夏草の処理は、私はこのようにしている。芽吹きの頃と違って既に作物は大きく生長しており、除草の主眼が、芽や苗の保護から、株元の乾燥防止に移るからである。雑草は抜かずに刈って、作物の株元に敷き詰める。抜くと、この時期の雑草の生命力は旺盛なので、夜露だけでも根付き、頭をもたげて成長する。写真は、手前からインゲン・小豆と大豆・ソラマメ跡地。
雑草との闘いに青息吐息であったオクラの畝は、彼らを保護する目的から雑草を抜く。
ようやくナスに花芽がついた。巷と比べると勿論遅いのだが、私個人としては種から育ててここまで来たのは初めてである。このナスは千両の価値がある。
来シーズンのために、イチゴの株を養生する。
夏以降に出はじめるランナーに着く子株や孫株が、旬を見据えた移植に適している。ランナーの先をポットで受けて、ランナーが枯れ次第、定植畝に移植して行く。
ジャガイモの跡地を整地する。取り残しが1箱もあった。鍬で傷ついたものは早く食べてしまう。
こぼれ種から発芽し、畑の作物に巻き付くのでやむなく撤去したヒョウタンが、捨てられた堆肥置き場で息を吹き返して花を咲かせている。最後にぐるりを除草して、とりあえず畑仕事は一段落。