秋雨前線が下がって晴れが続くようになり、周囲の田んぼでは晩稲の出穂が盛んになってきたので、畑の除草を中断して、先に圃場周囲の草刈りをする。なぜなら、結実しはじめる時期に虫の住み処を隣接させると、そこを拠点に彼等が実を食害するからである。
稲の登熟期の農家は命がけである。となりのおばあちゃんは、なんと三反田の畔際をすべて手で刈る。恐るべき体力と精神力である。
実験的に苗箱に残した稲が、苗の大きさのまま出穂している。
集落で最初の稲刈は、いつも隣家と決まっている。しかし農作業はすべて外部へ委託、当人たちは水利組合や自治会とのつき合いだけを行っている。集落の半数ほどの農家が、実は自ら農作業はせず、外部へ委託している。大型コンバインで反当たり10分ほどで稲刈と脱穀が完了し、籾は乾燥機に回される。手作業では、一人で一週間ほどかかる。
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