米麹の仕込み。米は一昼夜水に浸け、一昼夜水を切り、手につかないほどになったら、蒸し器で芯がようやくなくなる程度に蒸す。私の場合、取り扱いの便宜上、1kgの米を500gずつに分けて、ø30cmくらいの二段式蒸し器で、途中で上下を入れ替えつつ蒸している。目安としては、蒸し器の大きさや火加減にもよるが、30分程度。これをバットなどに手早く広げて急冷し、温度が人肌以下に下がったことを確認してから、糀菌を撒く。これを、木綿の袋に入れて、糀蓋に広げ、ヒーター付きの保温器に入れて、温度を見ながら軽く加熱を続け、36℃程度を維持し、菌が蔓延ってきて自己発熱しはじめるのを待つ。この糀菌は、性質上、五日程度で破生するので、約五日後の日曜日に塩切りをして味噌を仕込む段取りである。2/04 (日) に、完成した生糀を使って味噌仕込みやります。ご興味ある方はご連絡ください。参加無料・JR道場駅送迎・10-15時・昼食持参にてお願いします。当日、一緒に作業して味噌を持ち帰りたい方はご連絡ください。原料その他個別にご案内させていただきます。場所の関係で、先着5名様程度とさせていただきます。
2018年01月30日
2018年01月18日
20180118 米糀・キムチ用薬念醤
引き続きまして味噌造り。味噌といえば糀をおこすところから始まりますので、まずは米麹を、白米から作るところから始めていきたいと思います。私の使う糀の種は、進行の緩やかな「五日糀」といわれるものなので、来週前半に仕込みをして塩切り、1/28 (日) 10時より味噌仕込みをします。ご見学だけならば無料。一緒にやりたい方は、材料持ち寄りで、擦る作業だけ共同でやりましょう。最も安直にやるには、関西スーパーなどで、大豆と乾燥米麹と塩を買ってきて、こちらで合わせれば良いのです。配合は上の順で2:2:1です。糀おこしからやってみたい人は、早めに直接連絡ください。個別対応します。原料の調達が困難な人は実費で申し受けます。糀の種なら数百円でしょう。JR道場駅送迎可能。自力で来られる方歓迎します。昼食持ち寄りでお願いします。場所の都合で先着4名程度とさせていただきます。
さらに引き続きまして、今年は私の農作業・食品加工生活を社会的に一般化する取り組みをしたいと思っとります。手始めにキムチ用薬念醤 (いわゆるキムチの素) 作り。本来ならば生のカタクチイワシを塩漬けにするところだが、そんなものは手に入らないので、イワシの干物をひたひたの水で一晩戻し、戻ったイワシ本体と同じ重さの塩で一ヶ月つける。要冷蔵。したがって2/17 (日) あたりに本漬け作業をしますので、やってみたい人は連絡ちょうだい。イワシの塩漬けからやりたい人は数日中に上の手順で塩漬けイワシを作っておいてください。当日は、昨年仕込んだ薬念醤で白菜のキムチの本漬けもします。今後、順次作業をイベント化して事前告知していきますんでお楽しみに。全て参加無料、昼食持ち寄り、基本的に日曜日の10-15時の予定です。
2018年01月01日
20180101 あえて平常運転
静かに年明け。百姓であり流通サービス業界に身を置く者に盆も正月もない。ありふれた休日の一つ、全てが平常運転。次のイベント用に干し芋を作り、明日からのパンを焼き、シーズン中手をつけられなかったセットをチューニングして組みなおす。BGMは、昨日から引き続き日本のニューミュージック黎明期の遍歴で、山本潤子特集でした。