2019年01月26日

20190126 天地返し

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 正月から「ファイヤーファイヤー」と言ってただ喜んでいたわけではない。昨シーズン私の田んぼでは紋枯病・赤枯病が多発し、従来からの稲熱病と複合してかなりの病変が見られた。幸いにして、収量や食味に影響するほどではなかったが、これらは病原菌が同じ圃場で越冬して、翌シーズンからも被害を及ぼすとのことなので、できるだけの対策を打つことにした。稲熱病は、種もみや苗代での感染が多く、私の田んぼでは苗稲熱がほとんどであり、これは稲の成長とともに彼ら自身が克服して行く様子である。しかしここ数年、高温多湿と強風にさらされることが多く、稲の高温障害や立ち枯れが散見されるようになり、昨シーズンはかなり大規模に紋彼病・赤枯病の病変が観察された。さらに不耕起栽培を続ける中で、表土に枯れ草を敷き詰めるやり方によって、かえって地中にランナーを伸ばす種類の植物に有利な条件を与えてしまった結果、とくに田芹の大規模な繁殖を見た。主にこの二つの問題を克服するために、圃場の表土を焼いて菌核を焼き殺し、さらに地下茎を寒気に当てることによって根を枯らすことを企図した。ファイヤーの後、程よく灰が落ち着いたので、表土20cm程度の表面積をなるべく大きくするために、ショベルで少しずつ土を反転した。写真に写っている部分の作業時間が約30分であったので、数日あれば一反全てを反転することができるであろう。病気への対策、雑草防除に薬剤を使わないとすれば、それに代わる何らかの処置が必要になる。安全な食事のためでもあるが、隣接する専業農家の圃場に伝染させてしまっては補償問題にも発展しかねない。オーガニックを唱えることは簡単だが、実践することは難しい。結果は来シーズン示されるであろう。

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2019 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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