代掻きをしない自然農法では、田んぼの水は充分には止まらないから、冬季湛水では下の田んぼに水漏れするのである。冬季に出来るだけ土を乾かしたいのこの農家さんとは、日頃から仲良くつき合っていただいてるのでトラブルはないのだが、このように溝を切る自衛策を講じさせてしまった。
そこで、代掻きという耕耘を伴う作業ではなく、田んぼを満水に満たしておいて、レーキで引っ掻いて細かい泥を巻き上げ、角材を引いて沈着させる方法で、どの程度水漏れ防止効果があるのか、やってみた。
角材は、代掻きの時に耕耘機で引っ張るものを、自分でズルズルと引っ張って回った。おそらく周りの田んぼの人からは、「またあのひとおもろいことはじめとってやで」と噂されていた事であろう。
夕食は、先日の「Tonno al vino rosso」を、もうちょい付け合わせに配慮して、カボチャのポタージュにインディカご飯。
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