2012年06月21日

20120619 せやからいうてるやんか

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 2012/06/16のお昼のニュースを、私は田んぼで苗とりをしながら聞いていた。折から雨で、合羽の上下とその中にトレーナーを一枚着込んで泥の上にかがみ込んでいた。6/08に近畿地方が梅雨入りしたあと清明のときは過ぎ去ってしまったが、かといって重く垂れ込めた暗雲が泣き出すわけでもなく、時折雲間から辻斬りのように差し込んで来る強い陽射しが夏至の近い事を教えてくれる。そんな日々が続いたが今日は、昨日までの曇天が遂にその堪忍袋の緒を切って、あたりに恵みの雨をまき散らしてくれるという予報であって、これから先一週間程度は雨続き、つまり本格的な梅雨の始まりというわけだ。昨夜から今日未明にかけてはここらも大荒れの天気で、早々に今日の田植えの予定中止を仲間に連絡した後、あとの段取りを考えていたのだが、頃合いもわきまえずに台風が直進して来る。こいつをやりすごしてからなんて考えてたら暴れ梅雨に田植えの時機を逃して全滅なんてことになりかねないので、一か八か明日にかけて今日は一人泥に手足を浸している訳である。特に寒いということはない。風も適度に吹くし、雨もそう激しい訳ではない。


 腹も減ったが、とりあえず良い苗の見極めの感覚だけは掴んでおきたいと頑張っていた頃に正午になった。やはり・・・奇跡は起きなかった。福井県の西川知事は、関西電力大飯原子力発電所3号機と4号機の再稼働について、非常に重要な8つの「前提条件」を付けて容認する意向を表明した。これによって、野田総理大臣は政府として再び原発再稼働へと舵を切った。8つの前提条件については、「真摯に受け止める」と答えただけだった。それでは「前提」にならない。しかし西川知事は、「確約が得られた」として「同意」した。1年半前には考えられなかった事だ。「この夏の電力不足」をキャッチ・フレーズにした、政府と電力業界とマスコミがしっかり手を組んだキャンペーンで、「原発の危険性」の問題はエネルギー受給の問題にすり替えられ、「現実的」・「合理的」見地から「感情的反対論」は分断され外堀を埋められ、ガラス固化されて地中処分された感がある。いつのまにか・・・そう、いつのまにか「安心」・「安全」の声は聞かれなくなり、「15%以上の節電要請」に怖じ気づいた経済界からの猛烈な圧力の前に、倒閣までぶち揚げて反対論を展開して来た橋下市長でさえ「敗北」した。こうして完全に囲い込まれた最後の関門が、「地元」だった。「地元」とは何か、という議論も「立地自治体」という言葉に置き換えて限定し、結局のところ全ての刃を研ぎすませて西川知事個人に突きつけた。このやり口は勿論ヤクザの常套手段だ。その瞬間、日本のエネルギー政策の1ページは彼ひとりに委ねられた。史上ワースト2の原発事故を起こした日本が「脱原発」に踏み出すのか、それとも「原発異存」に戻るのか、世界中が固唾を飲んで見守る中、「国民の皆様の生活を守る事も大切ですが、私は立地自治体の首長として、皆様の生命を守る義務がある。原発と生命は共存出来ない。だから再稼働については、これを認めることは出来ません。」と、きっぱり言ってほしかった。それこそが勇気ある「現実的」で「合理的」で「科学的」な判断というものだ。しかし・・・奇跡は起きなかった。


 2012/05/06から1ヶ月とちょっと、日本は「原発ゼロ」の状態だった。これはこのエネルギー消費大国にとって全く希有のみならず、原発について国民全体がよく考えてみる絶好のチャンスだったはずだ。「推進」でも「反対」でもない、ニュートラルな立場からよく考える。国民一人一人がそうであっただけでなく、国としても本当にこの問題を国民的問題と考えるのなら、国民が公平に考えて判断出来るだけのお膳立てをしても良かったはずだ。きちんとした情報公開、素朴な疑問であっても自由にやり取り出来る情報交換の場、様々な意見や考え方の蓄積と集約、これらを提供する仕組みがあって初めて、国民は「知る」ことができ、民主的に「決める」事が出来る。しかし実際には言論は封殺され情報は統制され、隠蔽と恫喝、囲い込みと煽動によって物事が決められ、直接請求の手段も重機で粉砕された。手法としては日本もシリアや北朝鮮と全く変わらない。日本に民主主義など存在しない。国民の生存に関わる大問題を民主的に決める事すら出来ないのだから。物事は力づくで決まる。これは歴史が証明して来た事であり、現代の日本が特別な訳ではなく、あの原発事故の教訓を生かせずに元の木阿弥に溺れ込んだからといって、誰を責めることもできない。いつものことだ。ただひとつだけ異なるのは、扱っているものが地球をいくつも滅ぼしてしまうかもしれない物質であるという事だけだ。


