秋晴れの気持の良い朝、「須磨の風」を主催する中野いち朗氏が永年住まいし事務所としても使ってきた味わい深い長屋を引き払うにあたって、お別れの会を催すから参れと誘われたので、神戸電鉄に乗って行ってきた。写真は道場南口駅にて、まぎらわしいが反対の三田行きホームに旧型車両が来たので撮ってみた。もうだいぶ少なくなってきてしまったが、正しい「電車」というイメージを色濃く残す1100系。
基本3両編成のところへ1070系が増結されて4両固定編成となっている。
2013/05/28に脱線事故が起った有馬口駅で待機中の有馬温泉行き。いろいろあるけど、こういう風情は懐かしい。事故以来、新開地方面から有馬温泉へ直通する電車はなく全て三田方面行きに、有馬温泉へはここで乗り換えるダイヤに組み換えられている。ポイントを見ると、下り線から上り線を越えて有馬方面へ接続するレールが切断されていた。
で、私が乗ってきた電車は、このウルトラマン3000系、なんかこういう電車ってないよね、なにもかも中途半端で洗練されてないデザインが結構好きやねん。標識板も真ん中につけへんとこが、またシビレル。鵯越駅で降りる。
駅前はこういう佇まい・・・と、別のウルトラマンが反対方向へ・・・
ここから南東方向へ降りて行く。烏原 (からすわら) 貯水池へ向かって降りて行く道は、まさに神戸のファベーラの感がある (悪い意味ではない) 。
こういうセンスが、私は好きだ。ここから先は貯水池の周回路になる。もと烏原村、明治の時代に神戸の繁栄と引き換えに水没したという。
http://www.city.kobe.lg.jp/life/town/waterworks/water/suidou/03_04b.html
ダム対岸の斜面に、まとわりつくように集落が広がる。画面右上の路地を上がって行くと、やがて天王町へたどり着く。位置関係はこのようになっている。六甲山北麓からここへアクセスしようとすると、一旦市街へ出るよりも山道を伝った来た方が早い。
http://www.mapion.co.jp/m/34.688013_135.15841_8
急峻な坂道の路地を上り詰めると、忽然と長屋が姿を現わす。ここが20年以上の長きに亘り「須磨の風」という幸せの時間を創造してきた「One Foundation Kobe」の本拠地である。
http://jakiswede.com/3photos/31works/312fetes/3127sumakaze2007/index.html
http://jakiswede.com/3photos/31works/312fetes/3128sumakaze2007/index.html
ここは山中なのか街中なのか、これぞディープ神戸の醍醐味といえるだろう。
バイトがあるので早々に切り上げて、貯水池の周回路を鵯越駅へ向かう。徒歩約30分。
鈴蘭台までは普通電車の小野行きに乗る。写真は営業休止中の菊水山駅。山道とクロスするだけの、いわゆる「秘境駅」であった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/菊水山駅
小野行きも1100系に1070系を増結した4両編成であったが鈴蘭台で三田行きに乗り換え。秋の日の、束の間の癒しであった。
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