本震の時は静かな場所にいたのに全く気配を感じなかっのだが、未明の余震は前兆を感じた。地鳴りだ。この音は、猪名川や川西で頻繁に起こっている群発地震の音によく似ている。夜が明けたら晴れていた。雨のはずなのに・・・せっかく昨日、納屋で脱穀できる段取りとセッティングをしたのに、それをまたバラして前庭に展開し、空をにらみながら10時前には脱穀完了。しかし鳥害を恐れて早刈りしたのがいけなかった。足踏み脱穀機でも扱き残しが非常に多い。完熟せずに乾燥してしまったため、本来、脱穀の振動で実だけが綺麗に剥がれて落ちるはずのものが、穂が茎から離れずに残るか、穂ごと縊れて落ちる。これらは一つ一つ手でほぐすしかない。かと言って完熟を待てば鳥に食い尽くされるし、どこに妥協点を見出すか・・・ガラやゴミの混じったまま、とりあえず米袋に収納して貯米庫にぶち込んだ。麦わらは、一本ずつ穂をほぐして取り残しのみを取ったあと、掃除して束ね直して茅葺材料になる。しかし当分は田植えに専念・・・