2013年05月01日

20130419 県取り

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 霜注意報が解除されないので、念のためにジャガイモの畝に不織布を貼っておく。


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 引き続き畔の補修である。モグラの穴が畔と並行に進んでいる分には別状ないのだが、このように波板の下をくぐって外に出た場合には、確実にここから水が漏れるのである。

 

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 補修した後は、このように波板の切れっ端゜でお茶を濁しておいて土寄せしてしまうのである。


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 このような穴を注意深く補修した後、波板を張り直して土寄せをする。


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 前作の稲刈りの後、私は田んぼを一度鋤いてしまっているので、厳密には今シーズンは「不耕起」にはならない。不耕起栽培では、稲刈りの後田んぼを放置してそのまま代掻きもせずに田植えをするというのだが、それではこのような地割れから、どんどん水が漏れ出してしまうように思われるのだが、実際はどうなのであろうか ?? 今シーズンは、耕さなくても不耕起にならないので、その過程は「赤目自然農塾」で観察させていただくとして、とりあえず作業を進める。


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 水を貼ると、畔切りの時に振りまいた土が凸凹になっているので、レーキでこれを均す。


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 満水にしても水没しない程度に、苗代の土を上げておく。代掻きをしていないので、満水にしても水はすぐに抜けてしまう。


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 「県取り」といい、土寄せしておいた部分を足で踏んで練りながら更に上乗せしていく。この作業は水浸しだと、足で踏んでも練られずに泥になって流れるばかりとなるので、ある程度水が退いてからにした方が良い・・・と、かるーく書いたが、鍬に泥が貼り付いて、一回一回これをそぎ落としながら作業するのでね、めっちゃしんどいんよコレ・・・


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20130418 キムチ用薬念醤の仕込

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 キムチ用薬念醤仕込みである。まずはもちごめを3倍の水で粥に炊き、これを良くこねてどろどろの糯にする。


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 同量の塩で1ヶ月漬込んだ鰯をほぐし、


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 ミキサーにかけて粉砕して糯に混ぜ込んで行く。


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 更に、ニンニク・ショウガのペーストにしたもの、松の実の煎ったものとアミエビを混ぜ、


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 粗挽きのトウガラシを混ぜ込んで全体を良く馴染ませる。


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 全体を良く練り合わせながら、今度は細かく挽いたトウガラシを徐々に加えて粘度を上げてゆき、耳たぶよりやや硬い状態にまで練り上げる。


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 陽気に密閉して約1年冷蔵し、1年後から白菜や大根、キュウリのキムチ漬けなどに使う。ちなみに私のものは、鰯・塩・アミエビ・松の実以外は、全て畑で栽培したものを使っている。トウガラシはもちろん、韓国のキムチ用のシシトウであり、これを乾燥させてミキサーで挽き、篩で篩って細かいものをためていく。非常に手間ひまのかかるものであるので、これを高く売る事を考えている。

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20130413 醤油の仕込み

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 いきなりですが、これは醤油麹である。ここまで来るに至ったいきさつを簡単に述べる。丹波の黒豆1kgを水に一晩浸すとだいたい4倍の体積に膨れ上がるので、これを8時間くらい崩れる直前まで煮る。それを笊に空けて、豆蔵はとっといて、放熱している間に、小麦1kgを香りが立つまで丁寧に煎って放熱の後これを粗挽にし、麹の花と良く混ぜる。それを煮た大豆にまぶすようにしてバットに広げ、25-35℃程度に穏やかに過熱あるいは保温する。半日程度で発熱が始まるので、それ以後は注意深く温度管理して、決して40℃を越えないようにすると、だんだんコウジカビが繁殖して上のようになる。


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 何度か上のカビを下に切り込むようにして「手入れ」をし、小麦が上の写真のようにカステラ状態となり、カビが緑色を濃くして全体に回るようにする。だいたい5日程度で蔓延し芳香を強くするので、その時点で「出麹」とし、その体積を量る。


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 私は上のように、麹を袋に詰めて満水のボウルに押し込み、溢れた水の体積を量る。ちなみに今回は約3,200ccであった。


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 この水に対して濃度が20%になるように塩を溶かし、上の麹と混合して「醪」とする。


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 これを瓶に詰めて冷暗所に置き、数日ごとに撹拌して醗酵を待つ。ちなみに左の小瓶は、麹を小分けして小麦粉と砂糖を与え、次なるパンの酵母とすべく取り置いたものである。春からは、私のパンは麹菌醗酵になるのであります。

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20130412 畑の観察

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 鱸のポワレ、菜の花添え・・・


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 麦の合間に、素知らぬ振りして稗が生えてきてる。なかなか見分けがつかんけどね・・・


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 イチゴの花が咲いている。


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 今朝の冷え込みで、ジャガイモの葉が霜に当たって枯れている。稲藁ごときでは防ぎ切れんかったと見える。しかし、たいてい腋芽が出て息を吹き返す。


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 夏野菜の種をポット蒔きにしたのだが、ビニールで覆っておいたにも関わらず、いくつかのトマトの芽が枯れてしまった。まあ、いろいろあるさ・・・


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20130411 畔切り

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 白菜は実りの季節・・・


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 田んぼはこれから実らせる季節・・・まずは「畔切り」、畔には丹波の黒豆を植えるので、毎年塗り替えないと連作障害が出て収入が減る。塗り畔に使った土は、なるべく田んぼの真ん中へほうり出して、手許の土で新しい畔を作る。


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 波板をはがすと、土手にはモグラの穴があちこちにある。


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 これは、果敢にも波板を破って田んぼに入った跡・・・あるいは波板の切れ目を押し広げたか・・・


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 ほとんど全周このような状態なので、はいつくばって穴埋めをするのに結構腰にくる。


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 それにしても見事に穴を通すもんやな、うちの新築の時にちょっと水周りやってほしいくらいや。

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20130410 北はりま田園空間

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 半日ほど時間が出来たので、西北方面へ探索に出た。加東市、旧の東上町を抜けて社町に入り、中国道にほぼ沿うように走る県道が、国道372号線を越えた辺り、坂道を上ると旧に視界が開け、眼前に高原が広がった。兵庫県にもこんな景色があった。山間部に開けた平坦地で、農家が点在している。農道を探索していると、なんと「売土地」の看板があったので、早速連絡してみた・・・が、「市街化調整区域」で家は建てられない土地だという。資材置き場にしか使えないそうだ。隣接する土地には、質素な美しい家が建っているのに・・・ううむ・・・ダメなら仕方がない。他を当たろう。兵庫県の真ん中あたりには、このような牧歌的な風景が時折見られるのである。この風景を活用して、このような「企画」が行われている。まだまだ捨てたもんじゃない、地元兵庫・・・


 http://www.k-denku.com/


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posted by jakiswede at 22:14| Comment(0) | 移住計画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする