黒豆の脱穀。「型新最」の足踏み脱穀機であります。なんかねえ、字体といいカタチといい、ものに迫力がありますなあ。
「MADE IN NIPPON」でっせ。この自信に満ちた質感はどうでしょう。
なんせ「型新最」やからね、このやうに飛び散り防止の幌と、取り付け穴が開いてるねん。これがなかったらね、四方に支柱立ててそれにブルー・シートかぶせて、それはそれは大変なんや。なんせ「型新最」やからね・・・
さて、足踏みしながら株をあてがっていくと、このように大抵鞘が開いて豆が飛び出る。ロットが鞘を開くのもあるが、振動でもよく開く。しかし豆と鞘と枝とほこりが一緒くたに出て来るので、これを分けるのがまたひと苦労。
とりあえず、上に被さっとる鞘を退けると、下に豆が落ちてるので、これを集めて回収。
これを、このような「唐箕」にかけて選別する。これは、右手の丸いところが扇風機になっていて、真ん中のハンドルをぐるぐる回すと風が起こる。左上の漏斗からほこり混じりの豆を入れると、軽い誇りは風で飛ばされて、豆だけが下に落ちるという仕組み。鞘がついてると、さすがに入り口で詰まって作業が出来ん。
ざっと15kg、正真正銘の、立派な丹波の黒豆でござんす。ここまで所要3時間。
最初に退けた鞘の中には、開かずに豆の入ってるものや、落ちた豆が引っかかってるものも多いので、これはひとつずつ手作業で選別する。一日がかりでたったこんなけ・・・もったいないからやるんやけどね、費用対効果考えたら、明らかに能率悪いよね。腰も痛いし・・・
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