霜注意報が解除されないので、念のためにジャガイモの畝に不織布を貼っておく。
引き続き畔の補修である。モグラの穴が畔と並行に進んでいる分には別状ないのだが、このように波板の下をくぐって外に出た場合には、確実にここから水が漏れるのである。
補修した後は、このように波板の切れっ端゜でお茶を濁しておいて土寄せしてしまうのである。
このような穴を注意深く補修した後、波板を張り直して土寄せをする。
前作の稲刈りの後、私は田んぼを一度鋤いてしまっているので、厳密には今シーズンは「不耕起」にはならない。不耕起栽培では、稲刈りの後田んぼを放置してそのまま代掻きもせずに田植えをするというのだが、それではこのような地割れから、どんどん水が漏れ出してしまうように思われるのだが、実際はどうなのであろうか ?? 今シーズンは、耕さなくても不耕起にならないので、その過程は「赤目自然農塾」で観察させていただくとして、とりあえず作業を進める。
水を貼ると、畔切りの時に振りまいた土が凸凹になっているので、レーキでこれを均す。
満水にしても水没しない程度に、苗代の土を上げておく。代掻きをしていないので、満水にしても水はすぐに抜けてしまう。
「県取り」といい、土寄せしておいた部分を足で踏んで練りながら更に上乗せしていく。この作業は水浸しだと、足で踏んでも練られずに泥になって流れるばかりとなるので、ある程度水が退いてからにした方が良い・・・と、かるーく書いたが、鍬に泥が貼り付いて、一回一回これをそぎ落としながら作業するのでね、めっちゃしんどいんよコレ・・・