2018年06月24日

20180624 苗取りその2

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 苗取りの実際について。稲の根は結構強い。しかし苗代の上から葉っぱを持って引きちぎるよりも、やっぱり下からすくってほぐしてやった方が良い。鋤簾で大きく取って、泥の中で土をほぐして根をバラす。この際、注意すべきは、根に絡みついた、ごくごく小さな草の芽である。田んぼは稲の育成にとって良い環境であると同時に、ほかの草にとっても同じである。しかも彼らの方が強い。田んぼにおける稲の活着率はほぼ100%である。とすれば、その根に絡みついたほかの草の活着率も100%とみなければならない。で、彼らは稲の根に絡みついたまま、稲を遥かに凌ぐ速さと強さで成長するのである。想像しただけでも、この苗代の段階でこれらを除去しておくことが、その後の作業をいかに楽にするかを実感するのである。苗代にも田んぼにも、数え切れない種類の草が生える。しかし注意すべきものはそう多くない。6枚目の写真、左から、セリ・カヤツリグサ・ウリカワ・ヒエである。セリは苗代よりも本田に長年生息する。彼らは多年草であり、地下茎を四方に伸ばして増殖する。寒気に弱いので、冬に田んぼを乾燥させて根を枯らし、春の一番草の頃に徹底的に根を除去すれば、かなり制御できる。田植えの時期に田んぼに蔓延ってしまったものは諦めて地上に出てきた部分を刈るしかない。繁殖力は旺盛だが、直接稲を攻撃してこないので、比較的対処は楽である。しかし、後の三者、彼らは苗代にも生息し、稲の成長とともに彼らの根を締め付けて苦しめる。自然農は「草を敵にしない」と説く。しかし、往往にして私は彼らと敵対せざるを得ない。今日はよく晴れて暑かった。夏のデザートの似合う季節になった。当地方、本日「さなぶり」・・・慈悲あまねく慈愛深き神に感謝して今年も紅白の「神丹穂」を植える。本日よりしばらく晴模様につき小麦を田に広げる。

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posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする