2014年12月18日
20141217 七夕豆
20141215 東畑の観察
さてようやく一休みして、あらためてシーズン終了した時点での田畑の状態を記録しておこう。東畑の西側から3畝ずつ、ここは3畝とも春まで食べる葉物野菜である。時期をずらして栽培して間引きながら全部食べてしまうので、見映えは良くない。いつも工事中のような状態であるが、これが私の畑の正常な姿。
その隣3畝のうち、左から青首大根・ワサビ大根・タマネギ。
その隣、白菜・タマネギ・イチゴ。
ウスイエンドウ・ジャガイモ予定地・同左。真ん中の畝にはインゲンが育っていたので作が残っている。今日撤去。豆の隣にこぼれた白菜が大きく育って巻いている。右手前は菊芋。
東南角のハーブの区画、小春日和の折にでもバジルの種取りをしよう。手前はタマネギの余り苗。
本田。畔を壊した土と溝を切った土を圃場の縁に上げてある。その際に、稲作の裏でタマネギとソラマメが出来るかどうかを試している。
一番東の区画は、来シーズン苗代にする。苗作りが疎かになるのは、つまり苗代が狭くて種籾を密に播いてしまうからであろう。来シーズンは広々と播いて屈強な苗を植えてやる。
涌田。「ミナミノカオリ」が出てくるはず。
20141213 配水管の交換
やっと終った・・・と喜ぶ間もなく、どうもここ数日雨でもないのに玄関前に水たまりがひどく、しかも台所の排水の匂いがすると思っていたら、ついにシンクの下にも水たまりの気配・・・
悲鳴を上げてストライキに入ろうとする老体にむち打って、和室の畳を上げて床下へ潜入。
確かに水漏れはしているのだが、これはここの台所の構造的欠陥で、私がどうする事も出来ないし、玄関先に溢れるほどではない。とすると・・・
数年前にも一度似たような事があった。そのとき応急的にこのような継手を使って、配水管の掃除が出来るようにしたのだが、この継手自体が堅固ではない。取り合えずそこを開いてパイプ・クリーナーをソーニューしてみたのだが、確かに詰まっているものもあるにはあるし、突けば少しずつ水は流れてくる。しかしどうもこれが根本的原因とは思えない。
試しにシンクから大量の水を流してみると、やはり玄関先に湧き出してくるのに、配水管からは水が出ない。しかも、水が湧いてくる場所が写真右手前なのだ。確かにどこかで詰まっとる。排水溝側からパイプ・クリーナーを突込んで突き当たる場所にテープで印をつけ、シンク側からも同じように印をつけてみると、ふしぎなことにその距離の合計は、シンク下から排水溝窓の距離とぴったり一致した。ということは、いろんなものが詰まり詰まって堆積しているわけではなく、なにか板のようなものが完全に配水管を塞いでいるという形か ??
私は気が短いので、えい、やあ、たあ、と掘ってみると、あやや、こんなことになっとる。突き当たったのは、詰まった場所ではなくてこの曲折だったのか・・・しっかし・・・えっらいずさんな工事やな・・・つぎはぎだらけやんけ・・・
しかも、シンク側からの配管を、こんながばがばの状態で受けとる。こら漏れるわな。試しにシンクに大量の水を流し込んでみると、ここから勢い良くあふれ出た。あかん、こら換骨奪胎や。
ちゅわけで、全体を掘り起こしてみると、こうなってた。つまり、ここは神戸市でありながら田舎であるので、下水道の整備はずいぶんあとになってからの事である。それ以前は雨水も汚水も一緒に溝へ排水していたのであろう、その名残がスコップの先の延長上にある雨水桶や手前の配管である。台所からの配管は、まっすぐこの雨水桶に向かっているのだが、新しく下水道を整備するときに、これを付け替えたのである。その際、雨水桶を撤去せずに、これを迂回する形で下水道の楷書へ繋いだため、配管がこういう形で回されたのであろう。こら流れ難いわな。
どうせ旧の配管も雨水桶も使われてないのだからこれを撤去して・・・
直角の曲折もなだらかにすれば問題は根本的に解決するはずだ。こういうイメージで仮止めして、各セクションの寸法を出して配管を切る。
問題はここである。台所からの古い配水管の径が今の規格のどれにも合わないのだ。だからあんなずさんな受け方をしたのであろう。
しかし幸運な事にその寸法は継手の外径とほぼ同じであったので、一回り太い配管を短く切って縦に割って両者を包み込むようにスリットを入れて、接着剤を充填して荷造り用のゴムロープでガチガチに縛り上げて一時間ほど放置したら、これががっちり接着していたのでラッキー、更にゴムロープで水漏れのないように全体を縛り上げて、このように点検口までつけて埋め戻したった。ついでに不安定だった排水溝側の継手も通常のものに交換してがっちり固定したから、もう点検のために土を掘り返す必要もない。配管の角度をレンガで示してはい終り。機転の利かんプロより余ッ程゜ええ仕事しまっせほんまに・・・
20141210 畔シート撤去
いよいよ今シーズンの農作業も残すところあと僅か。本日畔シートを外せば急ぐ作業はこれにて終了。土が凍結する前にここまではどうしてもやらねばならん。畔を壊して畔際を露出させ、来年の田植え直前にこれを補修する。モグラやヌートリアが無数の穴を開けているので、田に水を入れる直前が良い。作業中、スコップから転がり落ちた黒い物体がやけにぬらぬらしているのでよく見てみると、なんと大きな冬眠中のガマガエル ??
「眠たいからほっといてくれ」・・・とばかりに両手で頭を押さえて縮こまる。その気持、よぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっく、わーる。俺ももうすぐ冬眠生活。畔土に適当な穴を掘って戻してやった。上から稲藁をてんこ盛りにしといたからちょっとはマシやろ。さて新畑の方は非常に頑丈な厚手の畔シートが施してある。これは長巻になっているのではなく、厚手の樹脂製の板になっていて、設置するときは一枚ずつ畔に叩き込んで行くのである。したがって非常に壊され難く、また撤去にも骨が折れる。確かに本体は壊れなくて良いのであるが、結局モグラやヌートリアはその下をくぐり抜けて穴を掘るので、水漏れが起る事は避けられない。しかも、撤去し難いので畔そのものの補修が却ってやり難いのである。これは地主に返却し、来シーズンからは通常の畔シートを設置する。