2010年12月01日

20101201 畦シートを外す

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 畦シートを外す。田んぼでは、主にモグラが土手に穴をあけて田んぼの水が抜ける事を防ぐために、塩ビの波板のようなシートを土手に立てかけてから、その内側に畦塗りをするのである。その塗り畦の上に、畦豆といって大豆や小豆を植えるのであるが、ここ丹波では「丹波の黒豆」が放任栽培できるので、これを植えるのである。しかしこの品種は、黒豆としての収穫が12月頃になるので、それが済まないと塗り畦を撤去できず、畦シートも外せないのである。豆科の植物はかなり連作障害が大きいので、いくら畦を毎年塗り替えるとはいっても、一度畦に使った土は次のシーズンにはあまり使いたくない。そこでシャベルで畦シート際を掘って、その土はなるべく田んぼの真ん中の方へ飛ばす。ぐるりをやると、結構しんどい。

 

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 外した畦シート。土手には、畦シートにぶつかってモグラがシート沿いに走った形跡が、あちこちに見られる。

 

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 ようやくこれでほんまに今シーズンの重労働は終了。大根の試し掘り、今年もええ感じ。奇態な形の人参とともにけんちん汁に。カリフラワー、ブロッコリーは、白いサツマイモとともにホワイト・シチューに。

 

 Farminhos 12月の予定

12/13 (日) の週・丹波の黒豆の脱穀

12/20 (日) の週・黒豆味噌作り・醤油作り

12/27 (日) の週・キムチの漬込み

 だいたいこんな感じでやります。丹波の黒豆の脱穀の脱穀は、「唐箕」という明治時代の古い農機具を使って、黒豆の皮を取りゴミを除去する作業が感動的で、おすすめです。味噌作りは、大きなミンサーを動かしますので、この際持ち込み参加OKにします。市販の大豆と、同じ重量の乾燥麹と塩を御持ちいただければ、一緒に作業できますので、手軽に手作り味噌をお持ち帰りいただけます。もちろんお持ち込みの分に関しては無料。キムチの漬込みも、翌シーズン用のつけもと薬念醤作りから始めますので、ご興味のある方はお問い合わせください。なるべく出来るようにします。なお、いずれも出来ればお早めにお申し込みください。エントリーあり次第、日程を押さえて行きます。もちろん平日OK。エントリーなさそうな場合は、とっとと一人でやっちまいますので、その節は悪しからず・・・

 

 

 

posted by jakiswede at 22:34| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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