
へっへっへ。面白いから手持ちのM42マウントのレンズを総動員して、絞り開放約2mの置きピンで、背景のぐるぐるボケ具合の比較実験をやってみた !! 各レンズの詳細については、個別に取り上げたときに詳しく書きます。まずはPrimoplan 58/1.9*プリセット。

Biotar 5.8cm/2

Biotar 58/2*プリセット・・・これはM42→EOSアダプタにマウント出来ないので、レンズを手で押し付けて撮影・・・

Jena B 58/2 同上
Tessar 50/2.8*プリセット・・・ これもマウント出来ないもんで手持ち撮影・・・すんません。

Tessar 50/2.8* for Icarex 35 TM これは東ドイツJena製ではなく、西ドイツOberkochenのCarl Zeiss Tessarとしては最後期のグループとなるだろう、西側のTessarは若干硬い描写という感じがする。10m先あたりから、僅かに地面がまくれるようなぐるぐるボケが出ている。

Pancolar 50/1.8* これはBiotarと交替して登場した大口径標準レンズ。開放絞りが大きくなった分、背景のぐるぐるボケも強めに残る。

Pancolar Electric 50/1.8* これは電気仕掛けのPraktica Lシリーズの自動露出制御に対応したモデルで、マウント部に3つの電気接点を持っている。

Pancolar Electric 50/1.8*もいっぱつ (;_;) まあエロエロあって2本持ってるんですわ。

Ultron 50/1.8 これはマニア垂涎の的、Icarex 35 TM用の前玉凹面のUltron・・・高かったけどねえ・・・

Color Ultron 50/1.8 これはVoigtländerのシンガポール製レンズで、中身はPlanarといわれているもの。でも意外に渦巻きが・・・

Edixa Xenon 50/1.9

Edixa Lauder 50/2.8* ちょっと撮影失敗・・・

Auto Quinon 55/1.9*

Takumar 5.8cm/2 富岡光学製だったかな ?? 焦点距離や開放絞り値がBiotarと同じで、心なしか描写もよく似ている。

Auto Takumar 55/2*

Super Takumar 55/1.8 実は私はこのレンズを最も愛する。日本で大量に生産され、中古市場でも極めて廉価であるのに、その実力には全く目を見張るものがある。

SMC Takumar 50/1.4 その点、このレンズは性能がよくなった分、使い手を選ぶ傾向がある。撮影時のピントと仕上がりのピントの位置が、どうにもずれやすい。それだけ被写界深度の浅いレンズなのであろう。また私の場合、絞り開放での撮影が多く、晴天下では1/4000秒でシャッターが切れたとしても露出オーバーになる。フィルム・カメラを使っていた頃には、ISO25で絞り1.4であれば1/1000秒で、無理でもフィルム現像時に減感処理すればなんとかなる。そこで感度の低いFujiのネオパンF、それが製造中止になった後はイギリスのILFORDのPAN F Plusや、クロアチアのKB25などを使っていたが、もはやこれらも絶望的、手持ちのCanon EOS Digital KIss Nの最低感度設定はISO100なので、このように絞り1.4では露出オーバーになってしまうのである。やれやれ・・・

Auto Revuenon 55/1.4*

Auto Cosinon 50/1.8

Auto Yashinon 5cm/2

Induster 50/2.8 M39変換・・・とまあ、見て参りましたが、まあ、ぐるぐるボケという観点から見れば、そうあんまり変わりませんな・・・
posted by jakiswede at 13:42|
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