2019年04月24日

20190424 mahoor

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https://www.mahoor.com

先日見つけたキヨーレツなサイトに敢えて英語でメールを送ってみた。テヘランのCDショップである。イランの音楽への愛をいっぱい込めたメールを送ったら、それを上回る濃厚な返事が流暢な英語で返ってきて、ファルジー語のキーワードをアラビア文字で教えてもらって、サイト上で購入手続きして、PayPalで代金を送金して、待ってたら今日届いた。左手に持ってるのは、来日公演を見に行って以来のファンで、セタール奏者のHossein Alizâdehのソロ作で、ほんまにどこにも見当たらなかったもの、右手のものはイラン領内に住んでいるクルド人によるムカームの一種で、アゼルバイジャンからイラン寄りのテイストを持ったなかなか濃い内容のもの。特にHossein Alizadehのソロ作は、弾いている楽器がセタールではなく、Sallânehという、サズとウードの中間のような楽器の独奏で、豊かな中低音と、独特のくすんだ高音が、なんとも言えぬ哀感を帯びていて、録音技術やそのクオリティの高さもあいまって、おそらく一生ものになりそうな素晴らしい作品である。このような生き生きとした伝統音楽が好きだ。伝統のみに踏みとどまっていてはどんどん干からびていく。だからといって安易なアレンジを施すと途端に陳腐化して取り返しがつかなくなる。決して踏み外さないが、広がり深みがあって生き生きしている。これは本当に難しいと思う。対応してくれたイラン人のスタッフの気持ち良さとともに、2枚とも素晴らしい買い物だった。

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 変態的音楽遍歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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