 さて、では「ニュートラルな立場」とはどんなものか。「原発ゼロ」の状態は、図らずもそれを実現してくれていた。つまり、それまでは「進める」ことしかできなかったのが、「進めない」という選択肢も生まれたからだ。いやそれでも「進める」という立場の成り行きについては、改めて説明の必要もなかろうから、ここでは「進めない」事についてニュートラルに考えてみたいと思う。関西電力の言う通り、この夏の電力不足は深刻で総量で15%以上の節電を要する、とする。本当にそうなら、福島第一原発の事故によって突如電源を失った東京電力と違い、この事態は1年半以上前から予測出来たはずだから、どの部分にどれだけの節電を割り振りして、全体として15%以上の節電を実現するかという真剣な議論がなされるべきである。つまり、関東地方で行われたエリアごとに一括した「計画停電」ではなく、病院・警察・消防・公共機関・福祉施設など、インフラ弱者が収容されている施設に優先的に送電あるいは自家発電設備などの代替電源を配備し、我が家のような反社会的思想の持ち主のところはたちどころにカットして、次に娯楽施設・商業施設・オフィスビルなどの事務系の組織が入る建造物の照明設備などに対してはより高い節電目標を課する、などという個別の検討や、送電設備の振替などが真剣に検討されるべきだった。1年半も時間があったのだから、高い技術大国の日本であれば、それは可能であったはずだ。少なくとも、「原発ゼロ」でいかに乗り切るかの議論は行われたはずである。しかし、それは行われなかった。「進めない」道を選べば、相対的に電力は不足する。それは、火力や水力などで補わざるを得ないから、それらの調達コストが上昇して一時的に電気料金も上昇する。これについて具体的に検討して踏み込んだ発言をした橋下市長は勇気があると思う。「大飯原発の再稼働がなければ月額2,000円程度の節電税を徴収する」という試算に基づいた方法論に言及したからだ。それはあくまでも提案にとどまるものだったが、「進めない」道を選んだ場合の負担について意識づけることになった。そして最終的には、「進めない」道を選んだ場合、「脱原発」社会に軟着陸する道筋について、きちんとしたプランを指し示す事が大切である。それは何十年も先のことになるかもしれないが、日本が生き残るに必要十分な、身の丈にあったエネルギー消費量の総量を計算して、現在の消費量との差分について、具体的に何処からどのように削っていくかの、「現実的」・「合理的」検証が行われてしかるべきである。そうなって初めて、「原発のない日本」に生活する権利も保障される。これこそが「ニュートラルな立場」というものだろう。


 実際はそうはならなかった。「進めない」という選択肢を採用するわけにはいかない特段の事情がある事は想像に難くない。文学部哲学科を卒業した私にも、長い人生裏街道を一匹狼で渡る間にバランス・シートを身につける余裕はあった。原発関連資産の極端に多い関西電力が、これを全廃してしまえばどうなるかくらいは理解出来るし、そこに原発再稼働を急ぐ本当の理由があることもわかる。それが原発を推進したい経済界などの圧力や対応に苦慮して来た政府の利害と一致した事も想像に難くない。しかし私のブログに、そのような穢らわしいテーマについて、いちいち検証して文言を並べる余地はないので、端的に現状についての私の考えのみを書き残しておきたい。政府は「進める」事に舵を切った。「安心」・「安全」についての議論を封殺して「この夏の電力不足」の議論にすり替え、経済界の不安を煽って政治家を動かし、「生活を守るために」電源は必要だという世論を形成して反対勢力を分断し、「立地自治体」を追いつめて止めを刺す事に成功した。とにかく「原発ゼロ」の状態から一刻も早く脱却させるために、大飯原発再稼働で風穴を開ける必要があった。だから全ての議論は形式だけ執り行って、中身については「進める」筋書きに従ってストーリーを整えて骨抜きにした。これをもって「公式見解」として、大飯原発再稼働は「正式決定」された。


 しかしだからといって悲観することはない。なぜならこの夏われわれは電力不足を乗り切れるからだ。大飯原発3号機と4号機が動けば15%の節電をしなくても計算上は電力不足には陥らない、と関西電力自身が暴露している。数字にはトリックがあるのでここにデータを出しても反論の機会を与えるだけだからやめとくけれども、このことは15%の逼迫というシナリオ自体にトリックがあることを示唆している。少なくとも、原発は2機程度で充分であることを我々は身を以て実証するのであり、それが最も有力な「武器」になる。関西電力の50%近い「依存」率の裏事情を明るみに出す好機になる。更に大飯原発3号機と4号機は「この夏の電力不足」を満たすために再稼働するのであって、そのほかの原発を順次稼働させて行くには別の理由が必要になる。なぜならその時点では、日本は「この夏の電力不足」を乗り切ったからである。我々は「進める」立場の人たちがどのような手段で「進める」のかをつぶさに見て取った。その手法は大したことではない。勿論テクニカル・ディテイルに踏み込めば、踏み込むほどに泥沼に飲まれて行くのであるが、それは彼らの思うつぼである。だから、われわれは技術的なテーマに巻き込まれてはいけない。絶対にいけないのだ。つまり、「きれいな海を返せ」・「きれいな空気を返せ」・「安全な食物を返せ」と声高に叫ぶことができるし、それが我々に取って最も真っ当な主張だからである。「原発2機」の状態は、これまで非現実的に聞こえたこれらの主張が、我々に近くなった事を教えてくれるはずだ。つまり、「原発ゼロ」も「原発2機」も、大した違いではない。彼らはことさらに風穴にこだわり過ぎ、騒ぎすぎた。だから我々は彼らのヒステリックなやり口、非「現実的」・非「合理的」な方法論についてつぶさに見ることができた。秋以降が正念場である。


