2013年12月09日

20131112 水田から麦畑へ

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 インディカを刈り取った跡地にパン用小麦「ユメシホウ」を蒔く。11月前半には蒔きたいので急いで田んぼに排水溝を切る。溝間はおよそ120cm、これは標準的な稲の背丈であり、鍬の柄の長さでもある。また、田植えの時に株間30cmに取ったとして、田植え枠一枚の幅ともほぼ等しいのでこの値を取った。来シーズンのインディカの米作りは、この上に不耕起で田植えする。まずは、平鍬で一方に土を上げる。私は右利きなので、左に上げる方が楽である。


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 来シーズンから新しく借りることにした畑の半分に、これもパン用小麦の「ミナミノカオリ」を蒔く。この圃場は水はけが悪く、稲刈り後2週間以上も経つのに泥に近い状態であるので、注意深く溝を切って行って何日か乾かしてみる。


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 来シーズンも草刈機以外の機械を使わずにやろうと思う。このようにロープで直線を出して、鍬で溝を切る方が、耕耘機を使うよりまっすぐ出来る。そうや。私の根性が曲がっとるんやない。私はまっすぐや。機械を使うから曲がるんや。それを修正しようとするから泥沼に落ちて足を滑らせ、墓穴を掘るんや。幸いなことに満足な手足がまだ残っとるんやから、これでやったらええねん。畑の両端に、だいたい120cmごとに目印をつけて、それに合わせてガイド・ラインを付け替えて行ったら一人で出来る。


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 圃場は区画整理されているとはいいながら、必ずしも長方形でなく、道路や用水路も平行ではない。従って、どれかの畝、あるいは隣の田畑の畝の延長線を目測して基準線を自分で決める。それに対して直角を出してから120cmずつの寸法をとって行く。直角はこのように出す。直角定規をロープに載せて、一方を固定したら他方をだいたい直角と思われる方向へ伸ばしてみる。するとこのように誤差が出る。


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 それをロープの先から見てみると修正できる。


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 今度は、反対を向いて更に溝を掘って土を上げる。


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posted by jakiswede at 00:14| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2013 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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