2012年11月01日

20121028 船坂ビエンナーレ

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 霧雨の「船坂ビエンナーレ」・・・苔むし石清水滴る山里に霧が流れる寂寞の時間、無人の集落に散在する作品を遍歴する雨の一日。


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 霧は山肌や民家を隠しつつ表しつつ雨を呼ぶ。転がり込んだ「作品」のなか、それは白い空間であった。


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 船坂は西宮市北部の山口町に属する。船坂の集落自体は美しい隠れ里なのだが、山口町という「町」は、西宮市の都市部とは別の自治組織を持ち、都市近郊にある山林を売却した莫大な資金を管理する団体がモノをいう典型的なムラ社会である。


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 過疎に悩み、廃校になったレトロな木造小学校校舎と斜面の空き農地を舞台に繰り広げられる前衛芸術は、始まった当初は、静謐な山里の風情と相まって独特の洗練を醸し出していたが、遠巻きに見ていた地元プチ「有力者」たちがモノを言いはじめてからその切先が鈍る。


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 創造活動というものは、あくまで個人的で孤独なものである。それが「公共」と手を組んだとき、その輝き、独自性、迫力は必然的に影を潜める。なぜなら自由が制御されるからである。「船坂ビエンナーレ」も、「地域」と手を組んだがために当初の持ち味は薄められ、作品は減少し、前衛的なインスタレーションと農協の車庫に盆栽が混在する、なんとも奇妙なミスマッチを味わえる催しとなった。


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 http://funasaka-art.com/ 11/22「ベルグ」で会いましょう。


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20121031 farminhos連絡

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 farminhos新畑の観察。これを読まれた方は事前にご連絡いただいた上で積極的に参加してください。初めに蒔いた大根は収穫できるほどに成長しています。


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 その後で蒔いたものは、間引きが十分でなかったためか、近隣と競合してしまい、株が弱ったぶん虫に食われています。今からでも間引きをし、間引き菜は収穫すべきです。


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 タカキビの蘖が大きく成長して実をつけています。


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 一方、アマランサスは枯れて倒れ込んでいます。刈り取りが必要と思われます。以上2畝、このあとソラマメとエンドウを植えるので早めの収穫が必要です。


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 その隣では、山東菜・チンゲンサイ・ベンリナなどが良い状態で収穫を待っています。


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 ウリ科の3畝はほぼ枯れ尽くして撤去時期です。


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 その隣のアブラナ科3畝も収穫晩期です。このあとタマネギを植えますので、早めの撤去が必要です。


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 豆科の跡地です。左手のインゲンと小豆はまだ収穫できます。


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 サツマイモもそろそろ収穫すべきときです。


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20121031 稲刈り

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 昨日はこんぐらいにしといたった途端にザァァァァーッと来よってからにまた田んぼがじゅくじゅくになってやんの。ここは田植えも一人でやったので、それからの苦労を思い出し、こうして私にしては整然と植わった稲を刈り取ってしまうとなると、なんかもったいのうていつまでも眺めていたい気になるんよね。


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 あああ、もうすぐ終わってまう・・・


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 あああっ、イクイクイクイク・・・・==Э:。.:・'゜☆。


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 失礼、延々たる一人作業はセルフ・タイマーで自分の写真など撮ったりして楽しみながらヤルのがコツ。溢れる光の中で稲束を結わえる至福のひととき。これを掛け終わって眺めてみると、あと赤米を掛けたら稲木3本弱。本田のコシヒカリが4本だったことを考え合わせると、かなりの豊作といえるだろう。


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20121030 稲刈り

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 晩稲を干すに晩秋の陽の光は弱いので、稲木を南北に立てる。正午に棒を立ててそれと平行に足を組む。


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 覚悟 !!


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 ここんとこ雨が多くて圃場が濡れている。手前から奥へと躄ながら刈り進む。刈り取った稲は6ヶ所ずつ一束にして、まずは敷きわらの上に置き、その次は角度を変えて交互に置いていくと、濡れも少なくてすむし、あとで束ねるにも楽である。

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 奥から手前へ束ねながら戻ってくる。束ねたものは、このように敷きわらを敷いてその上に積んでおく。


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 束を集めて担いで、稲木のすぐ脇に株元を手前に置く。一人稲刈りは、全部刈ってから掛けるのではなく、掛け終えられる分だけ刈ってからそれを掛けるのがコツ。


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 稲木に掛ける掛け方は言葉で説明すると結構難しい。上の写真の画面左から詰めていく。自分は画面左に向いて立ち、後退しながら掛け進む。稲束を持って、奥 : 手前 = 6 : 4くらいに十字に交差するように分ける。例えば一つ目を手前を右にして馬の背に掛けたら、二つ目は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を右にして、前の右の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。次は奥を左にして、前の左の上に乗せ、男女がアノ時に足を絡ませるように手前の稲穂に絡ませて組む。こんなけ言うたらわかるやろ。なんや天気も怪しなってきたし全部刈るのんもかわいそうやから今日んとこはこんぐらいにしといたるわ。


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posted by jakiswede at 00:23| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20121029 切藁鋤込

 

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 本田が空いたので、稲藁を刻んで鋤込んでしまう。しかる後にもう一度稲木を立てて、今度は脇田の晩稲のインディカと赤米の稲刈りをしてここに干す。なぜそのようなややこしいことをするのかというと、脇田の裏で今年も小麦を作るからである。


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 芋掘りをしたときに出た蔓を田んぼに捨てておいたら、そのまま根を張って成長を続けている。天晴な生命力だが、すまんけどその生命力を来年の米のために使わせてもらうわ。


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 天晴といえばコシヒカリの蘖が結実しとる。


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 稲藁や芋の蔓を押切で切り刻んで全体を鋤く。


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 こっちから見ると上手いこと鋤けてるように見えるんやが・・・


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 なんでまっすぐ行かれへんねん・・・てコレが行かれへんもんなんですよ、この跡を見てね、ああ苦労しはってんやろなと思わはる人は、水はけの悪い田んぼで耕耘機動かす痛みを知ってる人ですよ、まっすぐ行かんのですわ。

 
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20121027 marie heureux

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 今日は友達の結婚式の写真班。ほんまにほとんどの友達の結婚式の写真班やってる感じ。定番化しとるね。今日の結婚式は良かった。長居植物園の芝生の上で、通行人ウェルカムでイス並べてショーロ演奏して、シンプルで和やかなオトナの人前結婚式。

 

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 http://www.nagai-park.jp/n-syoku/assets/files/wedding%20.pdf

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20121026 椎茸収穫

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 よしよし・・・

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posted by jakiswede at 00:03| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20121025 黒米脱穀

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 黒米の脱穀と選別。量が少ないので、体験的に足踏み脱穀機と百数十年ものの唐箕を使用。

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posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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