
畑の除草を完了。これにてシーズン後半の第一関門はクリアした。東畑より現状を記録。トウガラシ・オクラ・イチゴ跡地の3畝。全体的に例年より不作である。原因については天候不順もあるが、無肥料栽培を続けてきて、育つ植物と育たない植物に、はっきり分かれてきたことが考えられる。いわゆる「土地が痩せてきた」状態である。このまま不得意作物の栽培を続けると、労多くして実りが少なくなるので、栽培品種を得意作物に搾り、畑については二年一作を念頭に、冬越し作物は田んぼに移転して省力化したい。

ジャガイモ以外のナス科は全体に不得意に入る。韓国のコチュは2株だけが生き残り、ようやく結実しはじめた。

タイのトウガラシも同様、株も小さい。

ピリピリにいたっては植えた時と同じ大きさのまま、長雨と低温のためか、既に黄色くなりはじめている。

マメ科と花オクラの3畝。全体としては、春蒔きのインゲンが絶不調、初夏に蒔く七夕豆は期待通りの出来、大豆も例年通り。初めて種を貰った花オクラは元気いっぱい。

これも初めて種を貰った四角豆だが、インゲンが生長すべき時期には全く目立たなかったのに、夏を過ぎてから急成長したので、初夏蒔きの品種なのかも知れない。

こちらは黄インゲン (feijão canário)、ツル性のはずなのだが全くツルが出ず、大豆のように立ったまま枝から実をつけている。昨年はたしかにツルが出て沢山収穫出来た。その種を蒔いたのだから出る筈なのだが ?? ・・・まあ少ないながらも結実はしている。しかし春に蒔いて秋にこの程度では、収穫といえるほどではない。

一方、日本の「七夕豆」は、このようにネットを覆うほどに繁茂し、結実も旺盛である。実も大きい。

田植えの前に、田んぼの真ん中で勝手に生えていた丹波黒大豆を畑に移植したものが、同種の中では最も早く結実している。

ウリ科3畝、ズッキーの生き残り、カボチャの生き残り・バターナッツの生き残り。

除草直後で支えを失っているから倒れているようにも見えるが、何度か雨が降れば立ち上がるであろう。盛りを過ぎて間延びしてはいるものの、小さな実がついている。

カボチャも同様、対外は収穫してしまったが、未だ青い実が散見される。

一方、バターナッツ類は、全く結実を見ていない。

日常野菜とジャガイモの跡地。

春先にポット蒔きされたにも関わらず、後回しにされ続けて初夏までポットの中でふてくされていたから余計だろうか、旺盛に分蘖し育ち続ける空心菜、毎日の食卓に、毎週の出荷の主役にと大活躍。助かります。感謝。

もらって畝の隅に植えてみたヤーコン ??

その隣で毎年勢力範囲を拡大するキクイモ。下は採り遅れで花が咲きはじめたバジル、近日中に収穫してペーストにする。やろうと思えば現在の一反五畝から二反程度には拡張出来るであろう。しかしそれをやるには、体力的にバイトや娯楽はすべてやめにして、ひたすら引き篭もって栽培に専念する必要がある。そんな人生は面白くないので、来年からは減反や。まずはこの東畑を来シーズンは休耕とし、奥の本田に小麦、

posted by jakiswede at 01:16|
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農作業食品加工日誌2015
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