2015年07月31日

20150725 Congo

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 昨日、コンゴ人の知人経由で嬉しい贈物が届いた。コンゴを紹介するカラーの写真集と、コンゴ独立55周年を記念する砂絵の瓶である。送り主は、2010年の旅行の際、コンゴでお世話になった女友達である。
 話は5年前に遡る。コンゴ内陸の旅を終えてキンシャサから帰途につこうとしていた私は、奥地で手に入れた楽器などをDHLで日本に発送しようとしていた。荷物はかなりの嵩と重さがあったので、全部入れられる大きくて頑丈な段ボール箱が必要だった。中央市場 (グラン・マルシェ) へ行けばあるだろうとタカをくくって大外れ、とりあえずDHLの事務所へ行って発送手続と見積もりについて詳しく訊いた後、さてどうしようと途方に暮れていたところで、大通りの脇の小さな書店が目に入った。涼みがてらガム・テープでも売ってればと思って訊ねて入ったところに、この美しい本が平積みされていた。おずおずとそこの店員に、実は今困っているのだ、と段ボールの事を話してみると、「ちょっと待って」といって裏へ消えた。しばらく待つと、実にぴったりの分厚い段ボールの箱を抱えて戻ってきた。あまりの厚意に感謝の気持を表現しようとしていると、「ええから早よ行け、全部解決したらビールでもおごれ」・・・こういうところがコンゴ人の愛すべきところである。お礼の言葉もそこそこに店を出て、苦労してホテルまで戻り、荷物を全部詰め終ったらぴったり入った。
 しかし一難去ってまた一難、なんとか荷物をDHLに持込んだところ、中身が楽器である事から、文化的な物品を国外へ持ちだす場合には政府の許可が・・・というややこしい話になり、お先まっくらになってとぼとぼとそこを出たのである。これが帰途につく数日前、彼女とは以前から連絡を取り合っていたが、私の奥地への旅と彼女の出張があって行き違いになり、その日にDHLの前で会う約束にしてあった。この件を彼女に相談してみた。「ちょっと待って」と彼女はケータイを取りだした。結局、彼女の彼氏が政府関係に勤めていて、その手の書類はすぐ手に入り、手続も即座に終って、私は無事に帰途につき、荷物は別便で無事日本に届いたのである。
 アフリカを旅行された方はご存知だろうが、とにかく様々なトラブルが起ってその解決に時間がかかるのである。銀行へ行って外貨を両替するだけでも半日は覚悟しなければならない。そんなこんなで何事も膠着して進まないのであるが、非常に稀に、極めて聡明でてきぱきと物事を解決出来る人物がいる。私は一度ならず二度までも、キンシャサからの帰途の旅立ちの間際に、そんな現地人に救われている。
 彼女も全くそういうタイプの人物である。その後も彼女とのコンタクトは続き、日本からコンゴへ遊びに行く人たちを迎えてもらったり、日本の浴衣を送ってあげたら、お礼にコンゴのシャツを縫って送ってくれたりもした。最近ではFacebookでやり取りする事が増えたが、あるとき私たちの出会いの頃の思い出話をしていたら、その書店の事を思い出した。「大通りの脇のDHLへ来る斜めの角に小さな書店があっただろ」てな話からキンシャサ・ローカルな話題になり、「あそこに奇麗な写真集が積んであったんだよな」「ああ、知ってる」てあたりから意気投合して、なんと、その本を通りの古本屋で見つけてくれたのである。おりしも、私の知人の兄弟がたまたまキンシャサへ行くという事だったので、もし可能なら、ということでその本を買ってその人経由で持って帰ってもらおうということで、いま私の手許にある。なんという、日本とコンゴで、金を立て替えて古本屋の本を買ってきてもらうなんて、なんと信じられないことが現実になったものよ。おりしも6月30日はコンゴの独立記念日、それを祝う為の様々なものが作られているらしく、これは瓶の中に色の異なる砂を入れていって絵や文字を浮かび上がらせるという、世界でただひとつのユニークなお土産、というか友情の証となりました。幸せな一日。

http://jakiswede.seesaa.net/article/182724964.html
http://jakiswede.com/1congo/11bakoko/116miranda/116miranda.html

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posted by jakiswede at 00:10| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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