2014年06月25日
20140628 谷上マーケット
2014年06月20日
20140620 やんごとなき事態・・・
2014年06月19日
20140823 Okwess International
20140628 谷上マーケット
2014/06/28 (土) 10:00-16:00
物販 丹波黒大豆2013 (特大\400/ 200g)
インディカ米2013 (3分搗\300/ 2合)
赤白黒の糯米ミックス2013 (玄米\300/ 2合)
カンパーニュ (\800)
プチパン (\100)
食事 わりとフツーのチキン・カレー (\300)
場所: http://www.mapion.co.jp/m/34.75805904_135.16434957_10/
有馬街道箕谷ランプ東「ヤキタテイ」駐車場南に隣接する古民家です。
駐車場は上記地図内「皆森」交差点に隣接する「箕谷駐車場」をご利用下さい。
電車でお越しの場合、神鉄箕谷駅か北神急行谷上駅下車、いずれも徒歩10分以内です。

20140623 田植え事始め
farminhos連絡です。
来週より田植えを始めて参ります。ご参加ご希望の方は、なるべく事前にご連絡下さい。見学のみでも結構です。ただし、一度にご参加いただけるのは、現在の対応状況から5人程度とさせていただきたく思います。ご相談下さい。場所は以下の通りです。最寄り駅JR道場駅または神鉄道場南口駅まで送迎させていただきます。なるべく調整しますが、ご希望の日時に、必ずしもご希望の作業が出来るとは限りませんので、ご了承下さい。だいたい毎日何らかの仕事をしてますので、それに合流という形になります。作物の生育状況や天候の推移などで、作業内容や予定は大きく変わる可能性があります。
2014/06/23より 田んぼの準備・畔の補修・苗とり・田植え・小麦の脱穀
2014/06末より 晩稲の田んぼの準備・畔豆の植え付け・晩稲の田植え
畑の方は、順次適時適切な細かい作業があります。
http://www.mapion.co.jp/m/34.85999231_135.23807175_10/
farminhosのブログ
20140621 摩耶山へ・・・
「摩耶山アコースティックピクニック」に参加します !! はじめは「摩耶山リュックサック・マーケット」に飲食で出店する予定で準備を進めて参りましたが、やはりミュージシャンの血の方が五月蝿いので、こちらへ参加します。とはいっても、なんの準備も打ち合わせもない。ペダル・カホンを持ってそこらで演奏してる人たちのところへただただ乱入しようという試みです。なんという傍迷惑な・・・まあ興味のある人は見に来て下さい。バイトがあるので、たぶん3:00 PMには撤収すると思います。
開催日時:2014年6月21日 @ 11:00 AM – 4:00 PM
開催場所:摩耶山虹の駅展望台
参加費:無料
http://www.mayasan.jp/ai1ec_event/摩耶山アコースティックピクニック-3/?instance_id=744
20140618 イヤな世界イヤな社会
麦刈りと両にらみで、田んぼの準備や遅まきの夏野菜の定植、畔豆の育苗などを進めてきたが、その間に隣の工事現場では、現場の男達の友情が結実し、恙なく基礎工事も終って台座部分が埋め戻された。それを受けて私も田んぼに水を張り、数日で繁茂した雑草を刈り取って表面を調え、田植えの準備に取り掛かった。田んぼの水位が上がるにつれて、毎年決まって水が滲みだす部分に、今年も水たまりが出来たのだが、上の写真に見える通り、そのライン上に、隣の敷地にも黒々と水の滲み出た跡があり、その元を正して行けば、暗渠を埋設した跡が確認出来た。つまりこの水たまりは、いままで考えられていたように私の畔塗りが不完全なのではなく、水位の上昇とともに、暗渠を掘った跡に埋められたバラスの空間に集中した水が、地表に滲み出たものだったのである。私の感覚では、畔から水が漏れるのではなく、下からわき出すように思われたのだが、これが立証されたことになる。
さて日常生活の瑣事と書いたが、結構深刻な問題が発生している。ひとつは、ここに建設される施設の巨大さが明らかになるにつれ、敷地に隣接する住民から不安の声が上がるようになり、彼等が連帯して建設反対を唱えそうな動きになっていること、彼等は私にも連帯するように働きかけてくるのだが、私は同調出来ないこと、もうひとつは、私が借りている田んぼの地主が、今度の施設建設について、隣家からなにも説明を受けていないと言いだしたことである。
