休み明け最初の重労働は、稲刈り準備のため落水を円滑にする目的で、田圃の周囲と中程に溝を切るのである。私はこの作業を中干しの間に済ませてしまう。なぜかというと、泥というものを扱い慣れない都会人の私には無理だからである。土が固まっていてはじめて、「掘る」という作業ができるというもの。
しかしお百姓さんは違う。このような手鍬で、泥の中に溝を切るのである。天瓊を以て滄海を探るは農業の事始めとも言われているからまあこれも国生之尊の子孫たるお百姓さんにとっては、出来て当然のことなのかも知れませんな。写真は、作業中に見つけたちょっと一斉行動にはまり切らん愛すべき稲・・・株元を見れば稗のごとく、しかし穂はまぎれもなく稲穂。午前中で腰が割れた。飯にして腰アイシングして昼寝にしよ。鶏の唐揚げに畑の夏野菜のラタトゥイユ、できたてバジル・ペースト添え・・・
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