Ortiz Consort 第26回定期演奏会「ガンバ 夜明け前」〜楽弓からガンバコンソートまで〜
2015/05/22 (金) 19:00 \3,000/ 3,500
カトリック奈良教会 (近鉄奈良駅1番出口北へ徒歩2分)
いつもながら感謝の気持に堪えないのですが、私のような全く専門教育など受けてこなかったどこの物ともわからん馬の骨を、日本を代表する古楽演奏家の大先生達が、今年もこのように重く使って下さるという。今回の趣向は「ガンバの夜明け前」と題して、擦弦楽器のルーツを探る旅である。全ての弦楽器の源は楽弓といって、まさに弓と矢であったのだが、もともと狩に出た夫を待つ間の寂しさを紛らわすためのもので、女が使うものだとコンゴの奥地への旅で教えられたことがある。湧き上がる想いを直に口にするのははばかられるので、弓の端に口を当てて絃を矢で叩き、言葉を擬音化したのである。その後、口を使うことからヒョウタンを装備するように改良され、奴隷貿易とともに大西洋を渡った一部は、ブラジル北東部に残ってカポエイラの伴奏に使われるビリンバウになった。私がコンゴ奥地の旅で直に見たのは、大西洋を渡る前の姿であった。村の女性が自分の乳房にヒョウタンを当てたり放したりして哀しげなメロディを謳っていた。男を待つ云々という話は彼女から訊いたのである。今回の演奏会では、その楽弓の実演から始めて、打弦から擦弦の可能性に言及し、アラブ世界に於ける擦弦楽器とその伴奏を取り上げ、それがヨーロッパに伝わってViola da Gambaになるまでの軌跡を追うという趣向である。私が担当するのは、その前半第一部の原初からアラブとヨーロッパ中世の音楽的混沌の時期の古曲の伴奏になる。私の出演時間は短いのですが、もしご興味のある方がおられればチケットを押さえておきます。なお毎回早い時期に完売になりますので、お早めにご連絡下さい。
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