ことは私が田んぼに水を張りはじめたときに、隣の現場に水漏れすることを、借りている立場上地主に報告したことが発端になった。もとからこうなることは予測出来ていた。水を張った田んぼの周囲を深く掘れば、水が滲み出すのは当たり前のことだ。しかし基礎工事が難航し、今後も基礎部分の脆弱さが心配されるということで、3反に共通する暗渠を私が借りている田んぼの下で切らせて欲しいと工事の元請け担当者が言ってきた。ここんとこ私の生活は多忙を極めていて、早朝から複数の農作業を並行して進めざるを得ない状況だったし、夕方からはバイトである。ほとんど「話しかけんな」状態で、今日はどこまで進めるか、明日はどこまで出来そうか、次の雨はいつか・・・と張りつめた状態で日々を送っていた。水漏れ対策の必要性を言ってきたのが昨日の昼間、元受け担当者が訊ねてきて説明したいと言いだしたのがバイトへ出る間際のことだった。私は時計を見ながら腹ごしらえをしながら着替えをしながら耳を傾けていたが、暗渠を塞ぐためには田んぼに重機を入れて浚渫する必要があると聞いて、掻き込んでいた飯を喉に詰まらせてしまった。明日にでも工事にかかりたいというのを、とにかく地主と相談するから待ってくれて言い残して私は自転車に飛び乗った。バイトから戻って、私は経緯を地主に報告した。今朝、地主が来たので説明すると、上のように、「隣家からなにも説明を受けていない、他人の田んぼに重機入れるなんて非常識にも程がある。賠償請求する。田んぼを買い取ってもらう」などと言いだしたのである。問題はそれだけにとどまらず、私が現場監督に便宜を図ったことや、隣家の計画について理解を示していること、つまり協力的であることへの不満にまで及んだ。ここへきて、近隣住民に地主も加わって、隣家への団体交渉という流れが形成されはじめ、私はその中で最も「被害」を被りながら、独り「異」を唱える形になりつつある。
「聞いてない」はずはないんよね皆さん、耳を塞いでるだけでしょ。だって見りゃわかるやん。それに冬の間に菓子折り持ってきちんと挨拶にも来られたし、図面持って説明しに来た。私は彼等の話を良く理解出来たし、その場に地主も居合わせた。隣保の集まりの際にも話題に上った。不安や疑問があるんやったら、そのときか、もっと早い時点でに確認出来たはずや。それを基礎工事もあらかた終った今になって「聞いてない」はないやろと私は考える。私は当人からちゃんと話を聞いて正しい認識を得ている。わからんことは訊ねた。それだけのことや。たしかに事業計画として冒険的であるのは否めないと思う。しかし地域の専業農家として、真剣に生きる道を模索する若い夫婦が決死の賭けに出てるのを、周りから足を引っ張るのは人間のすることやない。お前ら全員不労所得でぬくぬくと暮らしとるくせにぐたぐた言うなっちゅうんぢゃこのバカタレが・・・「聞いてない」んやない。「聞きたくない」だけのこと。正しい認識を得ようと努力もせずに不満ばかりをつぶやいてる。こそこそとかぎ回って、ちょっとでもなにかあれば徒党を組んで弱い者いじめ・・・この人たちだけに特有なのか、農村だからこうなるのか、日本人の国民性なのか ?? もしかして神戸市民だからなのか ??
農家登録への道も開けて、ようやく本腰入れてと思うてたら、田んぼを売るたらなんたらて・・・確かに私は隣家や現場監督と、水漏れについてどうしたら良いかという話はした。それは現在水が漏れてるから早急な対応が必要だからであって、とにかく止めるのが先、補償や責任の議論はその後でしょ。水が漏れてるのを見ながらなんで議論が先に出るん ?? 私にも耳と口はあるし、日本語もちょっとくらいは解るんやから、そりゃ口は利きますよ。それを先に私が話を聞いたから言うて、しかも昨日の今日で話を遅滞なく報告してるのに、「便宜を図った」の「協力的」やのと言われる筋合いはない。・・・このクッソ忙しいのに、ああもう、やってけんよこんなことでは・・・ニンゲンとしてこいつらみんなあかんよね。イヤや、ものすごくイヤや。
2014年06月18日
20140615 麦刈り
次に新畑の「ミナミノカオリ」に移る。先ずは圃場周囲を草刈りして、その後の田への転換に備え、しかるのちに稲木を組んで干場を作る。
