梅雨本番前最後の晴れ間である。早朝より起き出して、先ずはタマネギを収穫する。購入苗を植えたもうひとつの畝からは、ごく小さなタマネギが木箱ようやく2つしか採れなかったが、種から育てた本畝からはこの通り。しかし例年より小振りなものが多い。まあ肥料やってへんからしゃあないか。
ごくまれに、赤いタマネギが見られる。種の段階で混じったか、たまたま種蒔きした畝に前からいたのか・・・
タマネギの畝には、ほぼ冬中、米のとぎ汁をかけていたのだが、タマネギというものは養分をもらっているという実感がわかないと大きくなる気にならんらしく、しかもその養分はほんのつまみ食い程度で後は土に残されるのである。従ってタマネギの跡地に植えたものはよく育つ。改めて施肥の必要もなく整地だけして、サツマイモ「ベニアズマ」go !!
2株だけネギ坊主の出来たものがあったので、採種を試みるために残す。こういう個性的なヤツが俺は好きやな。
続いて田んぼの方を最終代掻きし、植え代の目印ロープを張る。これまでより四隅から多めに余白を取ったので、収量は若干落ちるであろうが管理はしやすくなるはずだ。
麦は、白くなりかけて来たものは、実をかじると硬さを感じるほどになったので、イチゴの跡地の始末がつき次第、収穫する。しかし明日あたりから梅雨も本番。
そのイチゴの跡地である。収穫期を過ぎると、イチゴはランナーを伸ばす事に勢力を使いはじめるので、その気に乗じて雑草も一気に伸びはじめる。畝を覆っていた鳥よけネットを外す。支柱に張った紐にかけてあるので、右から左にめくれば良いことは解っているのだが、
裾や中でこんなことになってたりして非常に面倒なのである。ちなみにこれはイチゴの孫株で、このように健康に個体を選んで、来年の植え付け用に植え替えていく。
さて鳥よけネットの片付け方であるが、一人作業なのでコンクリート・ブロックが相棒。まずは道路に出てネットの両端を出す。一方をコンクリート・ブロックで固定したら、他方を持って半分に重ねる。このとき注意すべきは、一本の紐を半分に折るような感覚で安易にやってしまうと、ネットのセンターがわからなくなるので、自分の体を間に入れて、自分の左が下で右が上と決めてかかる事である。両端が揃ったら、短い紐でその両端を括ってコンクリート・ブロックで押さえる。自分の体は網の間にあるはずなので、両方をたぐっていけばセンターが出る。
今度はそのセンターを持って、両端側は体の右に、センター側は左にと決めて、センターを両端にあわせる。つまりここで4つ折りになったことになる。そのセンターのタップを両端を括った紐で括る。そのとき自分の体は、本来下の写真の輪の中にあるはずなので、括った紐をコンクリート・ブロックで押さえて両方をたぐっていくと、更にセンターが出るから、以上の作業を繰り返していく訳である。
使う紐は一本である。これにその都度のセンター・タップを重ねては結んでいって、最終的には下の写真のような状態になる。作業としては、単に半分ずつに重ねていっているだけなのだが、ゆめゆめ侮る事なかれ。これをやっておくのとおかないのとでは、次回使うときに大きな差が出る。
開くときは逆に、先ずは最初のひとつの結び目だけをほどいて、タップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす。すると次の結び目がなんの邪魔者もなく露出するので、それをほどいて次のタップを伸びきるまで伸ばす・・・ということを繰り返していくのである。このとき焦ってゆめゆめ全ての結び目をほどく事なかれ。そんな事をしたら全体がもつれて大変なことになる。ごく数分で解けるネットの展開に数時間かかる事もザラである。
イチゴの株の養生には、元気な孫株あたりを移植するのだが、跡地の除草のときにだいたい目をつけておいて、その周りは残しておく。梅雨の末期に元気そうな株を仮植え床に植えて養生し、10月頃に本植えする。仮植えはしてもしなくても良いが、した方が状態が揃うので収量が上がるようである。私は手が回らずに本植えしかして来なかったが、今年は畑も広がった事だし、そちらへ仮植えしてみようかと思っている。
ついでに観察、葉を落としはじめたソラマメ、いよいよ登熟の始まりである。青いものも、煮ても焼いても皮が硬くなっくる。
ああ、ナスが・・・ネキリムシの仕業っぽい。活着したから一本立ちにした翌日にこれだ・・・まあエロエロ・・・失礼、いろいろありますわ。ポット養生苗から新たに移植。
イタリアン・パセリの花が満開。