Samarkandで延泊。荷物を移す。宿は、帝国の後継者と見なされつつも父より早くに亡くなったTemurの息子の名を頂く。出発前に調べていた段階では改装中だったが、まさに改装オープン直後で、写真のように、手すりにはまだ養生のビニルが残っていた。実に美しい状態で、部屋も快適であった。階下に見える扉が食堂であり、朝食を摂っていると、テレビが日本の震災から一年経つ事をニュースで伝えていた。
今日の前半は、先ずはウルグット・バザール見学である。Bu-Nyok君はFurkat氏という先輩のプロのガイドを連れてきた。日本人にも分かりやすい軽妙なカタカナ英語を操って快活にしゃべる男で、中央アジアの歴史の概略が頭に入っていたので、話し相手にはちょうどよかった。現地人と、日本人の私の持っている歴史認識が、ほとんど同じだったという事は、ある意味驚きではあったが・・・大雪であった。非常に寒く、靴も凍るばかりで大変だった。写真は、バザールの一角で売られていたサモサ。土をこねて作った大きなタンドールに貼り付けて焼くのである。
ランチは彼らの案内でイラン系の料理店で、プロフ (ウズベキ風焼き飯) が美味いことで有名という店にて。価格交渉するBu-Nyok君とFurkat氏。ちなみにイラン系とは、ここではタジク人を現わし、中国でこれを恩赦して「大食 (タージー) 」と書いたにもあるごとく、非ッ常に大盛りで食べきれなかった。しかも焼き飯・・・・
食後の腹ごなしに、旅の段取りを進めておく。明日Buxoroへ行く列車の切符の手配と、一日延泊するのでUrgenchからの帰りは飛ぶ事にする。駅と空港を回った後、雪の中ではあったが、郊外の霊廟である「Al-Buxari (Aль-Бухари) 」を訪れる。ここはSamarkandに着いたらぜひ訪れてみたいと思っていたのだが、あまりの寒さと雪のためにやる気が失せていたのを、思わぬ事で実現したのであった。写真は、下記リンクにあり。
http://jakiswede.com/3photos/31works/313voyages/3137samarkand/index.html
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