自分たちが出演するはずだったイベント「Felabration Osaka」へ行ってきた。全く素晴らしいイベントだったし、出演バンドAfrobeat Eat Osakaの演奏も素晴らしかった。よくあそこまで、あの黒くて重たいニュアンスを演奏できたものだと感心した。そしてなにより、アフリカ音楽に関心のある人や関わる人の層の厚さが、自分たちの現役時代と比べ物にならないほど大きくなっていたことに驚かされた。文化として着実に定着している。そしてこれらの演物の中に自分たちが出演できていたら、Afrobeatとは全く異なるRumbaの音世界を提示することができただろうに、このお客さんの前で、自分たちの演奏は行われるべきだった。このイベントは、出るべきイベントだった。初めての本格的ライブハウスでのフルセットでの演奏となった十三Fandangoでのライブは、ステージ感が戻りきっていなかったことによるミスの連発と、かなり無理して突貫工事したステージングにボロが出て、痛恨のライブとなってしまった。これらの修正と、新たな挑戦の雛形が出来上がりつつあったときに、その初めてのステージ・リハを打ち合わせている最中にあいつが死んだ。我々のやっている音楽はギター・ミュージックである。我々のこの感覚、ルンバ・コンゴレーズの持つあの感覚に惚れ込み、自ら音を紡ぎ出していくギタリストに出会えるチャンスなど、ほぼ皆無に等しい。それを待っている間に我々は年を取り過ぎてしまうだろう。イベントを見た後、我々は決意した。メンバーが欠けても、片手片足がちぎられても、何かが足りなくても、妥協するのではなく、我々はやり切る。そんな決意に至るとは思わなかったが、残されたメンバーでやるしかないのだ。せっかくここまで作り上げてきたものが、風雨に蝕まれてしまうよりは、それがたとえどんなに不完全で取るに足りないものであっても、やることの方に意義がある。よし、やろう。
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- 20181103 Karly Chockers @ AMK
- 20181006 Karly Chockers