2014年05月10日

20140507 晴がもったいないその1

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 さて今日は溜まりに溜まった用事を片っ端゜から片づける。先ずは朝飯抜きでメタボ検診・・・俺にとって、この「朝飯抜き」というのんが最も辛いんよね。頭痛なるし機嫌悪なるしもうはよせえや・・・てね、ひとにメイワクがかかる。すぐ帰って飯食って種苗屋で足りなかった種を買って農具専門店で古い鍬の修理用の部品たのんであったん取りに行って市役所で印鑑証明取って父が借りていたという借金が完済済みであることを公的に証明する書類を作って母に届ける・・・

 その途中宝塚を通ったので、気が向いてかつての実家を見に行って見たら、なんとこの家を買ったという人が引越トラックを待っているところに出くわした。今日が引越なのだと・・・束の間、互いの自己紹介など笑顔で交わして世間話などする・・・うむ・・・なかなか乗りの良いいい人だ。すぐにトラックが来たので、連絡先のみ交換して別れ、川西の母を訪ねてこれを報告した。

 家が売れたのだ。新しい生活が始まる。これで名実ともに、宝塚は私たちの故郷ではなくなった。寂しさはない。軽く吹っ切れた感じがする。残る心配は、母と妹のこれからの生活だ。私に金はない。出来るとすれば、理解ある農家が空家と空き農地を格安で貸してくれて、近所に適当な仕事があることだ。ただ、それには母と妹が、本当に農的生活をしたいかどうかの見極めが必要になる。現状のような消費型都市生活では、もういくらも持たないだろう。その現実を彼等がどのように受け止めるか、これは私が口を出すべき問題ではない。私も自分のこれからの暮らしのことで精いっぱいだ。農家登録への道が開けたとはいえ、ここにも長くいられるとは限らない。農家資格が出来る事は移住するにも有利ではあるが・・・などと考えつつ伊丹へ走る。

 免許の更新だ。なんと、ゴールド免許である。ほんまによろしいんですかねえ、こんな奴にゴールド与えて・・・わりと強引な運転やねんけどな・・・普通の更新時講習よりも簡略化されていて、ごくごく形式的に30分で終り。普通の講習では、ほんまに事故はこわいと思わせられるような衝撃的な映像など見さされて、安全運転せな、というくらいの改心はちょっとだけして出てくるもんやが、今回はそれもない。あぶないなあ、ほんまにええんですかねえ。

 ちょっと付近をお散歩。上の写真は、わからんでしょうな、奥に見えるのが伊丹のイオンモール、手前の石垣は有岡城、つまり伊丹城の石垣の遺構すなわちJR伊丹駅前である。ご先祖様は戦国時代からの世間の変わりよう、このぬくぬくとした消費生活の現状をどのようにご覧になっとるであろうか・・・ああ、落ち延びたからここにはおられんとですかね、でもたまには懐かしいなって元の居城を訪ねて来ることもあるやろ。この背後にはAI・Hallちゅうてしょっちゅうジャズのライブもやってるし・・・しかし伊丹はホール多いね。ほで阪急伊丹駅まで足のばしてかつてお世話になった包丁の師匠きたはるかいなんと覗いてみたがおられんかったので引き返して、駐車してるイオンモールで駐車料金のモトとるためにちょい買い物して尼崎へ走る。


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 途中、私が阪神淡路大震災の後3年ほど住んだ「立花のガウディ」跡地に立ち寄ると、新しい家が建っていた。ここでも新しい生活が始まっていた。

 http://jakiswede.com/3photos/31works/314landscapes/3144percaso/index.html


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 あちこちで用を足していると夕刻となり、巨大コーナンで一休み。いやあモノがいっぱいあって楽しいねえ・・・ほそらく日本でも有数の運転の乱暴なエリアの道の狭さ、建て込みの窮屈さ、交通のせわしなさが妙に懐かしく、つくづくこんな時間感覚で生きていたんやなあと実感。そのまま西宮へ走ってカリーナちゃんを車検整備に出す。代車はなんとカローラ・フィールダー。途中、小便がしたくなったんで商業施設の便所に寄ったら、なんと位置の高い便器、これブラジルとかポルトガルでよく見かけるタイプで・・・だからなんやねんちゅーに。


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posted by jakiswede at 06:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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