2018年06月11日

20180611 やっぱり麦刈り

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 麦刈りを一旦延期しようとは思ったものの、電線にずらっと並んだスズメの視線がいよいよ抜き差しならぬものとなり、近づいても一向に逃げる気配どころか、かえってこちらを威嚇して来る始末なので、早いのは十分承知の上で刈りはじめる。今シーズンからは、小麦藁を茅葺材料に供給するため、従来のすじまきから、畝全体にばらまく方法をとって増産を図ったのだが、どうもまきすぎたか、あるいは麦踏みをしなかったことで無効分蘖が増えたか、写真左手のようにしっかりと育ったものが少なく、大半が極めて細く草丈も短く穂も極小さい。さらに芒のない「ユキチカラ」は食害されやすく、すでにほとんどのみが荒らされている。スズメは、小麦が完熟する前の乳液状態の実を吸う。したがって、人間が完熟を待っている間に食害しまくるのである。写真の状態では、まだ刈り旬ではない。しかし刈り進む手元におびただしく散らかった未熟な身を見ると心が焦る。「ユキチカラ」を刈り取っている間に、スズメの大群は隣の畑の「ミナミノカオリ」に群がる。こちらは芒があって食べにくいので、穂首をくわえて引き倒してから、その上にまたがって実をついばむのである。「ユキチカラ」と「ミナミノカオリ」のどちらが人間にとって歩留まりが良いのか・・・小麦は色づいてから完熟までが早い。しかも、刈り取ったものはすぐに束ねてハザかけしてシートで養生しなければ、断続的に降る雨に苛まれる。つまり一連の作業が終えられる程度の止み間が確信できなければ作業を始められないのである。空を睨みつつ、風を読みつつ、食べ寝て干せるだけの量を見極めて、小刻みに作業を進めなければならないので、勢い時間がかかってしまう。その間にも、スズメの大群は押し寄せて、群がって、狂ったように食い散らかすのである。ああ・・・今シーズンのパンは・・・ ??


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posted by jakiswede at 20:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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