2019年04月07日

20190407 万引き未遂子供

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先日のこと。バイト先で客の子供がお菓子売り場を散らかしてた。幼い兄弟で、上の子は小学一年くらい、下の子は幼稚園だろう。いくつかの菓子をポケットに押し込んで、さらにおまけ付きのチョコレートをバラして中身を出している現場を、売り場の陰から確認した。

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近づいて声をかけると、取った菓子を売り場に投げ出して逃げようとしたので、立ちはだかって諭した。

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一応は認めたので二人の手を取り、保護者を探した。しかし本人たちは協力しない。

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やがて母親の方が見つけて声をかけて来たので、私が「実は、お子様が万引きを仕掛けているのを見つけましたので、私が諭しました。小さなお子様でもありますし、取ったものもお返しいただいたので、これ以上のことは申しません。どうかよろしくお願いします」と言いかけた途端、母親の手は上の子の頭を平手打ちしていた。

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兄弟には二人の姉があって、母親の友人とみられる女性も同行していた。総勢6人であった。私は「もう商品はございませんか」と彼らのボケットを確認するように母親を促した。

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その後、現場にご案内して一部始終を説明した。弟のポケットからおもちゃがバラバラになって出てきた。私はそれをチョコレートのおまけではないかと思ったが、それまで自分たちのおしゃべりに夢中になっていた二人の姉が、「自分のおもちゃポケットに入れてただけちゃうん」と言い出した。弟たちも「僕らなんにも取ってない」と言い出した。母親は「あんたらが変な行動とるから疑われんねやろ」と弟たちを叱った。

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私は最初に申し上げたことが母親に伝わっているものと思って「ではこれ以上はないようですので、よろしくお願いします」と申し上げてその場を離れた。

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10分ほど経ってから私は店長に呼び出された。父親からの抗議電話であった。私本人から謝罪の電話を要求していた。結論から言うと、私の取った行動は不適切だった。子供だから諭したのだが、万引き行為が成立していないのに、客を万引き犯扱いしたのだ。私の真意が母親に伝わっていると思い込んでいたのだが、そうではなかったようだ。電話の主は逆上していた。しかも明らかにシロウトではない。店長と相談した結果、平謝りに謝るしかなかった。相手は来ると言った。店長と私は待っていたが結局来なかった。私は甘かった。事実を視認したら、複数で清算を確認し、家族が店外に出たところで声をかける。基本中の基本だ。それを忘れたわけではない。子供だから諭した心が仇となった。私は会社に迷惑をかける結果になってしまった。全ては店長が引き受けた。私は仕事で返すより他にない。

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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