脇田の除草をしていると、稲が数多く芽生えているのである。ここには昨シーズン「サリー・クイーン」を植えたのだから、そのこぼれ種が発芽したものかと思っていたが、かなりの黒米が含まれている。ということは、昨秋に麦を蒔いたときに籾殻を入れたのだが、その中に選別されずに残ったものがあったのかもしれない。折角生き延びてくれたのだが、品種の混入を避けるために、目で見てわかる黒米だけは確保して別に植え直す事とし、他のものは全て廃棄する事にした。
その日に植える事が出来る分だけを苗取りする。そうしないと牛乳ケースの中で苗が傷むのである。左が正常な苗、真ん中が徒長しはじめたもの、右は徒長した苗である。徒長した苗の事を「ぶわか苗」とよぶのだが、語源を探ってみると面白い。リンガラ語で「捨てる」という動詞を「kobwaka」と申し上げるのだが、「捨てる苗」つまり「kobwakaする苗」すなわち「ぶわか苗」ということであるらしい。
うそやで (^^;
うわぁぁぁぁっ・・・イモチがこんなに出ている。健全なものだけを厳選し、bamisusuはkobwaka nyonsoしてひたすら植える。その甲斐あって脇田は3日で完了。