 最後に、私の考えについて簡単にまとめておきたいと思う。私は、根本的に人類に核を扱う能力はないと考えている。仮に幻の「プルサーマル」が実現したとしても、使用済み核燃料や高レベル廃棄物を最終処分する確実な方法を、人類は持っていないからである。最も安全とされている地下数百メートルへの埋設でさえ、地殻変動の影響を免れ得ないし、そもそも数万年という単位でそれらを冷やし続ける能力が人類にあるはずがないからである。福島原発事故にかかる賠償に国が乗り出さざるを得ない事を見ただけでも、原発が低コストであるという議論が全くのでたらめである事は明らかだし、二酸化炭素を排出しないというのも「発電所」に限定した話であって、ウランの採掘から精製、中間貯蔵つまり冷却し続ける事や、まだ決まらない最終処分には無限の管理が必要なことも考え合わせると、原子炉の安全性に関する技術的論議以前に、人類に扱える代物でない事だけは確実である。だから私は原子力発電はいうにおよばず、現代人のエネルギー消費のあり方について、価値観を大幅に見直さなければ未来はないと考えている。だからこうして、一本一本苗を選り分けて田植えに備える。この一本が一合の飯になり、ネコの額ほどのこの田んぼと畑で、だいたい大人3人が一年食べていけるだけの収穫が上がるのである。それを人力でやるのに、だいたい健康な男ひとりが一年中ほぼ毎日労働する必要があって、しかし知恵を絞ってそれらを金に換えたとしても、年間に「数十万円程度にしか」ならないのである。これを「数十万円程度にしか」とみるか、「数十万円程度にも」とみるかによって価値観は大きく異なる。いまの日本は「数十万円程度にしか」ならない社会であるが、国民が消費するエネルギーが何十分の一かになれば、「数十万円程度にも」なる社会が実現する。そうなれば原発どころか、化石燃料もそんなに必要のない社会になるであろう。もちろんそれまでには乱世の時代があって、私なんぞは理屈をほざいとる間に暴漢に鍬でめった打ちにされて用水路へ放り込まれ、作物も持ち物も全て奪われて消え去るのが先であろうが・・・

 
posted by jakiswede at 01:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月19日

20120618 タマネギ吊るし

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 田植えの終わった田んぼをしみじみと眺めるのは至福の時間である。今年も良い田植えが出来ました。これもひとえに私の人徳・・・いやいや、皆様のご協力のお陰と感謝感激の行ったり来たりでございます。ありがとうこざいました・・・


 


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 などと感慨に耽っている時間のないのが梅雨入りの時期である。大雑把に除草されたイチゴ畝のなかから、株を養生する生きの良いイチゴを選んで残し、他は撤去、勿論除草された雑草も撤去するのであれが、既に雨水を多く含んでいて強烈に重いのである。


 


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 続いて麦を刈ろうとも思ったのであるが、台風がこともあろうに2つも直撃コースをひたすら進んで来ているのである。今日は世界一周一人旅の女王NY女史が手伝いに来てくれているので、人手のあるときに手間のかかる事を仕上げてしまいたいのだが、さすがに台風が2つも直撃されては、破壊された後が厄介、かといって麦が大雨にさらされて穂発芽してしまったら元も子もなく、大豆その他のポット苗も既にパンパンの状態・・・全ての段取りが上手く揃ったときに限って、思わぬ障害に出会うものである。悩んでいる時間もない。光あるうちに光の中を歩め、人手のあるうちに人手のかかる作業を進めよ、ということで急遽収穫済みのニンニクとタマネギを縛って吊るすことにした。


 


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 今年はニンニクは上手く行ったが、タマネギは40点くらいである。こーゆーチビタマが強烈に多い。

posted by jakiswede at 16:54| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20120617 コシヒカリ田植え

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 雨は上がった。今日は、もともと今日来てくれる予定だった2人と、昨日来てくれる予定だった4人に、更に昼から2人が助っ人に来てくれたので、私を入れた9人を3グループに分け、まずは3人で苗とりを続けてもらい、3人で昨日取った苗で田植えをし、昼から加勢してくれた2人に1人を加えて田植えを続行、役割を入れ替えて、田植えをした人は苗とり、苗とりをした人は麦干場を作るためにイチゴ畝の除草と、実に効率的に人員を回すことができ、信じられないほど作業は進んだ。ありがたいことである。


posted by jakiswede at 16:40| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20120616 苗とり

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 台風がこちらに進んで来ているのを気にしながら、今日は雨のために田植えそのものは中止を連絡して、私は雨が小やみになるのを見計らって苗とりをする。台風が来るとしたら来週半ばくらいであろうが、梅雨前線の影響が心配である。明日雨が止むことを期待してとっとと植えるべきか、台風が過ぎ去ってから植えさらすべきか・・・予報では来週後半までの長雨であるので、今を逃せばいつ植えられるかわからない。去年、長雨で植え時を逃して苗代が蒸れ上がって苗イモチが発生し、赤米の苗はほとんど青息吐息の状態になった苦い記憶が蘇る。しかし田植えを強行して毎日心配していたら、不思議な事に例年と遜色ない程度に立ち上がったのであった。その誇らしげな赤穂のことを思い出すたびに、生命の力を実感する。俺はお前らを信じる。明日、植わってくれるか ??


