2013年12月09日

20131116 CAP HOUSE

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 断捨離の一環でね、使わずにおいてあった古い座卓・・・これは実は、現在の「海外移住と文化の交流センター」(以下「移住センター」) 、私にとっては思い入れ深い「CAP HOUSE」にあったものである。このたび部屋を整理するにあたり、古巣に戻してはどうかし思い当たり、「CAP HOUSE」に連絡してみると快諾されたので、ここにお帰り頂くことにした。「CAP HOUSE」が改装されて「移住センター」になる前、おびただしいアンティークな家具調度を廃棄処分するのを手伝ったことがある。しかしあまりにも捨てるにはもったいない頑丈なものばかりだったので、希望者を募って出来るだけ引き取ったのである。それらはあちこちで余生を送っているはずだ。


 http://www.kobe-center.jp/


 http://www.cap-kobe.com/


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 「CAP HOUSE」が、関西ブラジル人コミュニティや神戸市の肝いりで「移住センター」に改装されることが決まったとき、「CAP HOUSE」に参加していたアーティストや見守ってきた人たちは不安を感じた。なぜなら、それまでこの建物を使っていた神戸海洋気象台が引き上げた後、この建物は解体されることが検討されていた。それをなんとか残そうと努力したのが、現在の「CAP」すなわちNPO法人「芸術と計画会議」だった。しかし日本からブラジルへの移住百周年が近づくにつれ、その拠点となったこの建物に注目して、そこを自分たちの拠点にしたいと関西ブラジル人コミュニティが言い出し、新しい観光名所にもなりうると考えた神戸市がそれを後押しした。一度は、「CAP」は完全に立ち退きという扱いにされかけたが、陳情に陳情を重ねてなんとか部分使用として踏みとどまった。我々が不安を抱いたというのは、もちろんこの建物に愛着があり、ここが「CAP」であることに意義を見いだしていたからであったが、実際に建物を維持管理して存続させた彼らの功績が踏みにじられることが最も我慢ならなかったのである。しかし、全面退去は免れたものの、関西ブラジル人コミュニティや神戸市にとっては目の上のたんこぶのようなものだった。それはこの座卓を譲り受けた当時、残されたものの整理をしているさなかで乗り込んできた市役所の役人や関西ブラジル人コミュニティの関係者の態度を見てもよくわかる。


 http://jakiswede.com/5webnotes/53webnotes/530weblog2007_09iblog/C923534306/E20080426030826/index.html


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 あれから5年、彼らはうまくやってるのだろうかという心配のもと、恐る恐る訪ねてみた。しかし、受付で誰何され、「CAP」へ行くと言っても何か高圧的な目で見られ、だいたい玄関に役人が座ってるのがそもそもいかんよね、展示物もいかん、展示物というか、その並べ方や見せ方が、もう完全なお役所仕事、公民館の展示室のノリでね、せっかくアーティストと同居してんやし、もうちょっと・・・でも聞く耳もたんのやろな、そーゆーのキライなんやろな、なんかじわじわと伝わってくるわ。ホンマに神戸のこういうところがイヤや。なんも変わってへん。地震で壊滅してもわからんやろな・・・

posted by jakiswede at 00:30| Comment(0) | 写真散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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