移住先の検討である。今日は、縁あって京丹波町を訪ねた。地元で役場とともに新規就農者の定着を図っている先生とともに、現在空き家になっている物件を見せてもらった。この家は非常にきれいな状態で大きさも手ごろで良いのだが、なんとこの真裏を京都縦貫道が通る。
この家は、高台にあって非常に魅力的なのだが、目の前を京都縦貫道が横切る。集落のど真ん中を京都縦貫道が貫通するのである。現在工事中で周辺の山をどんどん崩してる。つまり、高速道路が村人を追い出していくので、新規に定住する人ならどんな人でも問わないという状態。実は、私の実家は中国道の宝塚東トンネルの上にあり、この工事によって、幼なじみのほとんどと遊び場を立ち退きによって失い、「地区」は団地と統合されて、「団地っ子」達の執拗ないじめに遭うきっかけとなった。中国道が開通すると、大型トラックが継ぎ目を通過する重低音と振動が夜通し家を揺さぶり、眠れない夜が続いた。1995年には震災の恐怖と悪夢、疎開先がJR線路の真横で夜通しの貨物列車の振動に悩まされた。今の住まいの近くを、新名神高速が通る・・・そして京都縦貫道・・・これはなんぼなんでも厭や。もっと普通の場所に住みたい。担当者は高速道路の苦痛を知らんので理解出来ないようだったが・・・
ただ、収穫もあった。実は、ここを訪れたのにはつてがあって、まだログハウス建設の夢を抱いていた頃、篠山から亀岡へ集落を見て歩いていた途中に、地元の木材を使ってログハウスを建設している会社の展示場があった。併設されたカフェで茶を飲んでいると社長が入ってきて話し込むうちに、いろいろと意気投合する部分があったというわけだ。その建設会社の社長は、割と手広くログハウス建設を手がけているようで、確かに周辺の街道や集落に物件が散見される。建築中や予定の物件も多く、人手が足りないのでバイトでも良いから手伝ってくれないかという。ここから一時間強なので、取りあえず関西スーパーのバイトが休みの日に週一回ペースで大工見習いに行こうかと思う。そうすれば、家の建て方もわかるだろうし、自分の家を建てるときでもコスト削減に繋がる。京丹波町役場の担当者は、なんと先月京都の新規就農説明会で、具体的な説明をしてくれたその人だったというおまけもついた。「京都」て、わりとうまくつながるんよね、神戸や芦屋と違って・・・
- 20201225 治らぬ怒り
- 20201201 空き家に入れた
- 20201030 そして三人で・・・
- 20200918 西谷
- 20160411 移住計画その後
- 20160404 一億総一反百姓社会
- 20150821 ao sul
- 20150820 ao sul
- 20150820 ao sul
- 20150819 ao sul
- 20150819 ao sul
- 20140922 山陰への旅
- 20140912 広野開拓高原
- 20140905 野人暮し
- 20140904 ムラハラ 2
- 20140824 カニカニカニカニ
- 20140815 ログハウス
- 20140814 ログハウス
- 20140425 アルムリーノ奥出雲へ3
- 20140415 アルムリーノ奥出雲へ2
高知に行けば先祖の土地があるんやけどね。五島に行けば親戚つながりもある。
先日は綾部の里山に行ってきましたよ。
どこに住むか、というのは重要な課題ですね。