イカナゴ漁もまもなく終わり、釘煮納めに大きくなった新子を買い求め、生で酢醤油 (良い子はマネしちゃダメよ) ・天ぷら・釘煮とイカナゴ三昧のランチであります。
菜の花の季節になりました。畑を見ておりますと、このような面白い状態をみつけました。何が面白いといって、草の株が等間隔に並んでおります。早よ除草せなと思うのですが、なぜこのように等間隔に並んでいるのかと思いを巡らしましたところ、つまり秋にレタスの苗を定植したのだが、その根に雑草が絡みついて成育し、ついにはレタスを枯らしてしまったというわけです。この事態をどう解釈するかで、実はその人の農法が正反対に展開して行く。けしからん雑草めという事で今後はもっと早めに手を打とうと考える・・・これが真当な百姓のあり方というものですが、最近の私はちと違う。レタスを植えた跡に別の草が取って代わったという事は、レタスの根が成育する事によって、土壌中に新陳代謝が起き、それにこの草の種なり根っこが反応してレタスの根に巻き付いたがために、ついにはレタスを枯らしてその草がレタスの植え跡を占領した・・・つまり、レタスの根がこの草を育てた・・・根が育つところに養分が発生する・・・ということは、植物の根が生きているところに生命が宿るのである。そこを見る必要があるのですな。だから、「雑草」を憎んで懲らしめるのではなく、でもやっぱりレタスには成長して欲しいので、ほかの草には悪いけれども生かさず殺さずに打ち負かされておいて、レタスを依怙贔屓に育てようという、根を絶やさずに地上部分を挫く事によって、目的の作物に有利な状態を作るという除草の方法論がここに成り立つ。つまり全体を壊さない自然農法の手法のひとつになるというわけです。まあこんな3株の「雑草」でも、身を挺して私にエロエロと・・・失礼、いろいろと教えてくれるわけですな。
まァそんなわけで、春のサラダ・・・
- 20131231 自然に沿って生きる
- 20131230 冬季湛水
- 20131223 丹波の黒豆脱穀
- 20131222 冬至
- 20131228 今シーズン総括
- 20131215 干しいも作り
- 20131214 エンドウの植付
- 20131207 農作業納め
- 20131207 冬の畔塗り
- 20131205 不耕起ジャガイモ栽培
- 20131205 冬の畑の観察
- 20131126 ソラマメ植付
- 20131124 丹波の黒豆収穫
- 20131124 タマネギの植付
- 20131123 谷上マーケット
- 20131118 徒然なるままに
- 20131117 麦蒔き
- 20131115 麦畑に雨が降る
- 20131114 初霜
- 20131112 水田から麦畑へ