はじめは美しい麦の姿に見とれて、刈りながらも目線の違う風景を楽しんでいたりしたのだが・・・
麦は、稲と違って絶対に水に浸かってはならんので、刈りっ放しは厳禁である。一列ずつ刈っては縛り、縛っては稲木に掛けて行く。そうしないと梅雨時の突然の雨に放置することになるからである。バイトの時刻もあるし・・・
案山子なんか雀にはなんの役にも立たんとはわかってはいたが、畑に入って麦刈りしてる人間すらも彼等は問題にしない。むしろ心なしか麦刈りを始めてから雀の攻撃が激しさを増したようにも思われる。こっちが食事して戻ってみると・・・
うっうっうっ・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ・・・
20140614 麦秋祈念
赤花豆が鮮やかな花をつけている。
ジャガイモ・・・悪い予感は的中し、全滅への道をまっしぐらに転げ落ちている。対策法が見つからないことと、田んぼの準備が隣の工事との関係で停止していること、麦の刈り取り時期の見極めなど、難しい判断を迫られることが重なって、枯れるに任されている。
最後の麦秋の風景を目に収めて、明日から麦を刈る。なぜなら雀の食害が酷くなってきたからである。右の列を見てもわかるように、刈り取りにはちょっと早い。下の写真の奥は、中力粉の品種「ユキチカラ」である。調べたところによると、これは熟成期が近づくと穂が白くなるという。実を取って爪を立ててみたが、未だ乳液状であるので、刈り取りには早い。しかし「ミナミノカオリ」の実が固まりはじめ、雀にとってはそちらよりもこちらの方が好ましいと見えて、攻撃の重点がこの僅かな白穂に移ってきた。
20140613 田んぼから暗渠への漏水
田んぼに水が溜まらない。通常ならば、一晩で満水になるはずなのだが、ようやく溝から溢れはじめた程度である。隣の圃場では、巨大トマトハウスの造成工事が進んでいるのだが、基礎工事のために、型枠にコンクリートを流し込んで固める作業をしておられるのだが、ポンプで掻き出しても掻き出しても私の田んぼから水が流れ込むみ、工事が難航しておられる様子であった。
下の写真のように、隣の施設は、ひとつ下の田んぼと高さを合わせるために、元の高さより50cm程度地面をえぐってある。そこへ私の田んぼに水を張れば、いくら土を固めてあっても上から水が漏れるのは当然である。ここの圃場の水管理は3反で1セットになっていて、下の写真にみえるバラスは、ここへ暗渠を埋設した跡であって、基礎工事の穴にもそのパイプを切った開口部が確認出来る。暗渠はここから私の圃場を通って、その向こうつまり画面右方向にある用水路へ、水を排出するようになっている。本来はこの3反田の排水を担うはずの暗渠が、高低差が出来たために私の田んぼから隣の工事現場へ水を排出する働きをしてしまっているのである。
私の作業の遅れなど「腹減った」で済むことであるが、前途有望な若夫婦の事業計画が遅れることは莫大な経済的損失を生むのであって、日本の景気を少しでも良くするために、私は現場監督に「田んぼの水が流れ込んでいるようなので、いったん水を落としましょうか」と提案してみた。ここに現場の男同士の堅い友情が生まれたのであって、以後、毎日顔を合わせてはにこやかに互いの現場で土と格闘するのでありました。
2014年06月17日
20140611 幸せの食事
ポルトガルを旅行中であった伯父と伯母が帰国してお土産を贈って下さった。私は思うのだが、コーヒーはポルトガルが最も旨い。ポルトガルでは、cafeといえばespressoを指すのだが、後頭部から鼻をぶち抜いて噴射するような強烈なカフェイン、ズッガーンてくる酸味と苦味と強いコクは、フランスやイタリアを遙かに凌いで強烈である。これはcafeに対する国民的感性がそうさせるのであろう。早速ランチの後で・・・
今日はバイトが休みなので、夕食もゆったり。ちょうど伯父と伯母がイスタンブール経由で成田に向かう頃、関空便に乗務して来阪したトルコ航空のCA友達が置いてってくれたベルモットと、トルコのクラッカー、ポルトガルの鰯のトマト煮の缶詰、羊のチーズの薫製・・・大好きなブラジルSSWの新譜・・・そうなんよね、こーゆードライな食事って、なかなか日本では実現出来ない。しかも何故か私はこれに目がないのです。皆様ありがとうございます。私は幸せです。
2014年06月16日
20140611 田植えの時期
