今日も、やはり同じところで足止めを喰らう。台風の最中、主要幹線道路がほとんど通行止めのため、抜け道は結構な交通量がある。しかし、例えば土砂崩れで進路を塞がれ、あれよあれよと言ってるうちに別の土砂崩れで退路も塞がれ、途方に暮れるまもなく、頭上の斜面が崩れて土砂に埋まってしまう事は、充分にありうる。大変に危険だ。
台風が過ぎた後の有野川、河川敷の側道の上まで水が来ていた痕跡がある。
よく谷あいの川筋に農地が広がっているのを見かけるが、このようになることもある。
棚田も平時はのどかな風景だが、大雨で崩れる事もある。これらのリスクはどのように回避し、避けきれなかった場合、どういう事になるのかを調べておく必要がある。
どうにか帰宅出来たが、隣接する用水路は右岸へ氾濫しそうになっている。水利組合へ急ぎ、堰の調節をリリーフする。
合間に雨量を計っておく。たらいによる簡易な方法だが、空き缶よりは精度が高い。午前10時からの1時間で、なんと約70mm/hを観測した。同じ時間帯で国交省が設置した有野川の雨量計の記録が93mm/hの「猛烈な」雨だったのに近い「激しい」雨、その当時台風は赤穂市に再上陸、11時からの1時間は40mm/h、丹波市付近を通過していた12時からの1時間は20mm/h、舞鶴に達した13以降は観測不可能なほどの小雨になった。風は午前中は東風、午後から西風に変わった。
田んぼの周囲に植えた畔豆は全て倒された。これは現金収入の最も効果の高い丹波の黒豆であるが、残念な事に蕾の状態で水没した。
ウリやインゲンの柵も東西に張ったものは倒された。
杭で補強してあってもこの状態であるので、台風の直撃では諦めるより他はない。台風の去っていった方角を望んでバイトへGo !!
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