 !! fフレッシュ・ミント・ティー \350
物 販
プチパン \100
クッキー \100
塩おでん \100
ホットドッグ \350
ピザトースト \400
ゆでたまご \80
BGMは、独断と偏見満載「カフェミーニョスの偏愛的ブラジル音楽のススメ」
上記メニューのうち「f」マークのついたものは、私の畑の野菜を主に使っております。化学物質由来の資材は一切不使用の露地栽培です。田舎暮らしや農業にご興味おありの方、私の畑で農作業体験が出来ます。くわしくは、「farminhos」で検索してください。
「六甲山カフェ」は、高座の滝の前にある大谷茶屋さん向かいにて、交替マスター制で運営されている洞窟カフェです。通常の営業時間は10:00〜16:00ですが悪天候による休業の場合あり。現在、モーニング営業8時頃より実施中。
http://www.mapion.co.jp/m/34.7424313888889_135.291656388889_8/