ハッピー・ヒル (左) の覆いを外して生育状況を確認してみたら、いやあインディカ (右) を完全に逆転してますやん、すでに3-4葉になってるで、また段取り変更や。早ければ来週にもハッピー・ヒル田植え、その1週間後くらいにインディカの田植え・・・と、インディカの苗がかなりまとめて枯れているのに気がついた。というより、葉色が黄色くなりかけているので、こっちは早めに植える必要がある。もう、ややこしいな・・・
なんやこれ、病気ではなさそうやし・・・
しかし忙しいときには忙しいことが重なるもんで、麦の成熟が後僅かなのである。麦の実は、未だ乳液が固まった程度なのだが、これが固まれば数日以内に刈り取りを済ませなければ、パン用としては品質が落ちる。麦というものは、栽培するにぶれが大きく、収穫適期の誤差が小さい。つまりやり方次第で大きく結果が変わってしまうのである。
オクラが意外に早く発芽。
心配していたジャガイモの状態だが、不安が的中して、今シーズンも絶滅に向かっている。葉の状態からして病気ではなく、急に黄色くなって枯れてしまう。これは数少ない緑の葉を持つ個体だが、すでに小さな芋が出来ている。根の直下をモグラの走ったトンネルがあり、これを伝ってネズミが入り込んでかじるのであろうか・・・しかしそんなことは去年や今年に限ったことではない。わからん・・・
20140609 幸福の貧富
2014年06月15日
20140608 束の間の癒し
またまた阪急電車に乗って・・・宝塚から今津線に乗って西宮北口から特急に乗り換えて・・・入ってきたのは5000系リフレッシュ編成で・・・と書いたうえで上の写真を見て「おっ」と思った人は、相当阪急電車の車両変遷に詳しい。良く見られよ。真ん中の車両だけ窓の位置が低い。よく見ると車高も少し低い。屋根の高さは同じ。つまりこの車両だけ全高が前後の車両に比べて高い。番号を見ると5573とある。ここで5573 ?? と思った人は、阪急電車の車両変遷のうち、5000系のリフレッシュ改造前までは詳しいひとである。そう、元来5000系には5573という車番は存在しない。もともと5000系は3両x2=6両編成で登場し、その車番割当はすっきりしていて、大阪方から5000・5500・5050の下2桁が揃って変わる体系で、最終編成は5013・5513・5063であった。つまり、もともと中間付随車というものがなかったのであるが、5012Fが宝塚線に移るに当たって7両編成とする必要から5563という車両が作られた。5513と5063の間に入れるためである。その後の8両編成化への対応では、2071系・2800系・5700系・5600系を中間車として迎え入れることになったため、5000系オリジナルの中間付随車は5563一両しか存在しない。他は他形式の車番を維持したまま編成の中に組み込まれたので、例えば5010-2090-5510-5060+5011-2886-5511-5061なんていうステキな編成が神戸線の普通電車として走ってきたりしたものである。ここにソーニューされた2090や2886について語りだすとこれまた際限がなくなるので、今回は、その「おっ」だけに絞っといたるわ。つまり、この5573をはじめ5563以外の5000系中間付随車の番号を持つ車両は、全てリフレッシュ工事に当たってツッコまれていた他形式の中間付随車を外して、宝塚線用5100系の中間付随車5600系を新たにインサートしたものである。で、神戸線用の5000系と宝塚線用の5100系は形が違うので、上の写真のように編成として見た場合に違和感が生じるのである。リフレッシュ工事以前は、5600系も車高の調整を行わずにそのまま無理やりに押し込んであったので、屋根の高さが大きく違っていて違和感が強かったのだが、それを調整したのであろう。では、そんなにいっぱいヌイて5100系はどーなっとんのかというと・・・ちょうど十三に着きました。ここで宝塚線の普通に乗り換えて中津へ行く。つまり宝塚線で直通するより早いのである。
なにをやっとんのかというと、ちょうどこのあたり、阪急中津駅には国道176号線が隣接していて、あわせて広い高架になっている。その国道部分の老朽化が著しくて、大阪市が改修計画を発表した。ところが高架下を借りて商売をしたり住んだりしていた人たちに立ち退きを要求する内容だったので、ここに反対運動が起って、それを盛り上げるためのイベントに旧知のミュージシャンであるところのマルタニカズ氏とキング堀内氏が出演するので、それを見に行ったというわけだ。もう30年のつき合いになりますかなあ・・・円熟の極みやね・・・イベントの主旨については、まあ同情はするけれども・・・それ以上コメント出来る立場にないわ。とにかく夕方のバイトまでの「束の間の癒し」でありました。
