2018年05月28日

20180527 Bialetti Brikka

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前から狙っていたカフェ・モカの高気圧バージョン「Bialetti Brikka」がネットで三千円台と手頃になってきたので購入。カフェ・モカのマキネッタは「ILSA」のものを常用しているのだが、これはあくまでレギュラーなイタリアン・コーヒー用で、エスプレッソにはポルトガル製のBrielの電気式のマシーンを使っていた。直火式でなんとか本格的エスプレッソを屋外で味わいたいと思っていて、「Handpresso」を大枚叩いて買ったりしたが、圧力はともかく原理的に温度が下がることが難点で使い物にならず、しばらく諦めていたのだが、数年前にBialettiからこの機種が発売されたことを聞き知り、ずっと調べていたのだが、性能はともかく輸入価格が高くて手が出なかった。今回早速試してみて大正解。フィルターに均一に粉を広げるのにちょっとコツがいるが、クレマ、切れ味、濃厚さ、酸味とも、全く十分で、電気式マシーンと遜色ないものだった。これで屋外イベントでも堂々と「エスプレッソ」と称して出せそうだ。というわけで、今日はパンを焼いてる間にこの荷物が届き、畦土の県取り、苗の植え付け、四角豆の種まきなどをしつつ、地主様の田植えをちょっとばかりフォロウ、隣の田んぼの師匠の息子がトラクターで代掻き、このように大型機械であれば泥を刃でかき回しながら、後ろにつけたアダプタで泥を鎮圧して田んぼの表面を作っていく。大型機械のないものは耕運機に下のような重石を工夫してくくりつけてそれをひたすら引っ張る・・・というか、耕運機を押すのだが、これが非常につらい。耕運機のないものは牛か馬にこれを引かせる。それもないものは自分自身の腰にくくりつけて引っ張る。一度やったことがあるが、それだけで腰が割れ、激痛をこらえながら田植えを乗り切ったは良いが、腰の治らぬうちに一番草の襲撃を受けて除草のために再び腰を割ってしまって、浴衣の帯で腰を縛り上げて泥の中を這いずり回ったことがある。よいかよく聞け、ほんものの百姓は根性だ。斜め向かいのお師匠様ご夫婦は田植え後の苗の補植をしておられる。これが百姓の正しい姿勢である。なんぼ機械で植えてもそこらに頼りなく散らかってたり浮いてたり、雨が降ったら流されたりしよるけん補植は必須なのだが、最近の若いもんはめんどくさがっていっこもやりよらん。そこんとこ地主様は子供らをかき集めてお祭り騒ぎのイベント化してワアアアッとどさくさに紛れてそいつらに全部やらしよった。私はその間、小麦を干しながら自分の畑と格闘しつつ、干した小麦を粉に引きながら篩で振るっておったのでした。夜は高槻までこれを見学に・・・ううむ・・・ちょっとやはり全く知り合いのおらんとこへ飛び込むのには無理があったか・・・https://www.facebook.com/events/240386899889339/  一生をドン百姓で終わりたくない、痩せても枯れても俺はミュージシャンの端くれや・・・が、命がけやな明日は屋根の現場。


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posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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