実を付けはじめた鶴の子大豆・・・枝豆として楽しめる時期も近い。去年は丹波の黒豆が大豊作で鶴の子大豆はさっぱりだった。サツマイモとのコンパニオンが遭わず、茎を虫に食い荒らされ、芋の蔓に引きずり倒されてさんざんだったのだが、今年は非常に健康的に育っている。
それに対して、畑に植えた丹波の黒豆は、全く意外なことに植えたままの大きさでこのように雑草にまみれて元気がない。畦豆に期待したいところだが、こちらも植え時が遅れて徒長気味である。一部は田んぼの水に溺れて腐ってしまった。
インゲンはどれも順調に生育している。これは最も珍しいコンゴの緑インゲン (madesu ya vert)。
さて新畑に目を移そう。こちらは10年間農薬や化学肥料は投入されずに作られて来た田んぼをそのまま畑に転用したので、土壌に養分が非常に少ないのである。以下、これも自然栽培のひとつの姿と思って見ていただきたい。ナス科の畝はご覧の通りで、一番手前のパプリカの購入苗を含め、ポットで育てた苗もほとんど植えたときと変わらない。
ピントがボケているが、タカキビの出穂である。その向こうは開花の始まったアマランサス。
カボチャ (cabo verde) の初なり。
間引きつつ収穫しているアブラナ科。雑草に埋もれそうになっては助け、埋もれそうになっては助けしている。
これも埋もれそうになっては助けているサツマイモ、左手前のひょろっとしたものはレンズ豆の生き残り。手前に5株ほどあったはずだが梅雨の間に腐って消えた。やはり日本の気候風土は合わないのかもしれぬ。大豆・小豆・インゲンはこれから除草を始めるのだが、概ね生育状態は良い。瓜科は遅れ気味だが出来ない事もない。この状態で肥料を与えずに、生育に応じた適切な手入れを続けるだけで、果たして収穫が可能なのか、またどの程度出来るものなのか、これを数年繰り返して行って、土がどのように変わっていくのか、これを実践してみるのが、私の「自然農法」である。
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