2014年06月14日
20140607 梅シロップ
2014年06月08日
20140604 梅雨入り
明日から長雨になるという予報なので、ニンニクは昨日収穫した。見極めは、葉の色が半分程度黄色くなった頃で、枯れきらないうちに採る方が良い。そしてこのように数日陰干ししておくと葉が枯れ、茎も枯れて株元が固まり、そのあとで吊るしておくと一年もつ。ありだかい。
タマネギは次の晴れ間まで待とうかと思ったのだが、いくつかは葉が倒れているのと、今年の梅雨は荒れ模様になるような気がして、土が絶妙に乾いているうちに収穫した。これもニンニクと同じく、しばらく寝かせてから吊るす。
と同時に、昨年のニンニクを剥いてスライスして煎り乾かして保存する。
ニンニクは、芽が伸びはじめると実がしぼんでゆき、やがてカスカスの空洞になってしまうのである。
20140603 麦秋
新畑の全景。左端から黒インゲン・サツマイモ、右手前に隠れて見えないが、その他各種インゲン・エンドウ・ソラマメ、ソラマメの畝の端にはゴボウが生長中。これはソラマメの熟成期にアブラムシが集ってくるのを防ぐためである。ゴボウの茎はアブラムシを呼び、ソラマメが守られる。その向こうがイチゴ・アブラナ科が2畝、中略してトマトの柵が見えその向こうにタマネギが収穫を待つ。一番奥は、パン用小麦「ミナミノカオリ」という状態。
「ミナミノカオリ」を収穫した後にインディカ米「サリー・クイーン」の田植えをする。右はその苗代、こうして麦畑は田んぼになり季節はめぐる。その向こうでシロツメクサに取り囲まれているのは、中力粉になる「ユキチカラ」である。
東畑の「ユメシホウ」も、生育悪いながらも麦秋を迎えている。この青み (緑) が消えたら刈る。手前は苗代、手前「サリー・クイーン」、覆いを被っているのが「ハッピー・ヒル」・・・こちらのめぐりは思い通りに行くだろうか・・・
20140530 苗代の観察
5/18に苗代に降ろしたインディカ米「サリー・クイーン」の12日目の状況を見る。ほぼ出そろって2葉目の展開が始まりつつあるので覆いを外す。
これは新畑脇田に応急的に作った苗代であるが、ここでも順調に育っている。
5/15播種の「ハッピー・ヒル」はどうかというと、このような状態である。「ハッピー・ヒル」は、4/30に水に浸けて、5/15にようやく発根をみているので積算水温は、おそらく200 ℃を越えているであろう。通常、発根してからの育苗期間は、5葉まで育てるとして30-35日、私の経験では40日程度かかるはずである。5/18播種の「サリー・クイーン」は、この調子で行けば6/20前後の田植えとなりそうだが、「ハッピー・ヒル」は、それよりぐっと遅れるであろう。
周囲を除草して正確に観察する。未だ第1葉が出たところで、半分以上の籾は発芽していない。催芽処理・播種・育苗環境のどれかに原因があるはずだ。陸稲の性質を持っているので、水に浸けたのが良くなかったのか、あるいは網の袋に入れていたのが窮屈だったのか、播き方に問題があったのか、苗代の管理がいけなかったのか・・・
とりあえず、念入りに篩で篩った土をかけて再覆土し、覆いを掛けて様子を見る。「ハッピー・ヒル」は晩稲ではないと聞いていたのに、これではかなりの晩稲である。田植えの段取り、麦の刈り時、畔塗りの時期、畔豆の播種など、田に関連する全ての作業の段取りが大きく変わることになる。んんん、ちょっと参ったな・・・しかも発芽率が悪過ぎる。下の写真を見れば一目瞭然。農業委員会も見に来るはずだからヘタなことは出来ない。なんとかしないと、折角苦労して開いた農家への道が閉ざされる。
2014年06月07日
20140530 梅雨入り前の畑
茨城の親戚から、毎年送られてくる干芋用の白いサツマイモの苗、品種は「イズミ」・・・今シーズンはこれをメインにして、紅の「鳴門金時」は10株だけ。
こぼれ種から発芽したものであろう、タマネギが花を咲かせているので、これを採集して来シーズン播いてみる。
葉物野菜も梅雨時まで、間引いて育ててあとどのくらい ??
