2017年05月22日

20170522 Karimabad (Hunza)

Uyghur-Pamir 2017.05.22.3 Karimabad_Hunza

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 Zero Pointから土産物など買い集めながらホテルに向かう。印象に残った買い物は、この街で手作業で実用的なシャツを作っている仕立て屋の男に出会ったことだ。たまたま土産物のスカーフを選んでいるところへ店の用事で現れて、私が彼の来ているシャツを褒めた。カミースほど丈が長くなく、貫頭衣のように質素でありながら適度にオシャレだった。すると彼は「これは自分の作品だ。もしよかったら店に来てくれ、すぐそこだ。」土産物屋の主人も、それはいいとうなずくのでついて行ってみた。そこは通りからちょっと奥まった手狭な作業場で、彼はそこらを手早く片付けると、目で私のサイズを見極めると、棚から何枚か同じ柄のシャツを出して来た。適当に肩を合わせて、「これを着てみろ」というので着てみたら、見事に寸法が合っていて、腕の太さといい肩の収まりといい、実に快適なのだ。二つ返事の言い値で買ったが1,000PKRだった。いやあ彼の人柄といい、良い買い物をしました。

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 そんなこんなで楽しく時は過ぎて、部屋に戻るとバルコニーからの眺めに一服して、そこらで適当に買い集めたもので軽くランチにして、荷造りとチェック・アウトを済ませる。Passuを発った時ほどの感慨はないが、これでもうすぐ旅の終わりだということをしみじみと実感する。

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 さて出発である。荷物を背負って、足掛け三日色々と楽しませてくれた店の人たちの写真など取らせてもらってお別れをしつつ、ちょうどスズキが一台降りてきたので捕まえてAriabadまで降りる。Gilgitまで行くというと、バス・ターミナルまで送ってくれた。バスといってもワンボックスのバンを改装したもので、190PKR、2時間ほどのドライブである。

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posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | Uyghur-Pamir 2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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