 


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 水苗代であるので、苗とりをするには、手をぐっと苗の下に差し込んで土ごと大きくはがす。


 


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 それをほぐしながら最もしっかりした苗を選び、それと同等の大きさのものを先ずは優等生として取り出してから、小さすぎて使えそうにないものを捨て、残りは中くらいとして一括する。いくつか、葉にイモチが出ているのを目にする。


 


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 同時に雑草を取り除くのであるが、ウリカワやコナギの類いは形が違うのでわかるとして、この時期最もわかりにくいのは「稗」である。写真ではなおさらわかりにくいが、左が稗、右は稲である。葉の色が幾分青みがかっており、根元がわずかに赤い。根の一本一本が稲より太い。私もこれがわかるようになったのは、自分で一通り出来るようになってからの事で、稗の一生をつぶさに見れば、左が稗であることは解るようになる。そのためには、毎日田んぼにかがみ込んで草取りをしなければならず、これは経験してもらうより他にない。稲の生育状態としては、誠に良好である。


 


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 わずかではあるが、今年も苗にイモチが発生している。やはり田植えをこれ以上延期するのは良くない。


posted by jakiswede at 16:33| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20120619 farminhos連絡

各位

台風4号が大阪直撃のコースを取っています。6/19-20あたりが最もシビアな状態になるでしょう。
続いて台風5号が数日後に通過する予測です。したがって今週いっぱいは、なす術もなく風の収まるのを待つ以外にありません。
しかし晩稲の苗・畦豆その他の苗など、これ以上ぬるま湯に浸けておくと全滅しかねないので、ぎりぎりの選択、来れる人は来てください。
6/24 (日) 麦の干し場作り・麦刈り・麦干し・全体の草刈り・麦跡地の鋤上げ・畦豆の植え付け・入水・縣取り (死の労働)
6/25 (月) 畦塗り・粗掻き・コシヒカリの補植・その他のポット苗の植え付け (遅れ必至)
6/26 (火) 代掻き
6/28 (木) 頃・・・無理矢理田植え (インディカ・赤米)
夏にかけての今年の気候が高めに推移するという予感は的中したが、種降ろしを一週間遅らせるという判断は、台風2個の直撃を予測出来なかった事で、結果的に誤りであった。今年は「風」に翻弄されそうである。

お願いします・・・m(_ _)m


伊丹 正典
Itami Masanori
please reply to: jakiswede@gaia.eonet.ne.jp
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2012年06月16日

20120615 光あるうちに

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 光あるうちに光の中を歩め、今日は夕方から向こう一週間程度雨続きの予報で、早朝の今は未だ晴れている。


 


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 サツマイモ「ベニアズマ」を植える。徳島からの苗である。先日植えたものと苗の大きさを比較する。葉の付け根が既に赤い。


 


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 サツマイモは、植え付けた直後は一旦しおれたようになる。なかには消え入らんばかりに小さくなってしまうものもあるのだが、大抵復活するから不思議だ。であれば、苗そのものの大きさは、特に問題ではないようにも思われる。


 


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 休まずイチゴの跡地の除草に取りかかる。なんとジャガイモが自然は次がしたようである。


 


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 ときどき見事なイチゴが顔を出す。


 


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 イチゴを避けながらの除草であるので、非常に手間ひまがかかる。


 


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 夏の定番「南蛮漬け」である。今回はサケの腹の隙身を使ってみた・・・たまらんで・・・深夜より大雨・・・

 
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20120616 cafeminhos @「六甲山カフェ」

 「六甲山カフェ」のお客様各位


残念なお知らせですが、このたび芦屋保健所からご指導があり、私たちは「六甲山カフェ」・「山カフェ」・「ATEYA」・「どいぱん」・「cafeminhos」・「ROCKCAFE」等の呼称、旧「六甲山カフェ」独自の営業日・営業時間・連絡先・URLの告知など、「大谷茶屋」とは別の活動をしていると認定される恐れのある全ての表記を使わない事に致しました。

旧「六甲山カフェ」すなわち洞窟部分の営業は、限定的ながら継続されます。

あくまで私たちの活動は、「大谷茶屋」のお手伝いであり、その範囲を逸脱しないことを確認し、「おでん」を調理・販売する傍らで、「大谷茶屋」の営業許可の定める範囲内での飲食と物販のみを行ないます。

誤解のないようよろしくお願い申し上げますが、今回のご指導は複数の芦屋市民の苦情が発端となり、あくまで営業主体と許可品目の再確認、それに関連した表記の廃止であって、健康被害に関するものではございません。

また、街にあるカフェを山に持ち込むことから、六甲山のリ・ブランディングをめざす「六甲山カフェプロジェクト」自体は、今後も形を変えて継続していきますが、大谷茶屋での展開はいったん終了いたします。

旧「六甲山カフェ」すなわち洞窟部分の営業内容については、新しく開設された「大谷茶屋」のブログをご覧ください。


http://otanichaya.jugem.jp/


なにぶんにも急なご指導であったため全く準備ができておらず、デザインもなにもない状態のブログではありますが、私たちは新しくここからスタート致しますので、どうかこれからも今まで通りご来店いただき、洞窟内の「異空間」をお楽しみくださいませ。