多年性 ?? キャベツは結球しはじめた。虫に食い尽くされないうちに収穫してロールキャベツにしてやる。
ソラマメは毎年順調。私はむしろ黒くなるまで乾かして実を干す。それを貯蔵しておいて、後でスープにしたりペーストにしたり味噌にしたりする。
手前のインゲンを撮ったつもりが、奥のエンドウの勢いがすさまじい。エンドウも干して貯蔵するのが主な目的である。
タマネギは茎が倒れはじめるまで待つ。手前のジャガイモが開花しているのだが・・・
2014年06月06日
20140524 谷上マーケット
(タイトルと写真は本文とは一切関係ありません)
私は京都でいやな思いをしたことが一度もないということを何度か書いてきたのだが、実際仕事をしていても旅行をしていても、ないのだ。それは滞在時間が短いからではないのかと訝る向きもあろうが、生活のほとんどを依拠していた大阪でさえそんなに多くはない。しかし芦屋から神戸にかけての阪神間西部では、いやな思いをさせられる頻度が極端に多いのだ。それには、なにか地理的な要素や人間関係社会の何らかの要素が、私と会った人に作用していて、それが私にいやな思いをさせる頻度を上げているとしか考えにくい。もちろん良い思い出もある。
神戸はヤクザの街である・・・といえば語弊はあるだろうが、日本最大の指定暴力団山口組の存在は、神戸という町の歴史と伝統と文化と精神に色濃く影を落としているといわざるを得ない。ヤクザ・・・つまり法治とは別の論理体系で動き、それに与しない人間を暴力を以て意に沿わせるか排除する集団のことであるが、要するに社会通念とは全く異なる常識を自らでっち上げて、相手をそれに従うように強要し、従わなければ暴力を以てしてでも従わせようとする人間の行動を見慣れているのである。黒塗りの外車の列が目抜き通りの赤信号を堂々と通過してきて、横断歩道を渡る歩行者を蹴散らすのをポリ公が黙認することなど日常茶飯事だし、山手の高級住宅街に銃声が響くことも珍しくない。なんか、そういうことに慣れてるんよねコイツラは・・・挙句、コイツらはヤクザを見習っておよそ他所では通用しない屁理屈を以て一般人をねじ伏せようとし、意に沿わなければ潰れるまで攻撃するという悪弊を身に付けてしまった。特に阪神淡路大震災以降がひどい。どこで拾ってきた被害妄想なのか、その裏返したる選民思想なのかは皆目分からないが、コイツラは日本の中でも別の法律で動いてる。農業委員会もしかり、チームなんちゃらもしかり、あげつらっていけば私の経験だけでも枚挙に暇がない。
昨日今日と幸せな時間の続いた「谷上マーケット」の帰りのことであった。私は出店荷物の運搬とテーブルに共用出来る便利な道具として、中古で良いからリンゴの木箱を探していたのであるが、それをたまたま有馬街道沿いにある古道具屋の駐車場に山と積まれてあるのを見つけたのである。「ご自由にどうぞ」・・・欲しいと思っていたら必ず見つけるのが私の常であって、今回もさすがオレ状態で、ほくほくとその空き地に車を乗り入れてきれいなのをふたつ選り分けていた。すると、店の方からおやじが飛び出してきて「勝手に持って行くな !! 」と怒鳴りよる。まあいまでは私も恥ずかしながら神戸市民であるよってに、この人の場合は「ご自由にどうぞ」と書いてあっても「勝手に持って行くな !! 」ということになるのであって、まあそこは穏便に謝罪しようと思ってお詫びの言葉を申し上げ、箱を元の位置にきれいに戻した上で、深々と頭を垂れたのであるが、なにを思ったかこのおやじ、「無断駐車は罰金一万円や」とぬかしよる。そこでお言葉を返すようではございますが、「ご迷惑をおかけしました。すぐに出しますからご容赦下さい」と申し上げておるのに、「ならん、出したかったら一万円払え」とわめきながらズルズルとトラロープを引っ張って駐車場の出入り口に張ろうとした。私は車を飛び出して、少々言葉を荒げながらそれを制止しようとして肩につかみかかったのだが、「なにをする、暴行すれば警察に通報するぞ」などとほざきよる。あかん、相手になるだけ無駄やと思うて、無理やり出たるべく車の鼻先だけ道路に出して手を振って流れに割り込ませてもらおうとするんやが、交通量も多く流れも速かったので、出るに出られへん。そこへおやじがボンネット越しにロープを張ってしまいよったんで、もう喧嘩にならざるを得ず、おやじを追って店に入ったのだが、奥の事務所に入ったきり施錠してしまいよった。大声でわめいたり扉どついたりしてたんやが一向出てくる気配がないので、裏手へ回ってみたらそっちにも扉があって鍵がかかってる。窓から見たら無人らしい。やられた。しゃあないから車を元に戻して、歩いて近くの交番まで行ってみた。そこも無人やったんで、備え付けの電話で管轄警察署に連絡したら、「すぐに行きますから現場で待ってて下さい」ということで、もうリンゴ箱ふたつでややこしいこっちゃと思いながらも歩いて戻ったら、なんと警官とおやじが並んで私の車の脇に立っている。私が通報したから警官が来たと思ってたら、その警官はおやじの通報で駆けつけたという。