「豊里」発芽したので一日水を切って苗代に播いた。水を切るのは挿し木の水揚げのようなもので、一旦は乾燥状態に置いた方がその後の成長が促される・・・とはいえ、種籾から出ているのは「芽」であって、この時点ではまだ発根していない・・・また、すくなくとも種籾を苗代に播く時に、濡れた状態であれば手に付いて上手く播けないから、というのが本当の理由かも知れない。このプロセスを「籾ふり」という。
昨シーズンまでは、小さな苗代にかなり密に種籾を播いたので、苗作りがお粗末になってしまったことを反省し、今回は本田の一部を苗代として開拓することにした。雑草の繁りはじめた圃場の表面を平鍬で剥ぎ取って均し、周囲に水路を巡らしておく。表面は浅く耕して、出来れば数日陽光に曝した方が良い。
均した部分に種籾を均等に疎らに播き、水路を掘った時に出た土をほぐして覆土する。陽光に曝すことにより、土が細かくなって覆土に適する。
また、深層の土を使うので雑草の種が少なく、稲に有利な条件を期待出来る。
穀物の乏しい時期なので、必ず鳥が狙っているから、不織布で表面を覆う。
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