よろしくお願い申し上げます。


                  旧「六甲山カフェ」スタッフ一同


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20120616 田植えの延期

各位

 低気圧の接近と前線の活動によって、6/16 (土) は一日大雨が予想されるため、予定していた田植えを6/17 (日) に順延します。若干の枠がございますので、ご体験なさりたい方はご連絡ください。なお、雨の中での田植えとなりますので、雨具と随時休憩出来る場所、暖房とお風呂は用意させていただきます。できれば履き潰しても良い靴下を2足ご用意ください。ない場合はこちらで軍足を用意しますが、数に限りがあります。素手で行いますので、汚れても良い服装と、下着を含め着替をご用意いただければ、他に必要なものはありません。苗の状態その他の関係で一日で終わらせる必要がありますので、作業開始を9時、送迎ご希望の方はJR道場駅8:30集合、事前にご連絡ください。ランチにcafeminhos名物「わりとフツーのチキン・カレー」をご用意致しておりますが、持ち込み大歓迎です。雨は来週木曜日まで続く予報ですので、来週に予定しておりましたインディカと赤米の田植えを延期します。麦畑の跡地に田植えする予定ですので、雨が上がったら麦を刈り、跡地を整地して田んぼの状態に仕上げてからでないと田植えが出来ないためです。来週以降の作業予定は大幅に遅延して、だいたい以下のようになると思います。自然相手ではこのような試行錯誤もつきものですので、合わせてご体験いただければと思います。

6/22 (金) 麦干場作り・麦刈り
6/24 (日) 草刈り・整地・粗掻き・畦打ち・入水・代掻き・畦塗り
6/27 (水) 頃 インディカの田植え 平日予定ですが、ご希望の方はご連絡ください。6/18 (木) でもOKです。


以上、取り急ぎ・・・

伊丹 正典
Itami Masanori
please reply to: jakiswede@gaia.eonet.ne.jp

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2012年06月15日

20120614 タマネギ収穫・最終代掻き

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 梅雨本番前最後の晴れ間である。早朝より起き出して、先ずはタマネギを収穫する。購入苗を植えたもうひとつの畝からは、ごく小さなタマネギが木箱ようやく2つしか採れなかったが、種から育てた本畝からはこの通り。しかし例年より小振りなものが多い。まあ肥料やってへんからしゃあないか。


 


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 ごくまれに、赤いタマネギが見られる。種の段階で混じったか、たまたま種蒔きした畝に前からいたのか・・・


 


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 タマネギの畝には、ほぼ冬中、米のとぎ汁をかけていたのだが、タマネギというものは養分をもらっているという実感がわかないと大きくなる気にならんらしく、しかもその養分はほんのつまみ食い程度で後は土に残されるのである。従ってタマネギの跡地に植えたものはよく育つ。改めて施肥の必要もなく整地だけして、サツマイモ「ベニアズマ」go !!


 


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 2株だけネギ坊主の出来たものがあったので、採種を試みるために残す。こういう個性的なヤツが俺は好きやな。


 


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 続いて田んぼの方を最終代掻きし、植え代の目印ロープを張る。これまでより四隅から多めに余白を取ったので、収量は若干落ちるであろうが管理はしやすくなるはずだ。


 


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 麦は、白くなりかけて来たものは、実をかじると硬さを感じるほどになったので、イチゴの跡地の始末がつき次第、収穫する。しかし明日あたりから梅雨も本番。


 


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 そのイチゴの跡地である。収穫期を過ぎると、イチゴはランナーを伸ばす事に勢力を使いはじめるので、その気に乗じて雑草も一気に伸びはじめる。畝を覆っていた鳥よけネットを外す。支柱に張った紐にかけてあるので、右から左にめくれば良いことは解っているのだが、


 


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 裾や中でこんなことになってたりして非常に面倒なのである。ちなみにこれはイチゴの孫株で、このように健康に個体を選んで、来年の植え付け用に植え替えていく。


 


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 さて鳥よけネットの片付け方であるが、一人作業なのでコンクリート・ブロックが相棒。まずは道路に出てネットの両端を出す。一方をコンクリート・ブロックで固定したら、他方を持って半分に重ねる。このとき注意すべきは、一本の紐を半分に折るような感覚で安易にやってしまうと、ネットのセンターがわからなくなるので、自分の体を間に入れて、自分の左が下で右が上と決めてかかる事である。両端が揃ったら、短い紐でその両端を括ってコンクリート・ブロックで押さえる。自分の体は網の間にあるはずなので、両方をたぐっていけばセンターが出る。


 


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 今度はそのセンターを持って、両端側は体の右に、センター側は左にと決めて、センターを両端にあわせる。つまりここで4つ折りになったことになる。そのセンターのタップを両端を括った紐で括る。そのとき自分の体は、本来下の写真の輪の中にあるはずなので、括った紐をコンクリート・ブロックで押さえて両方をたぐっていくと、更にセンターが出るから、以上の作業を繰り返していく訳である。


 


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 使う紐は一本である。これにその都度のセンター・タップを重ねては結んでいって、最終的には下の写真のような状態になる。作業としては、単に半分ずつに重ねていっているだけなのだが、ゆめゆめ侮る事なかれ。これをやっておくのとおかないのとでは、次回使うときに大きな差が出る。


 


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 開くときは逆に、先ずは最初のひとつの結び目だけをほどいて、タップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす・・・ということを繰り返していくのである。このとき焦ってゆめゆめ全ての結び目をほどく事なかれ。そんな事をしたら全体がもつれて大変なことになる。ごく数分で解けるネットの展開に数時間かかる事もザラである。


 


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 イチゴの株の養生には、元気な孫株あたりを移植するのだが、跡地の除草のときにだいたい目をつけておいて、その周りは残しておく。梅雨の末期に元気そうな株を仮植え床に植えて養生し、10月頃に本植えする。仮植えはしてもしなくても良いが、した方が状態が揃うので収量が上がるようである。私は手が回らずに本植えしかして来なかったが、今年は畑も広がった事だし、そちらへ仮植えしてみようかと思っている。


 


