2018年09月04日

20180904 お散歩

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 どうやら暴風圏から抜けたようで、今回はかなり緊張感を持って対策立てた割には、ことここに関しては素通り状態でした。もすこし治ったら田畑の状態など確認に出かけてみませうね。今日行くはずだったコンサート、そのために轟々の批判を無視して休みまでとったのに、ピンポイントでヤラレてしもてヒマ持て甘しとるんでちょいとこの近隣のことなど書いてみませうね。
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 ここは丹波大坂街道道場宿の川向かいにある農村の一角です。三田と有馬の中間に位置し、新名神高速の神戸JCTの近く、橋脚落下事故のあったあたりです。ここへ引っ越してきたのが2007年なので11年前の今頃でした。旧街道筋に食料品店くらいあるだろうと思っていたが甘かった。しかし宿場の外れに魚屋があった。切り身は売ってない、魚はあるのかと訊くと予約しろというので鯖を頼んでみたら丸一本でないと売れないという。まあええわと思て一本頼んだら\1,500だった。捌いて下ろしていろいろにして食ったらうまかったので何日か後で買いに行ったら閉まっていた。その後、開いているのを見たことがない。
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 縁がないとはこういうことを言うのだろう。豆腐が好きなので豆腐屋を見つけてもめん一丁を頼んだ。\150で豆の匂いがムワッとする大変美味しい豆腐だったので、これも気に入って後日買いに走ったら閉店しとった。その後、開いているのを見たことがない。
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 縁がないとはこういうことを言うのだろう。その後何年か経って、どうにか食品の保存や加工技術を、自分のやりたいものについては一通り習得したときに、製造許可を得るために、地域の共同加工所があるというので尋ねてみたことがある。しかしそこでは「塩田餅」という地域の名産とやらを細々と製造しているだけで、部外者には絶対貸さないという。そのあたりから私に対する村の不信感が広まってきたようにも思うが、そこもしばらくして開いているのを見たことがなくなった。
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 縁がないとはこういうことを言うのだろう。まあそれから長い年月が経って、一通り村の排斥運動も飽きてしまったらしく、居座り続ける私にも直接的な力が振るわれることもなくなり、私自身も落ち着いて周囲を出歩くことができるようになったので、前から気になっていた料理屋を訪ねてみることにした。ところがそこも私が食事をした月の末には廃業してしまった。
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 まあこのように私はこの村には縁がなく、従って伸び伸びと自由にやって、周囲からの視線を無視しうる特別な立ち位置を得たわけだ。
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 そんなことをつらつら思いつつぶらぶら駅の方へ行ってみると、この神戸電鉄というのは独特の風情があってよろしおまんなあ・・・ほんまに正しい電車の顔をしとる・・・
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正面二枚窓のウルトラマンも、このダサさはいかにも神戸という場所柄をよく表しとるし・・・
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あっ・・・こ・・・これは・・・なんと、神戸電鉄オリジナル塗色ではないか !! こんな遊び心まであるんや神鉄 !! いったいこのことに誰が気づいていただろう、乗ってる客なんか一人も気がついてへんのちゃうやろか。
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めっちゃかっこええねんけど、どうせなら行先表示幕の字体もオリジナルに戻してほしかったわ。
posted by jakiswede at 14:34| Comment(0) | 写真散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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