2015年06月11日

20150609 夏野菜の予感

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 無駄とはわかっていても、鳥除けネットをかぶせるのである。案の定、小鳥たちは網を足場にして表面を殆ど食い荒らし、下からは網越しに麦を引きずり落として食害する。新緑の季節、村で穀物が曝されているのはここくらいのものなので、おそらく村じゅうの小鳥がこの小麦に集中してくるのであろう、近づくとどっと飛び立つ小鳥の群れで砂ぼこりが舞い上がるほどである。干すのは程々にして次の晴れ間に脱穀してしまい、梅雨明けを待って網に広げて干し直すとしよう。

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 フェイジョアーダ用の黒インゲンの定植60株。

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 ニガウリと胡瓜にネットをたてる。

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 ネパールの三尺豇豆とその他のインゲン類。

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 気付かないうちに開花したカリフラワーと、下は堆肥置き場でこぼれ種から発芽した、おそらくバターナッツの花と思われるが巨大である。20cm以上ある。

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20150609 畔作り

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 雨後。あれほど打ち固めた土手が早速モグラに突き崩されている。塗り上げていない畔から水が外に漏れだしている。これを畔塗りで防ぎきることが出来るかどうか・・・

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 寄せた畔土を雨水の溜まった溝で踏み固める。鍬は体を支えているだけ、時々土のコントロールにも使う。

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 雨を待っては踏み固め、苗の生育状態を睨みながら、田植え直前に畔塗りをする。

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20150608 実取りエンドウ収穫

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 雨が来る前に作業を急ぐ。ウスイエンドウは鞘が湿気ると黴びやすいので、乾いたものは先に取り込んでおく。順次実を出して天日に当てる。

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20150607 麦刈り

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 小麦の収穫適期は、実を爪で押してみて跡がつく程度に熟してから数日後とされている。本音としてはもう一週間ほど待ちたい気持だが、既に小鳥による食害がひどく、干す日数を考えると、状態を気にする前に食い尽くされかねないので、本日麦刈りを決行する。

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 背の高い個体は、穂からも葉からも緑色が抜けて刈り旬を示しているが、その下から穂も葉も青い個体が伸びてきている。今シーズンの小麦栽培は、昨年11月中旬に種蒔きをしたものの、通常なら年内に一度麦踏み出来るはずのものが、年を越えても発芽を見ず、早春からようやく見えはじめたのであった。

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 畑土で栽培したものは、このようにある程度健全に育ったものの、田んぼで稲の裏作で作っているものは、その後の生育も悪く、全体として生育の度合いが分散する傾向にあった。青いものはその現れと思われる。生育が悪かった原因としては、年明けと春先に続いた長雨による湿害が最も大きく、これは田土で栽培したものに顕著にでた。播き時や収穫の見極めは、これで正しかったと思う。

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 例年の1/8の成績である。小麦は稲と違って結果の予測が大きくブレる。

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 大麦に至っては、たったこれだけであり、ほぼ全滅。

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 脇田の「ユキチカラ」も時期尚早であるが、かなり食害されてきたので収穫してしまう。

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 畑土のものと田土のものでは草丈からこれほど違う。右は「ユキチカラ」・・・青いものも多く混じる。

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 すぐ雨が来るので、取り外しが容易になるように棒を吊るしたブルー・シートで覆う。東畑本田の「ミナミノカオリ」は、ほぼ食い尽くされたので収穫を断念・・・まったく納得出来ない成績となった。

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20150604 畔シート貼り込み

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 東畑本田の畔作りに取りかかる。

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 1反の田んぼ2枚借りているので、ぐるりをやるのに4日ほどかかる。

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20150604 畔作り

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 面出しされた畔面にシートを貼る。私は土手の面よりも低くしている。土手の草刈りの際にシートを傷つけ、破片が飛び散って危険だからである。一般的には、畔シートは田んぼからの水の横漏れを防ぐのが主な目的であるので、上線を土手の面より高くする。しかし私の場合、不耕起栽培であるのでもともと水位が低く、田んぼ全体に水を貼るということもない。むしろ土手に穴を開けるモグラ対策が主な目的であるので、穴を開けられても畔シートの下線より下に向けることにより、直接横に流れ出ないようにして、水漏れの量を減らそうという意図である。畔シートを張り込んだあとは、畔に必要と思われる適量の土でシートをかぶせてしまう。これで雨を待つ。

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20150603 近畿地方梅雨入り

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 近畿地方梅雨入り。気を取り直して畔作りにかかる。土手は既に打ち固めてあるので、畔用に寄せてあった土と土手を除草して、土手の面出しをする。これを「畔切り」という。土手は常にモグラの遊び場であるので、穴を見つけ次第これを埋める。そのためには適度な水分が必要。

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 土手の修復を終えたら、面だしされた土手の側面を打ち固める。これを「畔打ち」という。言葉でいうのは簡単だが、これを2枚の田んぼぐるりを全て手でやるのである。

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20150602 タマネギの不作

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 タマネギの収穫、やれやれ言葉もない・・・
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20150602 中庭は苗工場

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 ポットではなかなか成長しないどころか、芽の段階からトウ立ちしてしまうアブラナ科・・・

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 最低気温が20℃に近づくにつれ、熱帯性作物もようやく発芽してきた。

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 対して、オクラや黒インゲンはばっちし発芽してぐんぐん育つ。

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 田んぼの畔に植える丹波黒大豆と今年から始める青大豆は、鳩の食害があるので、ポット播きしてネットなどで覆う。こうしてあってもちょっと目を離した隙に鳩が踏み荒らし、覆いをこじ開けようとする。蒔いてすぐなのに。どこで見とんかね・・・
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20150601 小麦不作

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 新畑脇田の「ユキチカラ」・・・なんとか収穫出来る程度に成長した。しかしまだ身は乳液状で刈り旬でない。

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 「ユキチカラ」は穂が白いのが特長である。茶色い穂が混じっているのは、去年ここで栽培した「ユメシホウ」のこぼれ種であろう。

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 同じ新畑の畑で栽培している「ユメシホウ」は刈り旬を迎えているが、同時にスズメなどによる食害が始まっている。かれらは、穂先につかまってこれを引き倒し、穂を接地させてついばむので、食べ残しの穂が雨水に水没して発芽したり腐敗したりする。刈り取りの時にこれが混じると、全体の風味が落ちるので、それを防ぐために周囲に紐を張る。ちょっとくらい食べても良いが、水没を予防する意図である。

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20150601 ニンニクの新旧交代

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 去年のニンニクは、大半を既にスライスして干してある。状態の良いものは名まで残してあった (右) が、今年の新ニンニク収穫 (左) に合わせ、新旧交代。ニンニクは、収穫したらすぐに茎を切らず、茎が枯れるまで干してから、切って吊るすとほぼ一年保存出来る。
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