2012年07月04日

20120623 Ortiz Consort

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 Ortiz Consort avec la Danse Baroque・・・「ムジークフェスタ奈良」への出演であった。会場は「奈良県新公会堂能楽ホール」なんていう場違いな・・・失礼・・・場違いは私なんやが、要するに総檜作りの本格的能舞台であって、シルクロードの東の果てに亀茲楽が流れ着いてそれが雅楽を生み能楽に発展した本拠地が奈良なのであるから、その場に本格的能楽堂の一つもなければ日本の恥とでも思ったか、便所まで純和式に調えられた滑稽なまでに堅ッ苦しいハコモノで、幸い仕事があるもんだから鬼の首でも引き回しとんかおんどれはちゅうような天狗になったカンケイシャが居丈高に出演者を上から目線・・・おいおいお前ら勘違いすんなよ主役はオレ・・・すいません私たちよっちゅうに、なんかめっちゃ不愉快やから太鼓どんどん叩いて帰って来たったわい。西宮の北の果てに置き忘れられたムラ社会の土地成金が共同出資して建てたなんちゃらホールとよう似てるわ。なんでコイツらハンコで押したみたいにおんなし人間性に出来上がるワケ ??


 http://www.naraken.com/musik

 http://www.shinkokaido.jp/

 http://www.ladansebaroque.com/


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 でもね、我々の演奏の内容は素晴らしかったと思うよ。おそらくほぼ同じ時代に西の果てのイベリア半島で奏でられ踊られていたであろう音楽と舞踏を、かなり忠実に、しかも生き生きと表現した訳やから。しかも全て生音で、耳を澄ませな聞こえへんくらいの原音での演奏だったわけで、自分たちのスタイルにこだわった我々の存在意義は大きかった。それも、別に奇をてらった訳ではなく、自分たちがいつもやってる通りにそのままやった訳だから・・・


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 しかも、アフターにこんなお遊びもあって・・・カンケイシャに見つかるまでは平和やったのに・・・


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 http://www.irishflute.info

posted by jakiswede at 22:55| Comment(0) | 音楽活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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