2012年03月23日

20120306 KIX-ICN-TAS

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 2012/03/06 出発当日は、早朝まで激しい雨。12:50関西空港発の便で出発するので、11時には空港に着いておきたいのだが、この雨では駅へ行くこともできぬ。自転車に荷物を積んで電車に乗ろうと思っていたのだが、タクシーでも呼ぶかと思いはじめた頃、不意に雨が止んだ。思えば、この旅を思いとどまらせようとでもするかのような、不吉な前触れは枚挙にいとまがなかった。さがしものや調べたデータの紛失、機材の故障、そして極めつけは手配したプロセスのドタキャン・・・しかし捨てる神あれば拾う神あり。とにもかくにも持てるだけのものを詰め込んでようやく当日、しかしこの雨、止み間を逃せば後々厄介、ままよとばかり自転車にまたがったは良いが、日頃使わぬキャリア付きのもの故、チェーン・ロックを忘れたので駅前のパン屋に頼み込んで預かってもらう・・・ために土井ちゃんとの待ち合わせに15分ほど遅刻。関空のこの風景・・・好きなんよね。チェック・インもボーディングも問題なく済んで、Asiana Airlines OZ0111 定刻の12:50離陸。機材はAirbus A330-300。


 


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 Seoul 仁川空港にて3時間ほどのトランジット、小腹が減ったのでキムチうどん食う。USD6.50・・・韓国では食器を持って食事をする事はマナーに反する。このようにどんぶりに入ったうどんを食べるときも同じである。丼は置いたまま、口を近づけて食べることになるのだが、日本人にとっては「犬食い」といってこれはどうにも違和感がある。周りを見てみると、やはり丼は置かれたままで、しかし韓国人の食べ方はそれでも「犬食い」には見えない。今回の旅の小さな興味のひとつは、こういう「食事のマナー」である。例えばヨーロッパやアメリカでは、熱いものを飲む場合に音を立てるのはマナー違反であるが、それは汁をすする習慣がないからだと言われている。日本人は冷たい飲み物でもすする癖があるので、どうしても音が出る。トルコを旅行していたときにも安メシ屋で観察したが、茶をすする人は見なかった。しかしモンゴルの映画を見ているときに、家に招待された客が茶をすするのを明確に見た。では、飲み物をすする事を許容する文化の境界線は、どこにあるのだろうか・・・そんなことを考えさせられたキムチうどんでした。下はAsiana航空の機内食。


 


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posted by jakiswede at 00:21| Comment(0) | ウズベキスタンへの旅2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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