
「ロリポップ」のWebDAV機能は、環境によっては限界あり。WebDAV接続が可能でホームページの閲覧に対応しているレンタル・サーバを探している人のための道標として、「ロリポップ」のWebDAV機能について、以下にまとめておこうと思う。
私は、WebDAV接続が可能でホームページの閲覧に対応しているレンタル・サーバであれば、かつての「iDisk」のように、Finder (Mac) 接続で、ローカル・フォルダで作成したサイトを、ドラッグ・アンド・ドロップで、瞬時にしてホームページをアップ・ロードしたり更新したりできるものと思い込んでいたが、それは間違っていた。「ロリポップ」は、そういう仕様になっていない。
「ロリポップ」では、Finder (Mac) でのWebDAV接続でファイルやフォルダをコピーすると、動作自体は完了するものの、そのファイルやフォルダを置いたはずのディレクトリに、それらは「存在しない」とメッセージが出る。この接続方法はWebDAV接続では常識であるが、「ロリポップ」では「推奨されていない」方法で、解決策はない。
Mac対応のFTPソフトのひとつであるCyberduckによるWebDAV接続では、1GBのサイトのアップロードに5時間程度かかり、動作は完了するが、そのファイルやフォルダにアクセスしようとしても、アイコンが表示されるだけで、ファイルのサイズは「0」であり、開く事も出来ない。ちなみに、Finder (Mac) 接続でサイズを確認しようとすると、計算に数十分かかり、ほんの数百MBのファイル・サイズがTB級で表示される。これについての原因はわからないが、MacOSから大量のファイルやフォルダを一度にWebDAV接続で転送しようとすると、全体の容量がさほど大きくなくてもOSの仕様上、時間がかかる事があるので、FTPS接続を推奨するということだ。
CyberduckのFTPS接続では、サイトはアップロードされ、インターネット・ブラウザで閲覧も出来るように見えるが、ファイルやフォルダの「パーミッション」が予期しない数値に置き換わり、これを修正するには、ひとつひとつ属性を呼び出して書き換えざるを得ない。また、どのファイルやフォルダが書き換わってしまったのかは、全てを検証しないとわからない。「属性」には検索機能は働かない。Finder (Mac) 接続では、正しいサイズが表示され、開いたり編集も出来るが、保存した結果は反映されない。これは、MacOSに固有の問題であって、サーバ側では関与できないということだ。
以上の事は全て「ロリポップ」サーバの仕様であって、現状は私の望んだ事とはほど遠いのである。しかしこれらのことがわかったのは、「お問い合わせフォーム」による連日に亘る再三のやり取りの結果であって、予め仕様が一覧できるようになっていない。「
ロリポップ」のホームページは、イラストや漫画の多用された記述を、上から順番に読んでいかないとわからない。自分のやりたい事が出来るのか、出来ないのかを判断する情報がどこにあるのかわからない、もしくは、そのような情報は掲載されていない。FAQは、ほとんど使い物にならず、結局はエンジニアと直接やり取りするのに数日を費やし、その間に「おためし期間」は過ぎて、初期費用を支払う羽目になってしまった。
しかし実際のところ、その他のWebDAV接続が可能でホームページの閲覧に対応しているレンタル・サーバは費用がケタ違いに高いので、「ロリポップ」は私の身の丈に合ったサーバといえるのかも知れない。昨日、最後の質問を「お問い合わせ」フォームで送ったが、登録したメール・アドレスに受信通知が来たり来なかったりする。これも「ロリポップ」の仕様ということである。以上をツーバ選びのご参考にしていただければ幸いである。
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