なんとなれば、自分の駐車場に不審な車が止まっているから見に来て欲しいと通報して、先程の交番の警官が駆けつけたというのである。とんでもない話のすり替えや。私は事実経過をその警官に説明したのだが、その警官はおやじに通報されてやってきたので、一応おやじの言うことを先に聞いている。おやじが一貫して「善意の保管である」と主張するので、状況は矛盾しないのである。私も私の経緯を説明したのではあるが、そのときには例の「ご自由にどうぞ」の看板が撤去されていて、私の話の方に矛盾が生じていた。結局のところ、その場で穏便に私が謝罪するのであれば車を解放する、しかしあくまで私が身の潔白を主張するというのであれば、署までご同道願いたいというので、もう疲れてしまって、調書もなにもとらないという条件であれば曲げて謝っても良いということで、なんとかその場で解放された。おかげでバイトに一時間も遅れたのである。時給780円返しやがれこのくそあほんだら。ほんまにリンゴ箱ふたつでややこしいこっちゃ。タダほど高いもんはない。ほんまに神戸というところは怖い怖い。
20140523 yamsai/ ortiz
今日は久しぶりに阪急電車に乗ってお出かけ・・・
夙川駅に特急が停まるってことを知らんかったほど時が過ぎてしまってるんやなあと感じられたのは、駅長室がコンビニになってて、脇にあった池は残ってはいるもののこんな感じ・・・
でもまあ夙川公園は昔のままで、初夏の一日ゆっくりお散歩・・・
というか、神戸の自然農グループのゆるやかなつながりに乗って、今シーズンから「farminhos」ブランドで野菜を出荷して行きます。そのための、いわば商談・・・
で、夙川を南下・・・JR高架下からこんな飛び石が・・・これは便利・・・て、地元、いや、もと地元の人にしか分からんよね・・・
阪神電車に乗って奈良へ・・・
夕刻の高畑界隈を散策した後、Ortiz Consort定期演奏会に参ったのでありました・・・心豊かな一日。
20140520 ココナッツ
タイのココナッツがバイト先で大量に廃棄されるというのでもらってきた。食べ方が分からんのであろう、ほとんど売れなかったという。しかし私にとっては、コンゴやブラジルの長い苦難の旅路にあって、たびたび命を救ってくれた感慨深い味であり、それが無駄に廃棄されるなどというのは堪え難い屈辱であるので、無理を言ってもらい受けてきたわけだ。
本来ならば頭の部分を釶ですぱっとやるのだが、道具がないのでポンチに金槌でふたつ穴を開けてコップに受けることとした。このなんともいえん甘酸っぱいジュースがええんよね・・・飲み終わったら全体を割って、このように果肉を出して洗って、薄皮の部分にスプーンを差し入れると白い果肉だけが採れるのである。それをかじっても旨いし、ジュースとともにミキサーにかけてココナッツ・ミルクとして食べても旨い。料理にもいける。ああトロピカルトロピカル。
20140517 中庭の水はけ
さてと、まあいろいろあって私はこの狭い中庭を作業スペースに使うこととなったのだが、ここは非常に水はけが悪く、一年中じめじめしていて、これから迎える梅雨時には足を踏み入れることさえ気持悪いほどである。しかしここを使うしかないということであれば、なんとかしてここを快適なものにして有効に活用しなければならない。先ずは水はけを得るために溝を掘る。
母屋の北向きの屋根全体からの雨水がこの樋一本に集約されてきてこの中庭に排出されるにも関わらず、そこから先の排水路が確保されていないので、水が中庭全体にしみ込んで行くことと、この排水用U字溝よりも、周辺の地面の方が低いために排水の用をなしていないことが、最も大きな原因と考えて、中庭全体をこの排水溝の入口にかけて緩やかに下がるように傾斜をつけ、縁ビ管で樋の先を延長して埋設した。
2014年06月05日
20140512 初蝉
相生市内で「ど根性大根」が話題になったのは確か私が最後の食品ウラ業界ビジネスから足を洗った2005年の終り頃だったと思うが、その大根は傍らに新幹線の高架が走るもと田んぼだったところを開発して出来たなんの計画性も感じられない中途半端な住宅街のそこだけがとってつけたように整然とした国道と市の中心部とをバイパスするような形で取り付けられた直線道路脇の歩道の植え込みと植え込みの間に顔を出していた。私は赤穂と相生での商談を終えて姫路へ急いでいた。私はその道を良く使った。バイパス道路の役割も果たしていたから早く抜けたい車が集まって結構渋滞したものだった。その日も、いくつかの信号で引っかかって信号と信号の間が車で埋め尽くされ、じりじりしながら待っていた記憶がある。ふと右を見ると、なんの前触れもなく植え込みの間に伸びた大根の白が目に飛び込んできた。誰もなんの注意も払っていないらしかった。何人かの歩行者がそばを通り過ぎて行ったが気がつかない様子だった。ちょっと歩道からは見えにくい位置にあったためだろう。しかし車道側からはよく見えた。珍しい光景ではあったが私はそんなこともあるだろうとふと思っただけで特になんの感慨もなく渋滞の列が進むとそれに追随した。その日で播州方面の全ての得意先と穏便に上首尾に関係を終わらせる必要があった。この地方の商売人の気性を知り尽くしていたのでそのことで胃が痛かったことも覚えている。大根のことはそれきり忘れてしまった。数日後に報道されているのを見たがなんだか秘密が暴れたような気がした。更に数日後、予想通り何者かがその大根を切ったという報道に接した。
