2016年02月18日

20160217 Glen Vargas

KIF_1849.jpg


Glen Vargas: So Much in Love (LP, W.G. International, WG 017, 1991, US)


Amiga

Siento

Esta Noche

So Much in Love


Este amor que hay que callar

Aunque tu

Never gonna let you go


 1990年代にもなると、黎明期にはあれほど混沌として、ヤバくて毒気を放っていた音楽が、これほどまでに骨抜きされてしまうのかと思わせるほど、無難、というか、無防備でこっちが心配になる程あっけらかんとした、演歌よりももっと甘い甘いラテン歌謡サルサである。性感帯にじわっとくる和音やフレーズなんて、一曲に一箇所あれば足りるのに、それを繰り返すばかりか、何度もコードを変えてまで同じフレーズを持ち出し、最後にダメ押しまでつけてくる。同じ成金趣味のジャケットでも、Willie Colonとは真逆の価値観で迫ってくる。またそれが良い。ここまでやってくれるのなら、これはこれとして認めた上なら、夏の終わりのドライブのお供に、ちょっとラテンなカクテルでも試してみたくなった時のBGMに、これほど気分の盛り上がる音楽もない、ということで、これにて早くもサルサを終わりにして、Jazzへいきましょか・・・

posted by jakiswede at 23:44| Comment(0) | 変態的音楽遍歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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