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 ついでに観察、葉を落としはじめたソラマメ、いよいよ登熟の始まりである。青いものも、煮ても焼いても皮が硬くなっくる。


 


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 ああ、ナスが・・・ネキリムシの仕業っぽい。活着したから一本立ちにした翌日にこれだ・・・まあエロエロ・・・失礼、いろいろありますわ。ポット養生苗から新たに移植。


 


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 イタリアン・パセリの花が満開。

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2012年06月14日

20120613 サツマイモの植え付け

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 最近の食卓は、春のマメと間引き菜が中心。


 


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 本日、茨城の親戚より干し芋用サツマイモの苗が届いた。当地は冬の湿気が多いので干し芋は難しいが、甘みの少ないこの白い芋は、フライにすると絶品である。


 


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 サツマイモの苗は一般にこのような形をしていて、これを土に刺して水をやっているとやがて節から根が出て活着する。刺す角度を深くすると大きい芋がとれ、浅くすると小さいがたくさんとれるというのだが、私の経験ではあまり変わらない。


 


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 明日、貴重な梅雨の晴れ間になるので右のタマネギを収穫して、取り急ぎ整地したうえで関西風の紅サツマイモを植えようと思う。下の写真は、ようやく倒れはじめたタマネギ越しにインゲンと大豆の畝を経て、枯れはじめたソラマメの状態を望む。


 


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2012年06月08日

20120608 近畿地方梅雨入り

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 悩んだ末、本日ニンニクとタマネギの一部を収穫。


 


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 明らかに未だのタマネギは残す。


 


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 ニンニクは例年通り立派な出来であるが、タマネギの一部は小さいまま倒れはじめた。タマネギは、球が太ってから倒れはじめ、それから一週看護で晴天の数日続いた頃に収穫するのが良いとされているが、近畿地方では梅雨の真っ最中である。


 


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 これはラッキョウ。


 


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 堆肥置き場で生き存えていた白菜が種を結んでいる。


 


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 イチゴは収穫期を過ぎると雑草に負けはじめるのですぐわかる。ネットを外して株の養生に入らなければならないが、雨が降り始めて時間切れ。体力もほぼ在庫切れ。


 


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 人参の花が満開、見事というよりほかはない。

posted by jakiswede at 17:14| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20120607 芽吹きの頃の除草

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 「光あるうちに光の中を歩め」とは、たしかトルストイの言葉であったと思いますが、おそらく今年最後の清明の夕映え、さわやかに空気の中にも、南方からの雨の匂いが漂って参ります。明日にも梅雨入りすることでしょう。雨が降れば雑草取りも難易度を増します。光あるうちに光の中を歩むことといたしましょう。


 


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 ラディッシュ、子株は急成長しており、間引きの季節です。その間からキュウリが芽を出しています。瓜科とアブラナ科のコンパニオンの試みです。


 


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 チンゲンサイには、早くも虫がつきはじめています。これから毎日全ての葉を裏返してこいつらを指先で潰す殲滅線を戦い抜かなければなりません。


 


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 中にはこのように種族保存の本能から苦肉の策に打って出て東トウ立ちするタマネギもあります。


 


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 苦境の中で敗北死するよりは奇形となっても生き存えようとする生命の凄まじさが、この太い幹に脈打っております。


 


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 芽吹きの頃の除草は極めて困難であり、生えてくるものたちと顔見知りになっておかなければ、とんだ竹篦返しを食らいます。これはスウィート・バジル。


 


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 うっかり引っ掻きそうになるサトイモの新芽・・・


 


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 これはわからんでしょう、オレガノです。夕映えを眺めている時間なんてありません。

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20120607 二回代掻き

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 体力の続く限り、行けるところまで行っておきましょう。水性雑草の繁茂しはじめた田んぼの中間代掻きです。苗代の苗も十分大きくなったので、もう水位を上げても大丈夫そうです。


 


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 先ずは本田と苗代を隔てていた堰を切ります。


 


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 畦から見ているとさほどでもないのですが、中に入っていくと懐かしい面々がたくさん顔をのぞかせています。


 


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 これを耕耘機で掻いて、引っ張っている角材で沈着させて進むのであります。この雑草対策のことを、「自然農法」の用語では「二回代掻き」というそうです。私はそんなことを知らずに、苦肉の策で思いついてやっておりました。


 


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posted by jakiswede at 16:42| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20120607 夏野菜植え込み

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 新畑の土を観察しておりますと、中から黒米が芽を出しています。ここが昨年黒米の田んぼであったことの名残です。


 


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 アマランサスは、葉の裏が赤く、手触りも柔らかいのです。


 


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 苗が未だ育ちきっていないのですが、畝の整地が出来たところから植え付けを進めて参ります。なぜこのように急いでいるかと申しますと、梅雨に入れば土が水を含んで重くなり、作業に要する体力が難波芋にふくれあがるからです。今少々ムリをしておけば、土の扱いは助かります。これは、ウズベキスタンのバザールで買って来た、Томат Новичокという品種 ? のトマトです。寒い環境でもよく育ち、ボルシチなどの煮込み料理に使われるそうです。


 


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 ブータンの唐辛子


 


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 韓国の唐辛子


 


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20120607 ジャガイモの土寄せ2

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 エンドウもたわわに実っております。毎日豆ご飯にしていただいております。取りきれなくても乾かして保存して、カレーの具にするのであります。


 


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 ジャガイモの周りを除草して観察しておりますと、早くも芋が出来ております。表面が変色しておりますので、二度目の土寄せをせよという意味です。自然から教わる毎日です。


