「光あるうちに光の中を歩め」とは、たしかトルストイの言葉であったと思いますが、おそらく今年最後の清明の夕映え、さわやかに空気の中にも、南方からの雨の匂いが漂って参ります。明日にも梅雨入りすることでしょう。雨が降れば雑草取りも難易度を増します。光あるうちに光の中を歩むことといたしましょう。
ラディッシュ、子株は急成長しており、間引きの季節です。その間からキュウリが芽を出しています。瓜科とアブラナ科のコンパニオンの試みです。
チンゲンサイには、早くも虫がつきはじめています。これから毎日全ての葉を裏返してこいつらを指先で潰す殲滅線を戦い抜かなければなりません。
中にはこのように種族保存の本能から苦肉の策に打って出て東トウ立ちするタマネギもあります。
苦境の中で敗北死するよりは奇形となっても生き存えようとする生命の凄まじさが、この太い幹に脈打っております。
芽吹きの頃の除草は極めて困難であり、生えてくるものたちと顔見知りになっておかなければ、とんだ竹篦返しを食らいます。これはスウィート・バジル。
うっかり引っ掻きそうになるサトイモの新芽・・・
これはわからんでしょう、オレガノです。夕映えを眺めている時間なんてありません。
【関連する記事】
- 20121219 わからんベリージャム
- 20121213 ピリピリの観察
- 20121213 麦の観察
- 20121211 日向ぼっこ
- 20121210 丹波の黒豆干し
- 20130109 昨年の総括
- 20121208 新畑の観察
- 20121207 丹波の黒豆の脱穀
- 20121205 梨の礫
- 20121204 新畑の排水
- 20121203 新畑の観察
- 20121201 赤目自然農塾訪問記
- 20121130 エンドウの植付
- 20121129 冬季湛水
- 20121125 タマネギとソラマメの定植
- 20121122 梅ジャム
- 20121121 麦まき
- 20121120 Qu'est-ce qui se passe?
- 20121119 赤米の籾摺
- 20121119 妙なる青梗白菜