交野市傍示の伊丹家の集落で最も古い民家が取り壊されて、ほんの申し訳程度の家屋と不必要に大きな倉庫に生まれ変わったのは昨年のことだったが、それらの建物はいつでも壊せるように軽量鉄骨に樹脂製の板を貼り付けただけの全く簡易なものだった。家主の話では、ここ数年交野市も市内の文化財の調査に力を入れはじめ、傍示の集落でも伊丹家の隠れ里という歴史的遺産としての価値に注目し、毎年12月6日に縁の者が一同揃って行われる法要が取り上げられもした。この集落で最も古かったその家屋は築造された時期も明らかでなく、細かい造作の様式がどこにも当てはまるものがないことが知られていたので、ひょっとしたら文化財としての価値があるのかもという期待と、そうなったらどうなるんだろうという不安の両方が親族にはあって、いろいろ相談したようだが、結局、市に目をつけられる前に壊してしまえということになった。その家屋は使われておらず、ただ家主の親族の発祥の家というだけで、筆頭者たる家主が別宅として維持管理しているだけだからである。取り壊される前に、簡単にゆかりを聞き細かいところを許可を得て写真に撮らせていただいたが、私には専門知識がないのでいかんともしがたかった。また専門知識のある人に写真を撮らせたかどうかもわからない。いずれにせよ、少なくとも百数十年前の建物がひとつ消えた。このことを惜しいと思うか、ある程度肯定的に見るか、その樹脂板の壁に印刷された、周期的に反復する木目模様を眺めながら、ふと考え込んだ。
このジャガイモが生きているのを見たのが5月4日、引っこ抜かれているのを見たのが12日である。月曜日だったので、私は生ゴミを出すためにゴミステーションの前に行ってこれを見た。ジャガイモがこんなところに生えてくるのは、畑の管理者たる農民にとってはあるまじき事態である。したがってこれを抜くということは当然の行為であってなんの不思議も不自然もない。しかし、都市生活者の記憶がまだかなり残っている私の目からすれば、なんとももったいないというか惜しいことをしたというか、残念な気持に駆られるのである。なぜならそこは近隣の小学校の集団登校の集合場所にもなっていて、教育的見地からしてこれをありのままに育てて生育を見守るということは、非常に大きな価値を持つのではないか、農村とはいえほとんど都市生活に染まっている現代の小学生にとって、それは貴重な体験となるのではなかろうかなどと、いらぬことに思いを巡らしてしまうからである。翌週、ゴミステーションに隣接する公民館の清掃の際に、一緒になった隣保の人たちにその話を向けてみたが、やはりいらぬことであり、そんなことをして話題にでもなったら、そのジャガイモを抜くことが出来なくなり、それでは次の清掃班に迷惑がかかるというのが大半の意見であった。あるべきでないところに様々な植物が顔を出すことは別に珍しくもない。それらは田畑や水路を管理するという大切な業務上の障害になるので撤去されて当然であり、そのことに特別の感慨を抱かないのが普通である。しかし、そこに「なんとかならなかったのか」と思う心というものは、都市という、公共のインフラのために日常的に慣れ親しんだ様々の物や景観が消えて行く空間の住民の持つ、一種のノスタルジーなのかもしれない。全国に遊休農地が溢れていて、それらを継ぐ者がないと聞くと「なんとかならないのか」と思い、過疎の村の古い木造校舎が老朽化で解体されると聞くと、やはり「なんとかならないのか」と思う。それならば、農地が放棄されるまでの様々な苦難の歴史や、村が過疎に追い込まれるまでのどうにもならない時代の流れというものを引き受けるかと、逆に問われれば尻込みしてしまうのもまた都市生活者の常である。結果、遊休農地は放棄され、木造校舎は壊される。そこに、都市生活者は農村に対して、閉鎖的であるとか暗いという印象を持つ。都市や農村や山林に対する人間の関わりのバランスが崩れている。都市が郊外に拡大して行くことによってのみ、人間の生きる糧が確保される仕組みを変える必要がある。ひとりの人間が、人力でこれらを維持することの出来る規模は、そんなに小さくない。たとえば私は現在、ほぼ人力で2反程度の農地を管理出来る能力があるが、その面積は、都市部で一人のビジネスマンが一生かかって維持管理する土地、すなわちその人の住居となる宅地の面積の何十倍にも相当する。もちろん愚鈍な計算だが、これがアンバランスであることは疑いを容れない。この事態に「なんとかならないのか」と思う人が増えてくれることを期待する。