2012年06月19日

20120618 タマネギ吊るし

KIF_1598.JPG


 田植えの終わった田んぼをしみじみと眺めるのは至福の時間である。今年も良い田植えが出来ました。これもひとえに私の人徳・・・いやいや、皆様のご協力のお陰と感謝感激の行ったり来たりでございます。ありがとうこざいました・・・


 


KIF_1597.JPG


 などと感慨に耽っている時間のないのが梅雨入りの時期である。大雑把に除草されたイチゴ畝のなかから、株を養生する生きの良いイチゴを選んで残し、他は撤去、勿論除草された雑草も撤去するのであれが、既に雨水を多く含んでいて強烈に重いのである。


 


KIF_1599.JPG


 続いて麦を刈ろうとも思ったのであるが、台風がこともあろうに2つも直撃コースをひたすら進んで来ているのである。今日は世界一周一人旅の女王NY女史が手伝いに来てくれているので、人手のあるときに手間のかかる事を仕上げてしまいたいのだが、さすがに台風が2つも直撃されては、破壊された後が厄介、かといって麦が大雨にさらされて穂発芽してしまったら元も子もなく、大豆その他のポット苗も既にパンパンの状態・・・全ての段取りが上手く揃ったときに限って、思わぬ障害に出会うものである。悩んでいる時間もない。光あるうちに光の中を歩め、人手のあるうちに人手のかかる作業を進めよ、ということで急遽収穫済みのニンニクとタマネギを縛って吊るすことにした。


 


KIF_1600.JPG


 今年はニンニクは上手く行ったが、タマネギは40点くらいである。こーゆーチビタマが強烈に多い。

posted by jakiswede at 16:54| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20120617 コシヒカリ田植え

KIF_1595.JPG

 雨は上がった。今日は、もともと今日来てくれる予定だった2人と、昨日来てくれる予定だった4人に、更に昼から2人が助っ人に来てくれたので、私を入れた9人を3グループに分け、まずは3人で苗とりを続けてもらい、3人で昨日取った苗で田植えをし、昼から加勢してくれた2人に1人を加えて田植えを続行、役割を入れ替えて、田植えをした人は苗とり、苗とりをした人は麦干場を作るためにイチゴ畝の除草と、実に効率的に人員を回すことができ、信じられないほど作業は進んだ。ありがたいことである。


posted by jakiswede at 16:40| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20120616 苗とり

KIF_1591.JPG


 台風がこちらに進んで来ているのを気にしながら、今日は雨のために田植えそのものは中止を連絡して、私は雨が小やみになるのを見計らって苗とりをする。台風が来るとしたら来週半ばくらいであろうが、梅雨前線の影響が心配である。明日雨が止むことを期待してとっとと植えるべきか、台風が過ぎ去ってから植えさらすべきか・・・予報では来週後半までの長雨であるので、今を逃せばいつ植えられるかわからない。去年、長雨で植え時を逃して苗代が蒸れ上がって苗イモチが発生し、赤米の苗はほとんど青息吐息の状態になった苦い記憶が蘇る。しかし田植えを強行して毎日心配していたら、不思議な事に例年と遜色ない程度に立ち上がったのであった。その誇らしげな赤穂のことを思い出すたびに、生命の力を実感する。俺はお前らを信じる。明日、植わってくれるか ??


 


KIF_1592.JPG


 水苗代であるので、苗とりをするには、手をぐっと苗の下に差し込んで土ごと大きくはがす。


 


KIF_1593.JPG


 それをほぐしながら最もしっかりした苗を選び、それと同等の大きさのものを先ずは優等生として取り出してから、小さすぎて使えそうにないものを捨て、残りは中くらいとして一括する。いくつか、葉にイモチが出ているのを目にする。


 


KIF_1589.JPG


 同時に雑草を取り除くのであるが、ウリカワやコナギの類いは形が違うのでわかるとして、この時期最もわかりにくいのは「稗」である。写真ではなおさらわかりにくいが、左が稗、右は稲である。葉の色が幾分青みがかっており、根元がわずかに赤い。根の一本一本が稲より太い。私もこれがわかるようになったのは、自分で一通り出来るようになってからの事で、稗の一生をつぶさに見れば、左が稗であることは解るようになる。そのためには、毎日田んぼにかがみ込んで草取りをしなければならず、これは経験してもらうより他にない。稲の生育状態としては、誠に良好である。


 


KIF_1590.JPG


 わずかではあるが、今年も苗にイモチが発生している。やはり田植えをこれ以上延期するのは良くない。


posted by jakiswede at 16:33| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20120619 farminhos連絡

各位

台風4号が大阪直撃のコースを取っています。6/19-20あたりが最もシビアな状態になるでしょう。
続いて台風5号が数日後に通過する予測です。したがって今週いっぱいは、なす術もなく風の収まるのを待つ以外にありません。
しかし晩稲の苗・畦豆その他の苗など、これ以上ぬるま湯に浸けておくと全滅しかねないので、ぎりぎりの選択、来れる人は来てください。
6/24 (日) 麦の干し場作り・麦刈り・麦干し・全体の草刈り・麦跡地の鋤上げ・畦豆の植え付け・入水・縣取り (死の労働)
6/25 (月) 畦塗り・粗掻き・コシヒカリの補植・その他のポット苗の植え付け (遅れ必至)
6/26 (火) 代掻き
6/28 (木) 頃・・・無理矢理田植え (インディカ・赤米)
夏にかけての今年の気候が高めに推移するという予感は的中したが、種降ろしを一週間遅らせるという判断は、台風2個の直撃を予測出来なかった事で、結果的に誤りであった。今年は「風」に翻弄されそうである。

お願いします・・・m(_ _)m


伊丹 正典
Itami Masanori
please reply to: jakiswede@gaia.eonet.ne.jp
posted by jakiswede at 00:24| Comment(0) | farminhos | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする