2012年09月06日

20120829 MacMailがアカウントを

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 2006年10月購入のMacBook (いわゆるIntel MacのMacBookとしては最初期のモデルで、「Early 2006」・「MacBook1.1」などと呼ばれている) に、遅ればせながら、ほんまに遅ればせながらMac OS 10.6 (Snow Leopard) を入れた。ちなみに現在の最新MacOSは10.8で、私のマシンには既に10.7すら載せることができない。私はOSやソフトウェアのバージョン・アップには非常に慎重であって、もちろんカネがないからでもあるけれども、物持ちが良いというか、現にこの本体も間もなく6年が経過しようとしているが、特に重篤なトラブルもなく毎日エロエロ・・・失礼、いろいろ創造的活動に活躍しているという訳である。ほんまほんま。カネがなくて物持ちが良くて創造活動が盛んであるとどうなるかというと、どんどんデータが蓄積して行って、それらが一定のルールに従って整理整頓されて行くはずなのであるが、「一定のルール」とは必然的に一定のソフトウェアによって扱うことができる状態が必要があって、そうしたものの切り捨てが日常的におこるこの世界では、データそのものが生きながらえることが大変に難しい。できることならそのままでいたい。しかし最新の技術を少しずつでも取り入れて行かないと、インターネットでサイトを閲覧することもままならなくなる。ちなみにこの本体を購入するまでは、Macintosh G4 Cubeという名機を使っていて、モニタはなんとブラウン管であった。その前は、実に阪神淡路大震災で被災したアフター・フォロウとしてApple Computerから格安で手に入れたPerformaなんとやら・・・まだPower PCでもなく68Kといわれた代物であった。その前と言えばColor ClassicでOSは懐かしき「漢字Talk 7」、その前は・・・もおええて・・・

 で、どうしてこのように時代遅れなのかというと、要するに自分の作業がパソコン内で自己完結していて、その作業が恙無く行えている限り改善の必要を感じないし、世の中の進歩を知らずに暮らしているからである。ディスクがいっぱいになったりパフォーマンスが悪くなったりしてはじめて抜本的な改善を迫られるのだが、そのとき現状のまま延命できる手段のないことを思い知らされて愕然となり、それから気を取り直して自分で調べ尽くして新機種を購入したり増設したりするので、対策には誠に時間がかかるのである。Color Classic時代に書きためたものや音楽データなどは、阪神淡路大震災で土に帰って行ったからまだいいのだけれど、68K時代に作りためたものをすべてPPCに対応させるには、当時莫大な投資が必要だったので、いわゆるClassic環境とOSXをデュアル・ブートできる最後の機種Cubeと、それを正しく表示できる最後のブラウン管モニタを購入したのであった。つまり莫大な投資ができないので手作業で財産を移し替える作業に取りかかった訳だが、それが終わらぬうちに「カーネル・パニック」という再起不能のパニックによってCubeちゃんが昇天した後、バック・アップをとっておいたデータをなんとか読み込める最後の手段として、互換性のあるMacOS 10.4を搭載したこのMacBookを購入した。Intel Mac用の10.4は、厳密にはClassic環境で作られたデータを読むことができないのだが、メーカーは保証していないし機能は制限されるとはいえ、私のやりたいことの一通りはできたのである。しかし時代は進み、10.4で走るブラウザのままでは、検索エンジンの画面表示も崩れっぱなしとなってしまい、このたびようやく重い腰を上げてOSの換骨奪胎に踏み切ったという訳である。

 現在MacOSはCloudを前提に設計されているので、パソコンの内部は雲の上とつながっていることが求められる。私はこれが気に入らぬ。しかも先日の暴挙・・・すなわちカネを払って受けてきた「mobile me」というサービスの打ち切りによるホームページその他の閉鎖・・・これに至っては、もはやiPhoneやiPadなど、Appleが提供する数々のサービスに素直にカネを払い続けるユーザ以外の切り捨てとしかいいようがなく、自分がマック・ユーザであることすらも恥じなければならぬほど、ようするにキライなんじゃお前なんか・・・nalingaka yo, yo, yo te oh vraiment !! ・・・だからCloud前提のMacOS 10.7以降がルートの今後のモデルは買わない。もうパソコンは買わない脱リンゴ脱ネット脱ことえり脱パソコン脱クルマ脱原発脱税生活へ踏み出すぞ。

 現在このMacBook 1.1に搭載できる最新のOSは10.6.8である。しかしこれでは、10.4で動作していたソフトウェアのほとんどが動作しない、というか認識すらしないので、仕方なく外付けハードディスクにパーティションを切って10.4のシステムをインストールし、起動ディスクを使い分けるという荒技で延命することにした。まあね、1年ほど前にバッテリとハードディスクとメモリとファンを交換したんで、動作としては余裕なんやけどね・・・

 さて前置きが長くなってしまったがここからが本題である。さきほどCloudサービスが嫌いだということを書いたが、ために私はmobile me・・・いや「.mac」時代のアカウントを「iCloud」に移行しなかった。名実共にMacのサービスから離れることにしたのだが、ここに落とし穴があった。この本体を使い続けるということは、Apple Computerの方針すなわち、彼らが開発し続けるすべてのサービスに気前よく素直にカネを払い続けることに反して、自己責任でたったひとり荒海にこぎ出すことを意味する。私はコンピユータというものに詳しい訳ではなく自分ですべてを知り尽くしている訳ではない。便利な道具として使ってきたまでだ。使い方さえ守っていれば、不都合はメーカーに相談するのは当然という感覚だった。しかし、その「使い方」は、メーカーが決めるのである。メーカーは、最新の状態にアップグレードせよという。しかしそんなことしたら、すべてのデータを扱うために、ソフトウェアや周辺機器まで、すべてを買い替えざるを得ないし、この本体も買い替えの対象になる。使い続けるのは自由だし、機器としての故障の修理はしてもらえる。しかしサービスを受け続けることは別の仕組みになっている。つまり自己責任を取りきれない以上、この本体を使い続けることができなくなるという訳だ。

 話せば長くなるので、サポートとやり合った結果の妥協できるぎりぎりの結論は、以下の通りである。Cloudサービスへ「.mac」時代のアカウントとメール・アドレスのみを復活させ、すべてのサービスをこのアカウントで受けられるように設定する。OSは10.6.8までアップ・グレードする。これにより、各認証やメーラ「Mac Mail」の設定のすべては、かつてのIDで行われることになり、サービスからの訣別を決意して新しく作成したメール・アドレスで送受信するには、その都度の設定変更が余儀なくされる。つまり向こうの言う通りにやれ、勝手にやったことはそれなりの代償 (手間) を払えということだ。そこでデータをバックアップしてOSを入れ替えて環境設定を終え、ソフトウェアの動作を確認していたところ、メールの送受信が全くできなくなっているのに気がついた。さてこれは購入したてのOS10.6の不具合と押し通して無償サポートを要求したところ、なんとか対応してくれて、「特別な技術者」による特別な操作が必要になった。

 MacOS10.6に搭載されたMail4.5が前バージョンで使用していた「mobile me」のアカウントを認識しない場合の対応について。「Mail環境設定」の「アカウント」の内容がグレイ・アウトしていて変更できない場合、いったんそのアカウントを「-」ボタンで消去して、「+」ボタンで新しく作り直す。その際、右下の「作成」ボタンを押してしまうと表示状態のまま無効なアカウントが作成されてしまうので、「option」キーを押すと「作成」が「続ける」に変化し、押しながらボタンを押すとすべての設定が手動で行える。これが「特別な操作」である。さて順を追って説明しよう。「アカウント情報」アカウントの種類は「MobileMe IMAP」、「説明」は自分のわかりやすいキーワード、メールアドレスは「mobile me」時代のもの、氏名は自由。ここで「option」キーを押すと「作成」が「続ける」に変化し、押しながらボタンを押すとすべての設定が手動で行える。「受信用メールサーバ」は「imap.mail.me.com」(最近になって「mail」が追加されたらしい) 、ユーザ名とパスワードはあなたのもの、ここで再び「option」キーを押すと「作成」が「続ける」に変化し、押しながらボタンを押すとすべての設定が手動で行える。「送信用メールサーバ」は「smtp.mail.me.com」、「このサーバのみを使用」するかどうかは任意。つまり「option」キーを押すと「作成」が「続ける」に変化し、押しながらボタンを押すことによってすべての設定を終えようとするものである。繰り返す。「option」キーを押すと「作成」が「続ける」に変化し、押しながらボタンを押すとすべての設定が手動で行える。まあこれを説明してくれた「特別な技術者」がトクベツなかわいい声の親切なねーちゃんやったからトクベツに許したろ。

posted by jakiswede at 23:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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