2010年11月15日

20101112 赤米の脱穀・臼摺

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 赤米の脱穀と臼摺。前日の天気予報で、今朝未明から寒冷前線に伴う雨。急な予報だったので、夕刻に、慌てて干していた稲穂をカリーナちゃんに取り込む。ご老体のカリーナちゃんもエラい痒かったやろな。雨が上がって夜露が消えて、太陽が顔を出してから、念のため乾いた塀の上で干し直し、脱穀。

 

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 乾燥状態は問題なく、むしろ快適に脱穀されて行く・・・

 

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 しかし、赤米は藁くずが多く、それがドラムに絡んで動きが悪くなるので、抵抗を感じたら、マメに取り除く事が必要。

 

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 臼摺もええ感じ・・・やったんやが、終わりかけた途中で突然トラブル。籾が投入口から機械の中へ落ちて行かなくなった。どこかで詰まっているように思われる。メーカーに電話して、いろいろ指導されたが改善できないので、近所の営業所から担当者に来てもらう事になった。

 

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 結局当日では原因が分からず、専門家を呼んで翌日へ持ち越し・・・症状は、籾を摺った後、玄米が設計通りにダクトへ吸い込まれてゆかないので、摺器のエンペラー・ドラムの中で延々と摺られ続け、ついには粉々になってしまう。それが詰まっているので、新しい籾を投入しても、それが入ってゆかないのだ。

 

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 今日11/13 (土) は、本当はイベントの日だったのだが、これを終わらせない事には始末が悪いし、修理だけ頼んだのでは、自分が原因について知り得ないので、イベントの方はなんとか代りにやってもらって作業を見守る。当初、私の赤米の乾燥が足りず、水分の含有率が高すぎる事を疑われたのだが、私は納得できなかった。プロが使うデジタル水分計で測ってもらうと、14.9%、理想的な数値である。つまり乾燥不足が原因ではない。結局わかった事は、赤米をこの機械で摺る事自体に無理があったこと。赤米の籾には、非常に長いひげがあって、これがダクトの中で壁面にへばりついてしまうのである。通常の米のひげは短いのでさほど問題にならないが、赤米ほど長い場合、その抵抗値が大きくなって、この機械の想定を越えてしまうのだそうだ。この臼摺機は、風圧で籾を送っているから、へばりついたものをはがす機能はない。むしろひとたびへばりついてしまうと、そこで団子になりやすい性質を持っている。事実、エンペラー・ドラムで摺られた籾が、その上のダクトに送られたとっつきの部分で詰まっていた。それを棒で掻き落とすと、風が流れて正常に戻った。機械としては全く正常で、故障も損傷もなかった。しかし、再びこのようなトラブルに見舞われた場合、上のようにかなりバラバラに分解してしまわないと、ダクトの掃除が出来ない構造になっている。これは設計上どうかと思う。組み立てには、かなりの技術と勘が必要なので、ユーザーで出来るものではない。赤米をはじめ古代米は、籾がワイルドであるのと、収穫期が晩秋にかかるので、念入りに乾燥させるにこした事はない。しかし、機械で摺る場合は、非常に微妙な線を綱渡りしている事がよくわかった。ううむ・・・来年からどないしょ ??

 

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posted by jakiswede at 02:21| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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