 


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 更に続けておりますと、気の早いのがひとつ転がり出て参りました。早速夕食に頂くことと致しました。


 


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 ジャガイモの二度目の土寄せは、花の咲く頃にその花をもぎ取ったその手でするようにしております。このように株の首根っこくらいまで山型に盛り上げてしまいます。従って、最初に畝を作るときに、あまり高畝にしてしまうと、寄せる土が不足して失敗します。


 


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 インゲンの右手でサツマイモの植え付けを待っていたはずの畝なのですが、小豆・大豆・レンズ豆の苗がもう限界になって来ましたので、予定を変更してここを整地して植え付けました。ここは3年前に豆を植えた経歴があり、予定地の方は豆は未だ植えたことがないのですが、タマネギが熟さない以上、この際やむを得ません。


 


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 観察を続けます。青ネギのネギ坊主が花を終えて実を結びはじめています。未だ種というほど乾いていません。種は黒です。


 


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 麦の状態です。徐々に固まりはじめています。


 


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2012/06/16-17 farminhos

各位

おそらく昨日あたりが、この初夏最後の安定した晴れの日だったのでしょうなあ・・・今日あたり梅雨入りの予感が・・・
さて、田植えは6/16-17で結構・・・失礼、決行です。雨天決行です。荒天にならない限りやります。
その前にたくさんしておかなければならないことがありますので、ご案内しておきます。
お時間のある方は、ぜひともご体験ください。

6/09-10 (土日) 芦屋「大谷茶屋」営業
6/11 (月) の週の出来れば晴れた日
 タマネギとニンニクの収穫・イチゴの鳥よけネット外し・イチゴ畝の除草と整地・畦と土手の草刈り・木曜日くらいに最終代掻き・田植え前日に苗とり
6/16-17 (土日) 田植え (コシヒカリと黒米)
6/18 (月) の週の出来れば晴れた日
 麦刈り・麦干し・麦畑跡地の整地・畦打ち・畦塗り・縣取り・代掻き・田植え前日に苗とり
6/24 (日) 田植え (インディカと赤米) 6/23はコンサート出演のため不在・・・

とまあ、こんな予定なんですが、麦が未だねえ・・・でも赤米の苗はねえ・・・
ちゅうわけで、6/24 (日) のインディカと赤米の田植えを、一週間前後先延ばしするかも・・・
なんせ麦は初めてなもんで、段取りわかりませんねん・・・ほなみなさんよろしく !!

ところで、お知らせしておりましたように、まもなく6/30をもちまして「jaki's homepage」は閉鎖されます(;_;)
これまでmacユーザであることを誇りに思って参りましたが、今度の事態で完全にその気をなくしました。
メール・アドレスもブログも、macのサービスとは縁を切りました。
下記署名にURLがございますので登録変更未だの方はよろしく。
ほな関西電力はええんかい ?? ・・・て・・・ここは光ネットしか通じてへんからしゃーないやん。
まあとりあえず、あとわずかの日々、ひきつづき「jaki's homepage」をお楽しみください。





伊丹 正典
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20120609-10 cafeminhos

雨の季節がやって参りました。一ヶ月半も続く日本の梅雨は、私は「5番目の季節」と呼んでも良いのではないかと思います。6/09土曜日の前半まで雨は残りそうですが、後半以降は上がるという予報ですので、一部のメニューを割愛した上で営業させていただきます。登山には向かないかもしれませんが、滝の音とともにしっとりと濡れる木々を眺めにお越し下さい。

定番メニュー (10:00-16:00)
 おでん \100
 ブレンドコーヒー (上り/下り) \350
 ハーブティー (上り/下り) \400

 ワイン (赤/白/スパークリング) \500/ glass, \2,500/ bottle

 ウィスキー (バーボン/アイリッシュ) \500/ glass

 焼酎 \500/ glass


6/09-10のメニュー

モーニング (8:00-11:00)

 モーニング・セット \400

 カフェ・ラテ・セット \450

ランチ (11:00-15:00)

 わりとフツーのチキンカレー \500

 おでん定食 \500

  ご飯は手作りのコシヒカリと赤米の豆ご飯です。

カフェ (10:00-16:00)

 

 caffè espresso \200

 caffè macchiato \200

 caffè latte \400

 affogato al caffè \400

 シルクロードの香茶各種 \350

 旬 !! fフレッシュ・ミント・ティー \350


 

雨音を聞きながらお待ち申し上げております・・・ただしむくつけきオトコですが・・・

「大谷茶屋」は、六甲山芦屋ロックガーデン側登山口「高座の滝」の前にあります。


http://www.mapion.co.jp/m/34.7424313888889_135.291656388889_8/ 


 営業日: 土・日・祝 (ただし雨天の場合閉店の可能性あり)

 営業時間: 10:00-16:00 (現在8:00よりモーニング営業実施中)


 滝に向かって左手の建物はビールやお飲物などの売店、右手の洞窟のような空間では伝統の「おでん」を販売しております。そのほかにも、日替わりメニューがいろいろありますので、登山前の気合いチャージに、下山後のリラックスにご活用ください。


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2012年06月07日

20120606 新畑の観察

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 雲のおかげで肉眼撮影に成功・・・わからんひとはマネしちゃイケませんよ。


 


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 遅植えのジャガイモにも花がついた。間もなく二度目の土寄せの時期である。


 


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 タカキビとアマランサスの発芽。逞しそうな姿をしている。


 


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 日常野菜の発芽。


 


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 インゲンの定植。


 


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 インゲンの発芽。


 


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 小豆の定植。


 


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 鶴の子大豆の発芽


 


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 レンズ豆 (^^)

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2012年06月06日

20120605 芒種

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 コシヒカリ4葉、草丈は約15cm・・・もうちょいや。


 


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 インディカの方は種蒔きが遅いので雑草との競合になっている。除草。


 


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 そのついでに、ひさしぶりに田んぼの雑草の天ぷらと鶏の唐揚げランチ (^^)


 


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 ニンニクは、春になると中身がスカスカに抜けていく。最後の一株もほとんど使い物にならない。


 


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 イチゴもほぼ終わり。ほんの2週間ほどのことやのに、なんやかやと一年中手間かかるんよね・・・でも手間のかかる◯◯◯ほど味も甘いというてなあ・・・(^^)


 


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 ソラマメの横で、まさに体を張ってアブラムシを寄せ付けているゴボウの古株・・・見てるだけで背筋が痒くなってくる。


 


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 おかげで今年もでかいソラマメが豊作である。


 


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 しかし心配事もある。極めて生育の悪い黄色い株も多いのだが、除草をしていてふと気がついた。ここは昨年シロップを作るために赤紫蘇を大量に栽培した跡地で、そのこぼれ種が密集して発芽しているのである。それがソラマメの株の中にまで侵入しているところがあって、その株がほとんど生育していない。ということは、これが原因かも・・・まだわからんが調べてみる価値はありそうだ。


 

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2012年06月04日

20120604 水田雑草第一弾

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 オモダカ・コナギ・ウリカワ・・・名前なんてどーでも良い。また今年も出てきよった。こいつらの陣取り合戦が決着した頃に、先ずは耕耘機で粉砕してくれる。


 


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 タマネギにネギ坊主が出来とる。無肥料栽培なので過肥ということはない。未だ葉も青々としているし、倒れたものも少ないので収穫期には早い気がするが、ともかく購入苗の分だけは見切り収穫。


 


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・・・というか諦めて次行こ次・・・後がつかえてんねん。やはり小さい。


 


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 えい、やあ、たあで除草して完熟堆肥を放り込んで畝立てて整地してインゲン行くなあ・・・左は、残されたもう1本のタマネギ畝、その左にニンニクが収穫を待っている。


 


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 ズッキーニの渡りの部分に敷き藁。


 


 


 

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2012年06月02日

20120601 麦秋

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 麦の状態。穂の色は程よい枯れ具合に見えるが、実を爪で潰してみると、未だ乳液状態である。これが、歯で噛んで「ガリっ」という程度なら苅り時だそうだ。


 


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 このところの温かさでハーブ類も次々に発芽・・・と、わかりやすそうに見えるかもしれんけどね、実はこれ除草後なんよ、芽の顔知っとかんと作物まで抜いてまうで。


 


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 これまで成功しなかったナスの発芽。これも似たような雑草に紛れてる。とろけるシチューのためにたくさん作る。


 


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 なんと、ウリの畝の間にスイカが出ているではないか・・・危うく首を落とすとこやった・・・


 


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 瓜科は日常野菜の条間に定植、その株間には補足的に種蒔きもしている。


 


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 カボチャやズッキーニは、私の畑でも畝沿いではなく二畝を跨ぐように栽培する・・・ナニが可笑しい ??


 


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 パプリカは、種が手に入らなかったので、やむなく苗を購入。植え付け後数日で花が咲き、実を付けた・・・おもろいこともなんともない。


 


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 植え付けが済んで空いたポットから、順次「丹波の黒豆」の種蒔き。芽吹きの季節はとにかく忙しい。段取りひとつ間違うと大きく狂う。もうすぐ梅雨入り・・・

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2012年06月01日

20120602-03 cafeminhos

定番メニュー (10:00-16:00)

 おでん \100
 ブレンドコーヒー (上り/下り) \350
 ハーブティー (上り/下り) \400

 ワイン (赤/白/スパークリング) \500/ glass, \2,500/ bottle

 ウィスキー (バーボン/アイリッシュ) \500/ glass

 焼酎 \500/ glass


6/02-03のメニュー

モーニング (8:00-11:00)

 モーニング・セット \400

 カフェ・ラテ・セット \450

ランチ (11:00-15:00)

 わりとフツーのチキンカレー \500

 さまよえる子羊のウズベク・シチュー \500

  以上はインディカ・ライスと手作りパンが選べます。

 塩おでん定食 (おでん3こ + f豆ご飯) \500

カフェ (10:00-16:00)

 エスプレッソ \200

 マキアート \200

 カフェ・ラテ \400

 シルクロードの香茶各種 \350

 旬 !! fフレッシュ・ミント・ティー \350
軽食 (10:00-16:00)

 

 ホットドッグ \350

 ピザトースト \400

 旬 !! f焼きソラマメ \200
 炭火焼き各種 \200より
 

 上記メニューのうち「f」マークのついたものは、スタッフのひとりの畑の野菜を主に使っております。化学物質由来の資材は一切不使用の露地栽培です。田舎暮らしや農業にご興味おありの方は農作業体験が出来ます。くわしくは、「farminhos」で検索してください。


BGM:「Astor PiazzollaとTango Argentinoの名曲名演を集めて」
posted by jakiswede at 01:44| Comment(0) | cafeminhos | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする